東神楽町
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テンプレート:Infobox 東神楽町(ひがしかぐらちょう)は、北海道上川地方中部、石狩国上川郡にある町で、旭川空港の所在地。北海道内でも、とりわけ過疎化が深刻な道北地方にありながら、近年は旭川市のベッドタウンとして大きく発展し、道内屈指の人口増加率を誇っている。町民が花を町内に植える運動をしてきたため、「花の町」としても知られている。
町名は、かつての神楽村(現旭川市)(アイヌ語で「神々の遊ぶところ」の意訳)の東側にあったことからに由来する。
目次
地理
隣接している自治体
気候
- 内陸型気候で年平均気温6.4度、積雪1m程度。
歴史
- 1943年(昭和18年) : 神楽村(現旭川市)から分村して東神楽村となる。(戸数 : 1,023戸、人口 : 6,139人)
- 1950年(昭和25年) : 東聖地区の一部(21km²。東神楽、千代ヶ岡の両字の各一部)が旭川市に編入され、旭川市旭神町となる。
- 1956年 (昭和31年): 字・八千代ヶ岡の一部から字・栄岡が分立。
- 1966年 (昭和41年): 町制施行、東神楽町
- 1993年 (平成5年): 神楽村が誕生してから100年の記念式典開催。
財政
平成20年度による財政状況
- 標準財政規模 30億4247万3000円
- 財政力指数 0.378
- 一般会計歳入 50億4124万円
- 市町村税の収入額 10億5250万円
- 一般会計歳出 48億6324万円
- 経常収支比率 77.7%
- 公債費負担比率 20.2%
- 実質公債費比率 19.2%
- 起債制限比率 15.8%
- 実質収支額 1億5170万1000円(黒字)
- 連結実質黒字比率 8.56%
- 将来負担比率 61.8%
- 年度当初職員数 114名(一般職108名(うち教育職22名)、技術労務職6名)
- 人口1万人当たり職員数 120.43人
- 職員1人当たり給与費 611万4千円
- 人件費 9億2479万9千円
- ラスパイレス指数 97.1
- 地方債等の残高
- 一般会計分 62億1910万円
- 特別会計分 21億1752万円
行政
経済
産業
- 古くから水田が多く、米作を中心に発展してきた。近年は空港がある強みを生かし、花卉や野菜の供給地として知られている。首都圏のスーパーでも、東神楽産の野菜がたくさん並んでいる。
- 近年は工業団地が造成され、旭川市から家具工場などが移ってきている。
立地企業
など
農協
- 東神楽農業協同組合(JA東神楽)
商業施設
金融機関
郵便局
- 東神楽郵便局
※集配業務は旭川東郵便局が担当
宅配便
公共機関
警察
- 旭川方面旭川東警察署東神楽駐在所
- 旭川方面旭川東警察署志比内駐在所
地域
人口
教育
- 中学校 - 東神楽町立東神楽中学校
- 小学校 - 東神楽町立東神楽小学校、東神楽町立東聖小学校、東神楽町立忠栄小学校、東神楽町立志比内小学校
- 幼稚園 - 東神楽町立東神楽幼稚園、私立東聖こばと幼稚園
交通
空港
- 旭川空港(管理者は旭川市)
鉄道
鉄道は町内を通っていない。JR旭川駅前からバスを利用するのが一般的。町内を通っているわけではないが、一部JR西聖和駅(旭川市)等、JR富良野線を使える地域もある。
バス
道路
タクシー
- ちどりハイヤー株式会社
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
観光
- ひがしかぐら森林公園 - 旭川市内から忠別川沿いにサイクリングロードが続いている。
- 森のゆ花神楽 - 森林公園内の施設であり、宿泊可能
- キャンプ場、オートキャンプ場「フローレ」、コテージ
- ボート・ゴーカートなどの遊具
- パークゴルフ場(ひがしかぐら森林公園パークゴルフ場(屋外)・スリードームパークゴルフ場(屋内 : 冬期間も営業))
- 大雪山カントリークラブ
名所
- 神楽山春宮寺(北海道三十三観音霊場15番札所)
祭り
- フラワーフェスタ(6月)
- ひがしかぐら花まつり(8月)
- ひがしかぐら森林公園冬まつり(2月)
郷土芸能
- 義経桜太鼓
旧跡
- 東神楽町沢田の沢遺跡 - 出土品は町内の施設「交流プラザつつじ館」で展示。
出身有名人
関連項目
外部リンク