国道277号
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国道277号(こくどう277ごう)は、北海道檜山郡江差町から北海道二海郡八雲町に至る一般国道である。
八雲町熊石大谷(見市温泉付近)~同町鉛川(北海道道42号八雲北檜山線交点)の間は、雲石峠を越える難所である。
概要
所管
- 国道229号との重複区間は省略
- 函館開発建設部
- 江差道路事務所:八雲町熊石鮎川町~八雲町熊石大谷町・八雲町鉛川界
- 八雲道路事務所:八雲町熊石大谷町・八雲町鉛川界~八雲町立岩(終点)
歴史
- 1982年4月1日 一般国道277号(北海道檜山郡江差町~北海道山越郡八雲町)
- 1970年指定当初は、江差町から北檜山町(現・せたな町)まで重複し、今金町を経て長万部町国縫へ抜ける路線であった。1982年に北檜山 - 国縫間は国道230号の一部となり、主要道道八雲熊石線(道道17号線/当時)から昇格したルートに変わっている。
- なお、その後、北海道道42号八雲北檜山線八雲町鉛川交点から国道5号線立岩交点までが、遊楽部川北岸にバイパスとして開通となり、現国道ルートになったことから、鉛川から八雲町市街地までの旧国道277号線は、道道42号線に降格となった。
- 2008年1月から国道229号に重複国道の表示が施された。
- 1990年より雲石峠熊石側での線形改良を目指して工事が進められていた雲石道路[1]は2014年に全線が開通した[2]。
- 高滝ノ沢橋ではアーチ橋の架橋にロアリング工法が用いられた。
重複区間
通過する自治体
主な接続道路
- 檜山振興局
- 国道227号:檜山郡江差町柳崎町(起点)
- 国道229号との重複区間は省略
- 渡島総合振興局
- 国道229号:二海郡八雲町熊石鮎川町
- 北海道道42号八雲北檜山線:二海郡八雲町鉛川
- 道央自動車道八雲IC:二海郡八雲町立岩
- 北海道道1029号花浦内浦線:二海郡八雲町立岩
- 国道5号:二海郡八雲町立岩(終点)
主な峠
- 雲石峠(標高427m)
トンネル
- 見市トンネル(785m)
- 雲石トンネル(390m)
- ピリカベツトンネル(578m)
主な温泉
別名
- 雲石国道
- 八熊線(はちくません/主要道道「八」雲「熊」石線より)単に「はちくま」と言われることも多い。