美濃市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ファイル:Mino city center area Aerial photograph.1982.jpg
美濃市中心部周辺の空中写真。1982年撮影の4枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。
日本の中心部または岐阜県の中心部に位置し、美濃和紙の産地として有名である。「うだつのあがる町並み」として知られる市街地は1999年5月13日に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定された歴史的風致の街である。東海北陸自動車道と東海環状自動車道の美濃関ジャンクションの交差点になっており、近年は観光地として定着してきた。[1] [2] [3]
目次
[非表示]地理
山
名称 | 標高 | 備考 |
---|---|---|
瓢ヶ岳[4] | 1162.6m[4] | 市内最高標高地点である。 |
今淵ヶ岳[4] | 1048.4m[4] | |
矢坪岳[4] | 873.3m[4] | |
天王山[4] | 537.7m[4] | |
誕生山[4] | 501.6m[4] | |
古城山[4] | 437.1[4] | |
小倉山[4] | 158.2[4] |
河川
等級 | 名称 | 備考 |
---|---|---|
1[4] | 長良川[4][2] | |
板取川[4] | ||
片知川[4] | ||
半道川[4] | ||
神洞川[4] | ||
余取川[4] |
標高
最高 | 最低 | 備考 |
---|---|---|
1162.6m[5] 瓢ヶ岳山頂 |
31m[5] |
広袤(こうぼう)
テンプレート:Col-begin テンプレート:Col-break テンプレート:座標一覧 国土地理院地理情報によると美濃市の東西南北それぞれの端は以下の位置で、東西の長さは12.5km、南北の長さは15.8kmである。[4][5]
人口
- 1955年の国勢調査で31178人を最高にその後は右肩下がりで減少し、1960年の国勢調査からは3万人を割り続けていた。また、1965年頃から1990年頃までは2万6000人台を維持し続けていたが、その後も減少し続け、2010年1月の住民基本台帳人口からは2万2000人台である。美濃地域に人口が集中しており、岐阜県の市の中では人口が一番少ない。[4] [6] [2]
面積
地区 | 地域 | 面積 |
---|---|---|
中部[4][2] | 美濃[4][2] | 15.13[4][2] |
南部[4][2] | 大矢田[4][2] | 11.39[4][2] |
藍見[4][2] | 6.11[4][2] | |
中有知[4][2] | 6.17[4][2] | |
北部[4][2] | 洲原[4][2] | 23.74[4][2] |
下牧[4][2] | 34.71[4][2] | |
上牧[4][2] | 19.80[4][2] |
隣接する自治体
歴史
市制施行前
- 1600年(慶長5年):関ヶ原の戦いの功により徳川家康からこの地を拝領した金森長近は、長良川畔に小倉山城を築城。1606年(慶長11年)頃に現在の町割りが完成した。また、長近は長良川に上有知湊(こうずちみなと)を開き、経済の発展を目指した。金森長近没後の1615年(元和元年)に尾張藩領となるも、上有知湊は船運による物資集散の拠点として和紙を中心とした経済活動が進み、商業都市として繁栄していく。[1]
- 1911年(明治44年)4月1日 - それまでの地名「上有知(こうずち)町」は、美濃紙にちなんで「美濃町」と改名。
市制施行後
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 武儀郡美濃町、洲原村、下牧村、上牧村、大矢田村、藍見村、中有知村の1町6村が合併して美濃市が成立。[7] [5] [2]
- 1973年(昭和48年)4月1日 - 公募により市の木・市の花を制定する。[8] [5]
- 1976年(昭和51年)5月4日 - 市民憲章を制定する。[9] [5]
- 1984年(昭和59年)5月8日 - 健康都市を宣言する。[10]
- 1994年(平成6年)10月8日 - 第1回美濃和紙あかりアート展が開催される。[2]
- 1995年(平成7年)8月16日 - 非核平和都市を宣言する。[11]
- 2004年(平成16年)10月21日 - 平成16年台風第23号発生し、当市では長良川鉄道が不通になった。
- 2012年(平成24年)3月5日 - 歴史的風致維持向上計画が認定される。[12]
- 2012年(平成24年)9月29日 - 同年10月9日までぎふ清流国体が開催され、当市では10月7日に自転車競技のロードレースが開催される。[13]
- 2014年(平成26年)1月26日 - 19年ぶりに美濃市長選が行われる。(武藤鉄弘・古田秀文)
行政
- 市長:武藤鉄弘 (むとう てつひろ)
- 石原泰一
- 松久才治郎
- 加納精吾
- 沢村章
- 西部晃彦
- 石川道政
- 武藤鉄弘 (2014年~)
- 地域ふれあいセンター - 洲原、上牧、下牧、大矢田、藍見、中有知
みの== 地域 ==
- 美濃を中部地区、大矢田・藍見・中有知を南部地区、洲原・下牧・上牧を北部地区の3地区7地域に分ける。[4]
役所・出張所
施設名 | 備考 |
---|---|
美濃市役所 | |
大矢田出張所 | |
下牧出張所 | |
上牧出張所 | |
中有知出張所 | |
洲原出張所 |
警察署
施設名 | 備考 |
---|---|
美濃交番[4] | 岐阜県警察関警察署 - 隣りの関市に本署を置く、関市と当市を所轄する。[4] |
洲原駐在所[4] | |
下牧駐在所[4] | |
上牧駐在所[4] | |
大矢田駐在所[4] |
消防署
図書館
県の機関
市の機関
主な病院
郵便局
施設名 | 備考 |
---|---|
美濃郵便局 | |
美濃長瀬郵便局 | |
中有知簡易郵便局 | |
洲原郵便局 | |
下牧郵便局 | |
上牧郵便局 | |
大矢田簡易郵便局 | |
藍見郵便局 |
主な商業施設
- イオンタウン美濃
- スーパーセンターオークワ美濃インター店
- サピーショッピングセンター
その他
- 美濃市斎場:火葬場を有する。
経済
産業
本社を置く企業
過去に本社を置いた企業
- アテナ工業 - 現在は関市にある。
市内に拠点を置く主な企業
名産品
姉妹都市・提携都市
国内
海外
教育
小学校
- 美濃市立美濃小学校
- 美濃市立中有知小学校
- 美濃市立藍見小学校
- 美濃市立大矢田小学校
- 美濃市立牧谷小学校
中学校
- 美濃市立昭和中学校
- 美濃市立美濃中学校
高等学校
その他
閉校した学校
- 少子化により、市の学校再編計画で閉校している。[2]
交通
鉄道路線
路線バス
道路
名所・旧跡・観光スポット・集客施設
ファイル:Minomachi.JPG
うだつのあがる町並み
ファイル:Ogurayama Mino.jpg
小倉山と長良川
- 美濃町 『うだつのあがる町並み』(重要伝統的建造物群保存地区)
- 小坂家住宅(国の重要文化財)
- 美濃和紙あかりアート館(国の登録有形文化財)
- 美濃和紙あかりアート展(体育の日の前の土日)
- 小倉公園(小倉山城跡、飛騨・美濃さくら三十三選)
- 上有知湊
- 美濃橋(国の重要文化財)
- 長良川発電所(本館、水路橋等は登録有形文化財)
- 美濃和紙の里会館
- 片知渓谷
寺社
- 八幡神社
- 大矢田神社(本殿・拝殿は国の重要文化財)
- 大矢田もみじ谷(国の天然記念物、飛騨・美濃紅葉三十三選)
- 大矢田ひんここまつり(岐阜県の無形民俗文化財、4月、11月23日)
- 洲原神社
- 瀧神社
- 金峰神社
- 鹿苑寺地蔵堂(六角堂)
- 道樹寺
祭事・イベント
名称 | 開催日 | 備考 |
---|---|---|
美濃まつり[2] | 4月第2土曜日・日曜日[2] | |
大矢田ひんここまつり[2] | 4月・11月23日 | 岐阜県の無形民俗文化財 |
ツアー・オブ・ジャパン美濃ステージ | 5月 | |
花火大会 | 8月1日 | |
美濃市産業祭 | 11月第2土日 |
出身有名人
- 野口五郎(歌手)
- 山田真(医者)
- 宮脇修(名古屋女子大学名誉教授)
- 入船亭扇治(落語家)
- 荻晃太(ヴァンフォーレ甲府)
- 神田京子(講談師)
- 木ノ下ゆり(歌手、レイヤー)
- 永井清史(競輪選手)
- 石川道政(政治家・元美濃市長)[15]
ゆるキャラ
- うだつくん(うだつをモチーフにしたゆるキャラ)
その他
- 日本の音風景100選:卯建の町の水琴窟
- 重要伝統的建造物群保存地区
- 市外局番は0575。
- ナンバープレートは岐阜ナンバーで、美濃市のほか、美濃地方で使われている。
関連項目
参考文献
脚注
外部リンク
テンプレート:Sister テンプレート:Multimedia
- 行政
- 美濃市公式ホームページ
- 中濃消防組合 - 関市と共同運営
- 観光
- 美濃和紙
- ↑ 以下の位置に戻る: 1.0 1.1 テンプレート:Cite web
- ↑ 以下の位置に戻る: 2.00 2.01 2.02 2.03 2.04 2.05 2.06 2.07 2.08 2.09 2.10 2.11 2.12 2.13 2.14 2.15 2.16 2.17 2.18 2.19 2.20 2.21 2.22 2.23 2.24 2.25 2.26 2.27 2.28 2.29 2.30 2.31 2.32 2.33 2.34 2.35 2.36 テンプレート:Cite web
- 元の位置に戻る ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 以下の位置に戻る: 4.00 4.01 4.02 4.03 4.04 4.05 4.06 4.07 4.08 4.09 4.10 4.11 4.12 4.13 4.14 4.15 4.16 4.17 4.18 4.19 4.20 4.21 4.22 4.23 4.24 4.25 4.26 4.27 4.28 4.29 4.30 4.31 4.32 4.33 4.34 4.35 4.36 4.37 4.38 4.39 4.40 4.41 4.42 4.43 4.44 4.45 4.46 テンプレート:Cite web
- ↑ 以下の位置に戻る: 5.0 5.1 5.2 5.3 5.4 5.5 テンプレート:Cite web
- 元の位置に戻る ↑ テンプレート:Cite web
- 元の位置に戻る ↑ 図典 日本の市町村章 p127
- 元の位置に戻る ↑ テンプレート:Cite web
- 元の位置に戻る ↑ テンプレート:Cite web
- 元の位置に戻る ↑ テンプレート:Cite web
- 元の位置に戻る ↑ テンプレート:Cite web
- 元の位置に戻る ↑ テンプレート:Cite web
- 元の位置に戻る ↑ テンプレート:Cite web
- 元の位置に戻る ↑ テンプレート:Cite web
- 元の位置に戻る ↑ テンプレート:Cite web