ごかせ号
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ごかせ号（西日本鉄道）
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ごかせ号（宮崎交通）
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一時期運行されていた「ごかせ号」夜行便専用車（西日本鉄道）、現在は廃車。
ごかせ号（ごかせごう）は、西日本鉄道と宮崎交通が運行する福岡県福岡市と宮崎県高千穂町・延岡市を結ぶ昼行高速バス路線である。名称は沿線を流れる五ヶ瀬川に由来する。
以前は、南宮崎（宮交本社前）から国道10号を経由、高鍋・日向を経て延岡を結んでいた特急バスの愛称であった。
概要
九州自動車道・国道218号などを経由し、福岡市と延岡市を結ぶ路線である。ほかに、観光地として知られる高千穂、通潤橋を控える山都町など、熊本県中東部および宮崎県北部の国道218号沿いの山間部の各市街地にも停車する。
現在4往復が運行されている。JR特急列車に比べて運行本数は少ないが、運賃の低廉さと乗り換え不要の利便性から人気がある。
全便が座席指定制で、乗車には事前に予約の上、乗車券購入が必要である。SUNQパスは全九州版のみ使用可能（利用区間にかかわらず北部九州版は不可）。このほか、当路線専用の4枚綴り回数券（ごかせきっぷ）がある。
なお、運行開始当初は夜行便もあったが、現在は運行されていない。
沿革
- 1989年3月1日 - 運行開始。
- 1991年8月1日 - 夜行便新設。
- 1993年4月20日 - 夜行便廃止。昼行便1往復増発。
- 2003年10月1日 - 矢部町（現・山都町）停留所への停車を開始。
- 2009年4月1日 - 美里町停留所への停車を開始。
- 2012年12月3日 - 西鉄便の担当が福岡高速自動車営業所（運行を西鉄高速バスに管理委託）から博多営業所（自社直営）に変更。
運行会社
- 宮崎交通
- 担当営業所：延岡営業所
運行経路・停車停留所
太字は停車停留所。福岡県内間（博多バスターミナル - 八女IC）ならびに宮崎県内間（五ヶ瀬町役場前 - 延岡駅前）のみの利用は不可＜クローズド・ドア＞。但し、熊本県の美里町・山都町においては両方向ともに乗降可。
- 博多バスターミナル - 西鉄天神バスセンター - 天神北ランプ - ＜福岡都市高速1号線・2号線＞ - 太宰府IC - ＜九州自動車道＞ - 高速基山 - 久留米IC - 八女IC - 松橋IC - ＜国道218号＞ - 美里町 - 山都町（矢部） - 五ヶ瀬町役場前 - 宮崎交通高千穂バスセンター - 青雲橋（日之影町） - 川水流（北方） - ＜北方延岡道路＞ - 延岡駅前
主な区間の所要時間
- 西鉄天神バスセンター - 高千穂バスセンター
- 所要時間 - 2時間53分
- 西鉄天神バスセンター - 延岡駅前
- 所要時間 - 4時間11分
使用車両・車内設備
- スーパーハイデッカー
- 独立3列シート
- テレビ・ビデオ・ラジオ （ビデオ映画は始発から終点まで2本放映される。）
- 化粧室
- 毛布
- この他、過去には車内公衆電話やマルチステレオ（音楽サービス）、おしぼり・湯茶サービスもあったが、現在は廃止されている。
- 西鉄便では時として近年導入された新車のハイデッカー車両が使用されることもあり、この場合は化粧室の設置箇所が従来の中央床下部分ではなく車内左後部になっている。
競合他社など
ハッコートラベルが福岡市（博多駅筑紫口福岡東総合庁舎前）と高千穂町・延岡市・門川町・日向市を結ぶ高速バス「ハッコーライナー」を1往復運行している。当初はツアーバスとして運行されていたが、2013年8月1日より路線バスとなっている。
