モビルファイター
モビルファイター (MOBILE FIGHTER) は、アニメ『機動武闘伝Gガンダム』およびその派生作品に登場する、架空の兵器の分類の一つ。
ガンダムファイト専用に開発されたモビルスーツあるいはモビルアーマーのことを指す。略称はMF。
概要
戦闘機などの延長上にあるコントロールスティックやフットバー等での操縦にAIなどによる支援が加わったものであるモビルスーツ(MS)に対して、MFは搭乗者・ガンダムファイターの動きがそのままMFの動きに反映されるモビルトレースシステムで操縦する。そのため、MFの関節構造などは限りなく人体構造に近いものになっている。
また、MFは通常ガンダムファイト専用の機体として建造されるため、大半のMFはガンダムタイプである。
ガンダムファイトのルール上、頭部を破壊された場合は失格となる。また、ケイブンシャ発行の『機動武闘伝Gガンダム大百科』によると、MFの管制システムは頭部に集中しており、そのため頭部を破壊されると行動不能になると解説されていて、『超級!機動武闘伝Gガンダム』においても同様の描写がされている。
ガンダムファイト本戦に出場するMFには大会登録番号が与えられ、ガンダムファイト運営委員会によって管理される。登録番号の発行規則は、"GF"+ガンダムファイトの回数+"-"+所属国家の前回大会の順位+所属国家の略号、となっている。また、大会途中で乗換えを行った場合、2機目以降にはその直後に、何機目かを示すローマ数字が付く。ゴッドガンダムの場合、「GF13-017NJ II」の登録番号が与えられている。これは「GF13」が「第13回ガンダムファイト」の出場機体であること、「017」は前回大会の順位、「NJ」は所属国家のネオジャパン、末尾の「II」が第13回大会のレギュレーションに則り、乗り換えが行われた2機目のガンダムであることを示している。
ただし同じガンダムが複数回ガンダムファイトに出場した場合のみ複数個の大会登録番号を持っている場合がある。具体的には第9回-第12回大会に出場したジェントル・チャップマンの駆るブリテンガンダムと、第12回並びに第13回大会に出場した東方不敗マスター・アジアの駆るクーロンガンダムである。
モビルトレースシステム
モビルトレースシステムはMFを制御する操縦系であり、搭乗者側は様々なセンサーを仕込まれたファイティングスーツを着込み、機体内部に乗り込む。スーツの着用はゴム状の薄い膜を張ったリングが搭乗者の頭上から下に向かって通過し、搭乗者の体にフィットするように膜が貼り付きスーツが形成される。この時、体には大きな負荷がかかるため非ガンダムファイターである一般人にとっては苦痛を伴う作業となる。システム側は搭乗者のスーツに仕込まれたセンサーから得られる様々な動きをトレースし、モーションキャプチャの様に、機体を動かす。しかしそれだけではMFの構造と人間の骨格は違うため内蔵兵装やビット兵器の使用はおろか、歩くことすらおぼつかない。パイロットの意思や感情などをデータに含め機体稼働にコンバートして機体を動かしている。
機体構造や機械関係の知識等を深く理解していなくても直感的に操縦が可能であるため、MSの操縦に慣れた人物よりも格闘技等に精通した人物の方がより優れた動きを見せる事ができる。
一覧情報
参照場所はモビルファイター名からのリンクを参照。
各国関連MF
複数のMFが登場した国のMF(モビルファイター)を記載。
モビルファイター名 | 出場大会・備考 |
---|---|
ネオジャパン関連MF | |
ヤマトガンダム | 第7回出場 (漫画のみ) |
ウルベ機(名称不明) | 第12回出場 |
シャイニングガンダム | 第13回出場 |
ライジングガンダム | 大会未出場 |
シェイディングガンダム | 大会未出場 (漫画のみ) |
デビルガンダム (アルティメットガンダム) |
大会未出場 |
ゴッドガンダム | 第13回出場(優勝) |
シャイニングアッガイ | アッガイファイ出場 (漫画のみ) |
ハイパーゴッドガンダム | 第14回出場(優勝) (漫画のみ) |
テンロウガンダム | 大会未出場 |
ブラックガンダム | 大会未出場 |
ネオアメリカ関連MF | |
ガンダムフリーダム | 第2回出場(優勝) |
ガンダムフリーダム | 第7回出場 (漫画のみ) |
ガンダムマックスター | 第13回出場 |
ガンダムマックスリボルバー | 第13回出場 (漫画のみ) |
アッガイマックスター | アッガイファイ出場 (漫画のみ) |
ネオフランス関連MF | |
バロンガンダム | 第5回出場(優勝) |
エッフェルガンダム | 第7回出場 (漫画のみ) |
ガンダムローズ | 第13回出場 |
ミラージュガンダム | 大会未出場 (国内大会のみ) |
ガンダムヴェルサイユ | 第13回出場 (漫画のみ) |
ネオロシア関連MF | |
モスクガンダム | 第7回出場 (漫画のみ) |
コサックガンダム | 第8回出場(優勝) |
ボルトガンダム | 第13回出場 |
ガンダムボルトクラッシュ | 第13回出場 (漫画のみ) |
ネオチャイナ関連MF | |
フェイロンガンダム | 第4回出場(優勝) |
コウガガンダム | 第7回出場 (漫画のみ) |
ドラゴンガンダム | 第13回出場 |
ガンダムダブルドラゴン | 第13回出場 (漫画のみ) |
ネオホンコン関連MF | |
クーロンガンダム | 第12回出場(優勝) 第13回出場 |
マスターガンダム | 第13回出場 |
ネオイングランド関連MF | |
ブリテンガンダム | 第9回出場(優勝) 第10回出場(優勝) 第11回出場(優勝) 第12回出場 |
ジョンブルガンダム | 第13回出場 |
ネオドイツ関連MF | |
カイザーガンダム | 第7回出場(優勝) |
ガンダムシュピーゲル | 第13回出場 |
ネオイタリア関連MF | |
ディアボロガンダム | 第7回出場 (漫画のみ) |
ネロスガンダム | 第13回出場 |
ネオエジプト関連MF | |
ファラオガンダムIII世 | 第3回出場(優勝) |
ファラオガンダムIV世 | 第4回出場 |
ファラオガンダムXIII世 | 第13回出場 |
スフィンクスガンダム | 大会未出場 |
ネオギリシャ関連MF | |
バルカンガンダム | 第1回出場(優勝) |
ガンダムスパルタン | 第7回出場 (漫画のみ) |
ゼウスガンダム | 第13回出場 |
ネオインド関連MF | |
バラモンガンダム | 第7回出場 (漫画のみ) |
コブラガンダム | 第13回出場 |
ネオデンマーク関連MF | |
マーメイドガンダム | 第13回出場 |
海洋生物型ガンダム | 大会未出場 |
ネオネパール関連MF | |
タントラガンダム | 第11回出場 |
マンダラガンダム | 第13回出場 |
ネオドードー[1]関連MF | |
ディック・ザ・ガンダム | 第10回出場 (漫画のみ) |
タイガー・ジェット・ガンダム | 第11回出場 (漫画のみ) |
アブドーラ・ザ・ガンダム | 第12回出場 (漫画のみ) |
ジャンピングガンダム | 第13回(乱入) (漫画のみ) |
ガンダムマスク | 第13回出場(乱入) (漫画のみ) |
各大会出場MF
複数のMFの出場が確認されている大会に出場したMF(モビルファイター)を記載。優勝したMFのみ判明している大会は記載しない(歴代優勝MFも参照)。
モビルファイター名 | 代表国・備考 |
---|---|
第4回大会出場MF | |
フェイロンガンダム | ネオチャイナ |
ファラオガンダムIV世 | ネオエジプト |
第7回大会出場MF | |
カイザーガンダム | ネオドイツ |
ディアボロガンダム | ネオイタリア |
コウガガンダム | ネオチャイナ |
モスクガンダム | ネオロシア |
エッフェルガンダム | ネオフランス |
ガンダムフリーダム | ネオアメリカ |
ガンダムスパルタン | ネオギリシャ |
バラモンガンダム | ネオインド |
ヤマトガンダム | ネオジャパン |
第10回大会出場MF | |
ブリテンガンダム | ネオイングランド |
ディック・ザ・ガンダム | ネオドードー (漫画のみ) |
第11回大会出場MF | |
ブリテンガンダム | ネオイングランド |
タントラガンダム | ネオネパール |
マンモスガンダム | ネオシベリア |
タイガー・ジェット・ガンダム | ネオドードー (漫画のみ) |
第12回大会出場MF | |
クーロンガンダム | ネオホンコン |
ブリテンガンダム | ネオイングランド |
ウルベ機(名称不明) | ネオジャパン |
アブドーラ・ザ・ガンダム | ネオドードー (漫画のみ) |
アッガイファイト出場MF | |
シャイニングアッガイ | ネオジャパン |
アッガイマックスター | ネオアメリカ |
第13回大会出場MF
ここでは、主にテレビアニメ『機動武闘伝Gガンダム』に登場した機体について記述する。
モビルファイター名 | 代表国・備考 |
---|---|
シャイニングガンダム | ネオジャパン |
ゴッドガンダム | ネオジャパン |
クーロンガンダム | ネオホンコン |
マスターガンダム | ネオホンコン |
ゼウスガンダム | ネオギリシア |
ジョンブルガンダム | ネオイングランド |
ガンダムマックスター | ネオアメリカ |
ガンダムマックスリボルバー | ネオアメリカ (漫画のみ) |
ガンダムローズ | ネオフランス |
ガンダムヴェルサイユ | ネオフランス (漫画のみ) |
ドラゴンガンダム | ネオチャイナ |
ガンダムダブルドラゴン | ネオチャイナ (漫画のみ) |
バイキングガンダム | ネオノルウェー |
ボルトガンダム | ネオロシア |
ガンダムボルトクラッシュ | ネオロシア (漫画のみ) |
ガンダムゼブラ | ネオケニア |
ガンダムシュピーゲル | ネオドイツ |
マーメイドガンダム | ネオデンマーク |
コブラガンダム | ネオインド |
ランバーガンダム | ネオカナダ |
ジェスターガンダム | ネオポルトガル |
アシュラガンダム | ネオシンガポール |
マンダラガンダム | ネオネパール |
マタドールガンダム | ネオスペイン |
スカルガンダム | ネオマレーシア |
テキーラガンダム | ネオメキシコ |
ノーベルガンダム | ネオスウェーデン |
ファラオガンダムXIII世 | ネオエジプト |
ミナレットガンダム | ネオトルコ |
テムジンガンダム | ネオモンゴル |
ネロスガンダム | ネオイタリア |
ネーデルガンダム | ネオオランダ |
ガンダムマグナート | ネオポーランド |
アラクノガンダム | ネオキューバ |
スカッドガンダム | 不明 |
ブロ-ニングガンダム | ネオベルギー (漫画のみ) |
社長ガンダム | ネオドードー (漫画のみ) |
クイダオレガンダム | ネオオオサカ (漫画のみ) |
歴代優勝MF
モビルファイター名 | 大会回数 | 代表国 | ガンダムファイター | 大会登録番号 |
---|---|---|---|---|
バルカンガンダム | 第1回ガンダムファイト | ネオギリシャ | ヘローダ・ディオニソス | GF1-035NGR |
ガンダムフリーダム | 第2回ガンダムファイト | ネオアメリカ | フィアー・フィラデル | GF2-014NA |
ファラオガンダムIII世 | 第3回ガンダムファイト | ネオエジプト | ダハール・ムハマンド | GF4-013NE |
フェイロンガンダム | 第4回ガンダムファイト | ネオチャイナ | サイ・フェイロン | GF4-005NC |
バロンガンダム | 第5回ガンダムファイト | ネオフランス | フェルナンド・ロワール | GF5-026NF |
ガンダムトーネード | 第6回ガンダムファイト | ネオイタリア | ビットリオ・アルジェント | GF6-021NI |
カイザーガンダム | 第7回ガンダムファイト | ネオドイツ | ウォルフ・ハインリッヒ | GF7-021NG |
コサックガンダム | 第8回ガンダムファイト | ネオロシア | スキレイ・ジリノフス | GF8-011NR |
ブリテンガンダム | 第9回ガンダムファイト | ネオイングランド | ジェントル・チャップマン | GF9-003NEN |
第10回ガンダムファイト | GF10-001NEN | |||
第11回ガンダムファイト | GF11-001NEN | |||
クーロンガンダム | 第12回ガンダムファイト | ネオホンコン | 東方不敗マスター・アジア | GF12-035NH |
ゴッドガンダム | 第13回ガンダムファイト | ネオジャパン | ドモン・カッシュ | GF13-017NJ II |
ハイパーゴッドガンダム | 第14回ガンダムファイト | ユウゴ・カガミ |
シャッフル同盟関連MF
シャッフル同盟となった人物がその前後に搭乗したMF(モビルファイター)を記載。
称号 | 人名 | モビルファイター |
---|---|---|
キング・オブ・ハート | シュウジ・クロス (東方不敗マスター・アジア) |
ヤマトガンダム(漫画のみ) |
シャッフル・ハート | ||
クーロンガンダム | ||
マスターガンダム | ||
ドモン・カッシュ | シャイニングガンダム | |
シャイニングアッガイ(漫画のみ) | ||
ゴッドガンダム | ||
クイーン・ザ・スペード | マックス・バーンズ | ガンダムフリーダム |
シャッフル・スペード | ||
チボデー・クロケット | ガンダムマックスター | |
アッガイマックスター(漫画のみ) | ||
シャッフル・スペード(漫画のみ) | ||
ガンダムマックスリボルバー(漫画のみ) | ||
ジャック・イン・ダイヤ | ナシウス・キルヒャ | エッフェルガンダム(漫画のみ) |
シャッフル・ダイヤ | ||
ジョルジュ・ド・サンド | ガンダムローズ | |
シャッフル・ダイヤ(漫画のみ) | ||
ガンダムヴェルサイユ(漫画のみ) | ||
クラブ・エース | アラン・リー | コウガガンダム(漫画のみ) |
シャッフル・クラブ | ||
サイ・サイシー | ドラゴンガンダム | |
シャッフル・クラブ(漫画のみ) | ||
ガンダムダブルドラゴン(漫画のみ) | ||
ブラック・ジョーカー | トリス・スルゲイレフ | モスクガンダム(漫画のみ) |
シャッフル・ジョーカー | ||
アルゴ・ガルスキー | ボルトガンダム | |
シャッフル・ジョーカー(漫画のみ) | ||
ガンダムボルトクラッシュ(漫画のみ) |
ア行
アシュラガンダム
ネオシンガポール代表。ガンダムファイターはラセツ・ダガッツ。
タッグマッチで戦うこととなった決勝トーナメントでドモンのゴッドガンダム、アレンビーのノーベルガンダムのタッグと対戦した。ネオマレーシアのスカルガンダムとタッグを組む。その名の通り阿修羅のような6本の腕を持ち、脚部と腕部2つが分離・合体して相手を押さえ込むサポートメカとなる。超絶紅蓮という必殺技も持っていたが、ドモン・アレンビーペアには通じなかった。
元は児童誌で募集した読者デザインを大河原邦男がクリンナップしたもの。
アッガイマックスター
アブドーラ・ザ・ガンダム
第12回ガンダムファイトのネオドードー代表モビルファイター。劇中登場したのは名前と上半身だけで、ガンダムファイターなど詳細は不明。
伊達直子の台詞に登場、代表決定戦にて伊達博士の開発したガンダムを倒して代表に選ばれたことが語られた。褐色の肌で恰幅がいい禿頭の男を思わせる、丸みを帯びたボリュームのある体型。両手指には皺があり、額には何本もの縦溝が入っている。
アラクノガンダム
重量級の機体を誇り、腕には大型の斧を装備している。アラクノとはギリシア語で「蜘蛛の巣」を意味する言葉であり、その名の通り背中のバックパックに6本のタランチュラクローという隠し腕を持ち、接近戦に持ち込んでは不意をつくという戦法を取るはずだった。しかし、対ガンダムローズ戦でその技を披露する前に、乱入してきたシャイニングガンダムにやられた。
その後のガンダム連合に参加している。
ウルベ機(名称不明)
第12回ガンダムファイトのネオジャパン代表MF。ガンダムファイターはウルベ・イシカワ。
決勝大会でクーロンガンダムに敗れる。
性能や技などは不明だが、紺と黄をベースにした鎧武者のようなデザイン。
エッフェルガンダム
テンプレート:機動兵器 ネオフランス代表。ガンダムファイターはナシウス・キルヒャ。大会登録番号GF7-019NF。
カ行
カイザーガンダム
テンプレート:機動兵器 第7回ガンダムファイトのネオドイツ代表MF。大会登録番号はGF7-021NG。ガンダムファイターはウォルフ・ハインリッヒ。
序盤から2対1で戦っていても無傷で勝利するような圧倒的な強さをみせつけるが、ウォルフのガンダムファイトへの参加は謎の組織カオスの計画を阻止するためだった。最終的にカオスの計画(最終兵器)を潰す役目はシュウジ達シャッフル同盟が担うこととなり、自身は多数のカオスの部下を相手にガンダムファイトを行い、優勝を果たす(カオスの部下の優勝を阻止する)。
デザインはガンダムシュピーゲルの初期稿をアレンジして流用[2]。
海洋生物型ガンダム
ネオデンマーク所属のガンダム。ガンダム連合の一員としてマーメイドガンダムと共に登場。カニやエビ、アンコウ、タコやヒラメ、エイといった魚介類を模しているMF群である。
劇中ではマーメイドガンダムプロトタイプと呼ばれていた。
ガンダムシュピーゲル
ガンダムスパルタン
テンプレート:機動兵器 ネオギリシャ代表。ガンダムファイターはデロス・アルゴス。
ガンダムゼブラ
ネオケニア代表。ガンダムファイターはコンタ・ン・ドゥール。
決勝リーグ進出を果たした機体の一つ。両肩からシマウマの毛皮をまとったような形状とカラーリングになっている。毛皮状の装甲に包まれているが機動性は極めて高く、そのスピードと瞬発力は大会屈指である。
漫画『超級!機動武闘伝Gガンダム』では、その毛皮の色合いを生かして背景のサバンナに溶け込む神出鬼没ぶりを見せ、さらにシマウマ譲りの強烈な後ろ蹴りを披露するが、チボデーのガンダムマックスリボルバーのデビュー相手として「一蹴」された。
ガンダムフリーダム
同名の機体だが、第7大会のガンダムフリーダムはマックス・バーンズの兄が作った別機体。
ガンダムフリーダム(第2回大会)
テンプレート:機動兵器 ネオアメリカ代表。ガンダムファイターはフィアー・フィラデル。大会登録番号GF2-014NA。第2回大会を優勝したMF。
ガンダムフリーダム(第7回大会)
テンプレート:機動兵器 ネオアメリカ代表。ガンダムファイターはマックス・バーンズ。大会登録番号GF7-023NA。
ガンダムマグナート
テンプレート:機動兵器 ネオポーランド代表。ガンダムファイターはチェルシー・ワレサ。
ネオポーランドのMF開発技術は他国に比べ発展途上であり、本機も他国のMFと比較してもスペックで見劣りする。サバイバルイレブンでガンダムローズに敗れたため、決勝リーグには進出していない。
なお機体名の「マグナート」とは、(現実の)ポーランドにおけるかつての貴族階級を指す総称である。
ガンダムマスク
テンプレート:機動兵器 第13回ガンダムファイト開催中に出現した謎のMF。ガンダムファイターは元女子プロレスラーの伊達直子。
各地でガンダムファイトに参戦する機体を襲い、倒した後に頭部外装を剥がして持っていくため、各地で恐れられていた。剥がされたのは外装だけなので「完全破壊」ではなく、失格にこそならないが名誉は著しく傷つく。既にネオアメホン・ネオソマリア・ネオホッカイドウ、そしてネオオオサカの「クイダオレガンダム」が倒されており、このままではガンダムファイトの威厳にも関わる問題のため、委員会から直々にドモンに退治依頼が来ていた。
搭乗者のプロレスの技を完璧に再現できる機体のはずなのだが、劇中見せた戦い方は、ヒールレスラーのラフファイトそのもの。口から強酸性の「ガンダム毒霧」(敵の顔面に吹きかける)、拳にはトゲつきの「ガンダムメリケンサック」、さらに「ガンダム灯油缶」「ガンダムパイプいす」「ガンダムフォーク」(ビームと推測される)「ガンダム目つぶし」(指でアイカメラを突く技)「ガンダムテーブル」(木製の長テーブルを思わせる形状で二つに割って突き立てる)などなど、全身に備えた108の凶器を使用した。モビルファイターサイズのテーブルやパイプ椅子は、どう見ても身体に収納できる物ではなさそうだが、詳しいメカニズムは不明。他、登場時はクイダオレガンダムの頭部外装をマスクとしてかぶっており、それに付いていた頭部バルカンも使用できた。
その正体は、伊達博士がネオドードー代表として開発するも、正式採用されなかった機体・コードネーム「NAOKO」。過去第10、11、12回の三つの代表決定戦で、自分の開発した機体にバルカンとビームサーベルしか持たせずに敗れてきた伊達博士は、自らの研究所「ガンダムの穴」にて「手段を選ばずに勝つ」この機体を作り上げた。しかし13回でも結局書類審査で落選、オオガネの「社長ガンダム」が採用されてしまった。直子はその父の無念を晴らそうとしていた。
操縦にはモビルトレースシステムと同時にその補助として、直子の頭に装着されたメタルバンダナのコントロールシステムを使用し、脳波で操縦していると推測される。そしてそのバンダナには、「ガンダム」をキーワードとして装着者を戦マシーンにする催眠プログラムも組み込まれていた。
シャイニングガンダムを凶器攻撃で苦しめるも「クリーンファイトの伊達直子とラフファイトのNAOKO、ファイターと機体の特性が異なるのが落選した理由」だとドモンに看破され、「本物のガンダムの力の輝き」をまとったシャイニング・フィンガーで倒される。しかしマスクを剥がされただけで頭部は無傷、その下には髪の色以外は直子そっくりの人間の頭部が隠れていた。頭部以外も人間の女性の体型を再現しており、他のモビルスーツ・モビルファイターとは別物のデザインラインである。
ガンダムマックスター
ガンダムローズ
クイダオレガンダム
テンプレート:機動兵器 第13回ガンダムファイトの新興国・ネオオオサカのガンダム。ガンダムマスクの襲撃で破壊され、頭部外装を持ち去られてしまう。虎縞ユニフォームに巨大なカニのオブジェと、大阪の要素がふんだんに取り入れられた意匠。
搭乗者は細面で眉毛が薄い、パンチパーマでグラサンの男(姓名不明)。元々は警官だったらしく、事件発覚後、上司の署長に「このどアホ、わしのカオに泥ぬりくさって!」と怒りの拳銃を向けられ命乞いしていた。
クーロンガンダム
テンプレート:機動兵器 ネオホンコン代表。ガンダムファイターは東方不敗マスター・アジア。
第12回大会にも出場し、第9・10・11回大会で3連覇を果たしたブリテンガンダムを破り優勝した機体。東方不敗がかつて搭乗していたシャッフル・ハートの残骸から組み上げられた機体といわれている。ブリテンガンダムの3連覇により、ガンダムファイトが火器による戦闘へと傾倒しつつあったために、その流れを変える目的でシャッフル同盟が送り込んだ機体でもある。
東方不敗の動きを完全にトレースした格闘技(流派・東方不敗)を基本戦闘スタイルとしており、第12回大会での優勝によって、ガンダムファイトに正統派格闘技の旋風を巻き起こした名機でもある。マシンキャノンも装備しているが、本編では使われた事はない。
第13回大会でも引き続き使用されており、ネオ新宿ではデスアーミー軍団を相手にマスターアジアの弟子ドモン・カッシュが駆るシャイニングガンダムと共闘した。その能力の高さは、第13回大会の最新鋭機と比較しても十分遜色のないものであると言える。その後、マスターアジアはマスターガンダムに乗り換えているが、マスターガンダムはクーロンガンダムがDG細胞によって変異した機体といわれている。
英語版ではHaow Gundamという名称に変更されている。
コウガガンダム
テンプレート:機動兵器 ネオチャイナ代表。ガンダムファイターはアラン・リー。大会登録番号GF7-010NC。
ゴッドガンダム
コブラガンダム
ネオインド代表。ガンダムファイターはチャンドラ・シジーマ。
専用のMFキャリアーが壷型であり、サポートユニットと合体し巨大なコブラ型となって戦う。尾の部分で締め上げたところでMF部分が分離し止めを刺すという戦法をとる。尾をコントロールするのはペットの大蛇。笛状の武器ビームパイパーはビームソードにも変化する。
サ行
シェイディングガンダム
ジェスターガンダム
ネオポルトガル代表。ガンダムファイターはロマリオ・モニーニ。
ファイターのロマリオは相手の技をコピーするという戦い方を得意とし、運動性を高めた細身の四肢と内蔵兵器によって様々なガンダムファイターの技を再現することができる。ロマリオは普段からピエロの扮装をしており、機体もピエロの顔状の独楽形態(トップモード)に変形する機能を持っている。相手の油断を誘うためとされるが、偶然にもチボデーがピエロに対してトラウマをもっていたため、ガンダムマックスターを圧倒した。またバルーンビットによりガンダムローズにも勝利している。
シャイニングアッガイ
シャイニングガンダム
シャッフル・クラブ
シャッフル・スペード
シャッフル・ジョーカー
シャッフル・ダイヤ
シャッフル・ハート
社長ガンダム
テンプレート:機動兵器 第13回ガンダムファイトのネオドードー代表MF。ガンダムファイターはモッチー・オオガネ(「大金持ち」のもじり)。
重装甲・大火力の機体で、両肩のビームキャノン、手持ち式の大型銃「メガ社長バスター」を装備。頭部はネクタイ鉢巻に葉巻をくわえ、胸部は背広からワイシャツとネクタイが覗いており、両手指には宝石指輪を多数と、乗っているファイター同様の羽振りの良い中年男性を思わせる姿。
搭乗者に格闘技の心得がないと推測され、火力に任せて殲滅する戦い方をとる。しかしシャイニングガンダムには通用しなかった。過去にはジョナサン博士の研究所を襲撃、博士の殺害にも使用されている。
ジャンピングガンダム
テンプレート:機動兵器 第13回ガンダムファイト開催中のネオドードー(オーストラリア近海の架空の国家)に出現した謎のモビルファイター。ボクシンググローブをはめたカンガルーの姿に酷似。ガンダムファイターも人間ではなく、カンガルーの「カンちゃん」。
地球の企業「アミーゴスカンパニー」が復興したリゾート地「ドードービーチ」に突如出現、街を破壊し「街を出て行け。でないと3日後にまたくるぞ」というメッセージを残した。その3日後にあたる日に、オオガネ社長の依頼で調査のため訪れていたドモンと交戦。
太ももにあたる部分に高機動スラスターを装備しており、非常に滞空時間の長いジャンプができる。頭部にはバルカンも装備。戦い方は見た目通りのボクシングスタイルで、必殺の「インビジブル(見えない)・アッパー」を持つ。しかしそれは実は、彼女の仔カンガルーが操縦する「仔カンガルー型MF(仮)」が腹部の袋から飛び出して下から奇襲する、という技だった。カンちゃんもこの機体も、ネオドードーのジョナサン博士の開発作品であり、カンちゃんは博士の愛した島を取り戻そうとしていた。
ジョンブルガンダム
テンプレート:機動兵器 ネオイングランド代表。ガンダムファイターはジェントル・チャップマン。
第9・10・11回大会と3連覇した最強の誉れも高いガンダムファイター、チャップマンのMF。第12回大会でクーロンガンダムに敗れているため、それまで乗っていたブリテンガンダムに代えて乗った機体である。
ブリテンガンダムを引き継いだビームライフルを主武装とする機体で、長距離射撃を中心とした戦術を想定している。また、接近戦のスタイルは銃剣術に近い。しかし第13回大会でチャップマンがとった戦術は、人工霧にまぎれて、複数のダミーMSカッシングを使って狙撃を行なうという卑怯なものだった(カッシングを操っていたのはチャップマンの妻マノンで、体がボロボロの夫を助けるために独断で行っていた)。予選でドモンに敗れ、チャップマンが死亡したため失格となったが、のちにDG細胞に取り込まれて復活したチャップマンとともに決勝大会に出場した。本機もDG細胞に侵され、デビルガンダム四天王の一角、グランドガンダムとなって復活した。
「ジョン・ブル」はイギリス人に対する蔑称であるため、英語版ではRoyal Gundamという名称に変更されている。
スカッドガンダム
テンプレート:機動兵器 所属不明。ガンダムファイターも大会登録番号も不明。
第2話の冒頭でガンダムマックスターに一瞬にして敗れたMF。細かい設定は不明。一部では「中東某国の〜」と表記されている。
英語版ではDesert Gundamという名称に変更されている。
スカルガンダム
各所にドクロの意匠を持つガンダム。急遽決まった決勝トーナメントのタッグマッチでネオシンガポールのアシュラガンダムとタッグを組む。骸骨をモチーフにしているだけあって四肢はかなり細いが、内蔵武器が豊富で、溶解液や火炎放射などトリッキーな戦法をとる。火炎金剛龍という必殺技を持つが、結局はドモン・アレンビーペアに敗れた。
アシュラガンダムと同じく、元は児童誌で募集した読者デザインを大河原邦男がクリンナップしたもの。
スフィンクスガンダム
テンプレート:機動兵器 ネオエジプトのMF。
デビルガンダムとの最終決戦時にネオエジプトコロニーから発進した。その姿はスフィンクスに酷似。
ゼウスガンダム
ネオギリシア代表モビルファイター。ガンダムファイターはマーキロット・クロノス。
優勝候補の一角であるパワータイプの機体。モチーフはギリシア神話の主神ゼウス。サポートメカである、モビルホース・ハーキュリーと一体化した二輪馬車を駆り戦う。背中に大きな翼を持ち、飛行能力も持つ。決勝バトルロイヤルに進出するが、そのときにはDG細胞に侵されて、よりパワーアップしていた。
タ行
タイガー・ジェット・ガンダム
テンプレート:機動兵器 第11回ガンダムファイトのネオドードー代表モビルファイター。劇中登場したのは名前と上半身だけで、ガンダムファイターなど詳細は不明。
伊達直子の台詞にて登場、代表決定戦にて伊達博士の開発したガンダムを倒して代表に選ばれたことが語られた。頭部はターバンを巻いた形状で、口があり上下の歯がむきだしになっている。さらにそこにフルーレ状の剣をくわえている。
タントラガンダム
第11回ガンダムファイトのネオネパール代表モビルファイター。ガンダムファイターはキラル・メキレル。
頭部にV字アンテナがなく、センサーもバイザー状になっている異質な形状をしている。両腕に3連の巨大なビームクローを持ち、機動性を生かして相手を両断する戦法を得意とした。第11回大会の優勝候補と目されていたが、敗退した。
デザインはマンダラガンダムの初期稿である。
ディアボロガンダム
テンプレート:機動兵器 ネオイタリア代表。ガンダムファイターはジェノバ・ブラッツィ。ディアボロはイタリア語で悪魔のこと。大会登録番号GF7-001NI。
ディック・ザ・ガンダム
テンプレート:機動兵器 第10回ガンダムファイトのネオドードー代表モビルファイター。劇中登場したのは名前と上半身だけで、ガンダムファイターなど詳細は不明。
伊達直子の台詞にて登場。代表決定戦で、伊達博士の開発したバルカンとビームサーベルのみの武装のガンダムを倒して代表に選ばれたことが語られた。角ばった頭部で、口があり葉巻らしきものをくわえている。
テキーラガンダム
水中戦を得意とする機体。ソンブレロ(帽子)を模した頭部にファンが仕込まれており、そこから発生させる渦巻きで敵をからめとりビームトライデントでとどめ、という戦法を取る。腕と右肩はサボテン風のデザイン。
ガンダムファイターのチコが戦い以外に心を奪われていたために予選で敗退した。
英語版ではSpike Gundamという名称に変更されている。
テムジンガンダム
ネオモンゴル代表。ガンダムファイターはキル・ハーン。
画面には登場したものの、ほとんど活躍しなかった。テムジンシュミッターという刀を用いた二刀流の使い手だったらしい。
テンロウガンダム
同名機体だが、デザインは異なるため、別機体。別の国の別の大会の代表候補のため関連性もないと思われるが、第13大会のテンロウガンダムを開発したネオモンゴルやネオチャイナが技術提供をした可能性やネオジャパンが技術を盗んだ可能性もある(第13大会のテンロウガンダムが登場する『機動武闘伝外伝』でニンジャーがテンロウガンダムの偵察をしている)。
テンロウガンダム(第13回大会)
テンプレート:機動兵器 『機動武闘伝外伝』に登場するネオモンゴル代表候補MF。ネオチャイナが制作に関わったMF。テムジンガンダムの後継機として決勝用に開発されていたとされる。
テンロウガンダム(第14回大会)
テンプレート:機動兵器 『機動武闘伝Gガンダム外伝 "ザ・ネクスト・ジェネレーション"(新たなる闘い)』に登場するネオジャパン代表候補MF。
ドラゴンガンダム
ナ行
ネロスガンダム
ネオイタリア代表。ガンダムファイターはミケロ・チャリオット。本編中で最初に登場したガンダムである。
パンクファッションに身を包んだミケロが乗り込む、古代ローマ時代の闘士を髣髴とさせるスパルタンなMFである。鈍重に見えるが機動性は高く、両足に16門のサテリコンビーム砲を装備し、蹴りとともに撃ちだす必殺技「銀色の脚」を持つ。第1話でドモンのシャイニングガンダムに頭部を破壊されて失格となったはずだったが、ウォンの策謀により決勝トーナメントに進出。DG細胞に侵され、デビルガンダム四天王の一角、ガンダムヘブンズソードとなって復活した。
ネーデルガンダム
ネオオランダ代表。ガンダムファイターはルドガー・バーホーベン。
胸に巨大な風車を装備したMF。腕部・脚部を収納し顔を隠して「風車小屋」に、また脚部を収納した状態で風車を機体底部に移動させることによって「飛行モード」に変形できる。決勝トーナメント開始までの11ヶ月間を風車小屋に偽装してやり過ごしていた。必殺技は胸部の羽根を回転させて猛烈な竜巻を発生させる「ネーデルタイフーン」。
デビルガンダムとの最終決戦ではネオオランダコロニーからネーデルガンダムMk2-Mk40が発進し、ネーデルガンダム部隊を形成した。
アーケードゲーム『機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム』では、ゴッドガンダムの支援機(モビルアシスト)を務める。
英語版ではHurricane Gundamという名称に変更されている。
ノーベルガンダム
ハ行
バイキングガンダム
ネオノルウェー代表。ガンダムファイターはエリック・ザ・バイキング。
あまり目立つ場面は無いが、決勝大会に進出している実力派。モチーフはバイキング。船型のサポートメカ・オセベルクと合体してオーセベリーモードとなった場合、水上での機動性は非常に高い。船の櫂のようなヒートオールで戦う。また、全身にミサイルを内蔵しており、頭部の口に当たる部分からは火炎放射器が搭載されている。
劇中ではガンダムシュピーゲルに瞬殺されるなど噛ませ犬的な面があった。
ハイパーゴッドガンダム
バラモンガンダム
ネオインド代表のMF。
バロンガンダム
同名機体だが、関連性は不明。別の国の別の大会の代表候補のため関連性もないと思われる。
バロンガンダム(第5回大会)
テンプレート:機動兵器 第5回ガンダムファイトのネオフランス代表。ガンダムファイターはフェルナンド・ロワール。大会登録番号はGF5-026NE。フェルナンドはこの機体で第5回大会を優勝している。
バロンガンダム(第13回大会)
テンプレート:機動兵器 雑誌『ホビージャパン』の「ガンダムウェポンズ」に登場したMF。
バンニンガンダム
テンプレート:機動兵器 『機動武闘伝Gガンダム外伝 死亡の塔(タワー・オブ・デス)』に登場するMF。搭乗者は巻物が示す場所にいる封印の番人。
ファラオガンダム
ネオエジプト代表の歴代MF群。デザインは、確認されるMFは全て酷似しているが、全て別機体となっている。
英語版では宗教的な名称を嫌う為、「Mummy Gundam(マミーガンダム)」という名称に変更されている。
ファラオガンダムIII世
テンプレート:機動兵器 第3回ガンダムファイトのネオエジプト代表(IIIはローマ数字の3)。ガンダムファイターはダハール・ムハマンド。大会登録番号はGF3-013NE。ダハールはこの機体で第3大会を優勝している。
ファラオガンダムIV世
第4回ガンダムファイトのネオエジプト代表(IVはローマ数字の4)。ガンダムファイターはダハール・ムハマンド。
第3回大会で優勝したダハールが第4回大会で使用したMF。第4回大会の決勝でサイ・サイシーの祖父、サイ・フェイロンのフェイロンガンダムに敗れ、ダハールも死亡してしまう。その後、機体共々埋葬されていたが、DG細胞によって甦り、ファラオガンダムXIII世やサイ・サイシーを襲った。
ファラオガンダムXIII世
ネオエジプト代表(XIIIはローマ数字の13)。ガンダムファイターはカウラー・ラムゼス。
ネオエジプトは代々ファラオガンダムという名前で大会に参加しており、13回大会にはXIII世で登録している。整備中にDG細胞に侵されたファラオガンダムIV世(IVはローマ数字の4)に襲われ大破する。武装など詳しいことは不明。
フェイロンガンダム
第4回ガンダムファイトのネオチャイナ代表MF。大会登録番号はGF4-005NC。ガンダムファイターはサイ・フェイロン。
第4回大会優勝のMFである。ガンダムファイターであるサイ・フェイロンは第13回大会のネオチャイナ代表サイ・サイシーの祖父。巨大な刀を武器としていたようだが詳細は不明。DG細胞で甦ったファラオガンダムIV世はドラゴンガンダム=サイ・サイシーをかつてのライバルと誤認して戦いを挑んだ。
デザインはドラゴンガンダムの初期稿をアレンジして流用。
ブリテンガンダム
テンプレート:機動兵器 ネオイングランド代表MF。ガンダムファイターはジェントル・チャップマン。
第9回大会・第10回大会・第11大会・第12大会に出場。大会登録番号はGF9-003NEN(第9回大会)・GF10-001NEN(第10回大会)・GF11-001NEN(第11回大会)・GF12-001NEN(第12回大会)。第9回大会・第10回大会・第11大会では3連続優勝を飾り、第12大会でも3位という好成績を残す。
第12回大会ではクーロンガンダムに破壊されたため、第13大会はジョンブルガンダムでの参加となる。
ブラックガンダム
テンプレート:機動兵器 第14回ガンダムファイトのネオジャパン代表候補。ガンダムファイターはアラン・ミカザキ。
「テンロウガンダム」を使い、「ハイパーゴッドガンダム」のデータを採取するが、スーパーモードの前に敗れている。
ブローニングガンダム
テンプレート:機動兵器 『硝煙の果て』に登場した機体。第13回ガンダムファイトのネオベルギーのガンダムで、ガンダムファイターはジョン・ブローニング。
一度頭部を破壊され失格となったあと、ジョンの手で非公式に修理されていた。失格によって失った自身の誇りを取り戻すため、また妹の無念を晴らすため、たまたま同地を訪れたドモンを襲撃して戦いとなる。そのため、両者の戦いは正式なガンダムファイトとは認定されない。
実弾兵器(銃火器)を使用した遠距離・中距離の射撃戦に特化した機体で、両肩には折りたたみ式の大型バルカン、手持ち武器としてオートマチック拳銃を装備。しかし敗退した原因は、その拳銃のジャム(作動不良)にあった。
修理後は機動性を強化してあり、格闘戦を挑もうとするドモンと間合いを取る。修理されたあとの機体の頭部には、自決用の爆薬が仕込まれていた。最期はシャイニングフィンガーをわざと受け、その爆薬で散った。
ボルトガンダム
マ行
マーメイドガンダム
名前はマーメイド(人魚)だが、その外見はむしろ半魚人。両手両足を収納したフィッシュモードに変形すると水中機動能力が格段に向上する。ビームネットを備え敵を捕獲した三叉の矛、マーメイドトライデントで止めを刺す。サイ・サイシーが恋した美少女セシルの兄のモビルファイターだった。
決勝でのサイ・サイシー戦前の試合を見たドモンに、機体の限界を当てられている。ハンスはこのことを知っていた。
また本機には多数のプロトタイプが存在し、デビルガンダムとの最終決戦においては同型機数体に加え、エビやカニ、エイ等の様々な魚介類をモチーフとしたガンダムたちが加勢している。
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マスターガンダム
マタドールガンダム
ネオスペイン代表。ガンダムファイターはカルロス・アンダルシア。
名前は闘牛士だが、胴体は巨大な牛の頭を模した重装甲・超重量級のMF。手足を収納して牛頭状になりそのまま巨大なヒートホーンで相手を串刺しにする。赤いビーム幕を形成するビームクロスを使った一撃必殺のレッドフラッグ・カモンという必殺技を持つ。
英語版ではToro Gundamという名称に変更されている。
マンダラガンダム
脚部はなく、巨大な釣鐘状の防御モードと上半身を露出したノーマルモードとに変形する。ビームサーベルを仕込んだ錫杖の切れ味はすさまじいものがある。また、錫杖から炎を噴き出させ相手にぶつけるキラル殺法を操る。
対戦前に相手ファイターをキラルが直接暗殺するという戦法でサバイバル・イレブンを勝ち抜いた。しかし決勝大会でゴッドガンダムに敗れ、キラルは改心。終盤のデビルガンダムとの最終決戦で他のガンダムファイター達を糾合して「ガンダム連合」を組織。そのリーダー格としてその腕を存分に振るった。特にその最終決戦で披露された「キラル殺法・曼陀羅円陣・極楽往生」は本機を中心として12機のガンダムとの曼荼羅を形成して繰り出す合体技である。
マンモスガンダム
第11回ガンダムファイトのネオシベリア代表モビルファイター。ガンダムファイターは不明。
四足歩行のマンモス型ガンダム。第11回大会でタントラガンダムに敗北している。
ミナレットガンダム
巨大な半月刀ミナレットシュミッターを主武装に戦う格闘戦用MFである。運動性能は高く、ミナレットシュミッターの切れ味も侮れない。また、セイットがレスリング選手であることからか「組み打ちが得意」とする資料もある。DG細胞に侵された結果、想定外のパワーを発揮し、イスタンブルの西側半分を壊滅させた。
英語版ではScythe Gundamという名称に変更されている。
ミラージュガンダム
ネオフランス国内での代表決定戦に登場したMF。ガンダムファイターはジャン=ピエール・ミラボー。
ネオフランスの代表の国内予選決勝でガンダムローズと対戦した。火力重視の機体だったが、ミラボーの暴走により観客を巻込む“マルセイユの悲劇”と呼ばれる事件を起こし、ガンダムローズに敗れた。その後、刑務所に収監されたことを逆恨みしたミラボーはミラージュガンダムを盗み出しジョルジュに復讐しにやってきた。DG細胞に感染していたため、自己増殖能力を用いて無限にミサイルを放つことができるようになっていた。なお、18世紀貴族風のデザインのガンダムローズに対して、ミラージュガンダムは20世紀のフランス軍兵士を模したと思われる筒型帽を始めとするデザインを施されている。
モスクガンダム
ネオロシア代表。ガンダムファイターはトリス・スルゲイレフ。大会登録番号GF7-018NR。
ヤ行
ヤマトガンダム
第7回ガンダムファイトのネオジャパン代表MF。大会登録番号はGF7-013NJ。ガンダムファイターはシュウジ・クロス。
漫画『ガンダムEXA』ではネオジャパン科学技術博物館に展示されていた本機に主人公レオス・アロイが搭乗し、ドモン・カッシュが搭乗するシャイニングガンダムとガンダムファイトを行っている(その際、ドモンはヤマトガンダムについて、師のMFだった事を示唆する発言をしている)。また、その後、シャイニングガンダムとともにデスアーミーの軍団と戦っている。
ラ行
ライジングガンダム
ランバーガンダム
ネオカナダ代表。ガンダムファイターはアンドリュー・グラハム。
ボルトガンダムに匹敵する大会屈指のパワーファイターである。特に目立った技はないが、ガンダムファイターのグラハムは元・宇宙刑事であり、非常に冷静な戦い方を行なうため強豪に位置づけられている。決勝大会にも進出した。
英語版ではGrizzly Gundamという名称に変更されている。
脚注
関連項目
- 模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG - メディアミックス作品の『模型戦士ガンプラビルダーズA』と『模型戦士ガンプラビルダーズD』では「モビルトレースシステム」を再現した「Fポッド」が描かれた。
- ↑ 富士原昌幸の漫画『機動武闘伝Gガンダム ガンダムマスクの挑戦』『機動武闘伝Gガンダム 復讐のJガンダム』に登場するオーストラリア近海の架空の国家
- ↑ 『機動武闘外伝ガンダムファイト7th』あとがきより。