ハザーラ人

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ハザーラ人(ハザーラじん、テンプレート:Lang-fa、Hazāra)は、中央アジアアフガニスタンを中心に居住する民族である。

アフガニスタン中部バーミヤーン周辺に分布するイラン系の民族で、人種的にはモンゴロイドに少しコーカソイドが混じる。シーア派イスラームを信仰する。彼らが用いるダリー語にはモンゴル語起源の単語が多いため、13世紀チンギス・ハーンに率いられてアフガニスタンにやってきたモンゴル人の末裔だと言われている。国を建てたことはないが、宗教的な関係から隣国のイランと友好関係にある。

アフガニスタンにおける人口比は1割程度の少数派で、外見的特徴がモンゴロイドである上シーア派であるために(1931年の憲法にスンナ派ハナフィー法学派を国教と明記されていた時代も長かった。)差別を受け、虐殺された歴史もある。現在でも差別されており、カーブル市内の清掃労働者などは、彼らが担っている場合が多い。

ターリバーンが爆破したバーミヤンの石仏は、彼らの居住地域にある。

関連項目

外部リンク

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