宮城県道・山形県道12号白石上山線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2013年4月23日 (火) 10:49時点における125.3.91.160 (トーク)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox road

ファイル:Echoline autumn.jpg
刈田岳より宮城側エコーラインを望む
ファイル:三途川-宮城県.png
宮城県蔵王町を走る宮城県道・山形県道12号白石上山線を示した地図。
ファイル:Aerial photo of Okama, the crater lake of Mt. Zaō in 1976.jpg
1976年度(昭和51年度)撮影の国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
写真中央に御釜(五色沼)があり、その東側に五色岳がある。これらを東側が開いたC形の外輪山が囲む。南側の外輪山の刈田岳頂上には「蔵王」の名称の由来となった刈田嶺神社(奥宮)、および、蔵王レストハウスなどがある。
写真下の刈田岳に至る九十九折蔵王ハイラインと接続して東西に延びる道路が蔵王エコーライン。

宮城県道・山形県道12号白石上山線(みやぎけんどう・やまがたけんどう12ごう しろいしかみのやません)は、宮城県白石市山形県上山市を結ぶ主要地方道である。

両県の境になっている奥羽山脈蔵王連峰をまたぐ区間に「蔵王エコーライン」、宮城県蔵王町遠刈田温泉を貫く区間の一部に「蔵王通り」との愛称がついている。

概要

  • 総延長:64.7km
    • 宮城県側:35.1km
    • 山形県側:29.6km
  • 起点:宮城県白石市亘理町(亘理町交差点)
  • 終点:山形県上山市新丁7(新丁坂下バス停付近)[1]

蔵王エコーライン

蔵王エコーラインは、当県道の延長の約40%にあたる蔵王町倉石岳 - 上山市永野の約26kmの区間を指す。1962年(昭和37年)11月に開通した。1985年(昭和60年)7月15日に無料開放された。

観光シーズンになると、宮城県側から刈田岳山頂へ向かう蔵王エコーラインが、蔵王ハイラインとの分岐まで大渋滞する。他方、山形県側の蔵王エコーラインは上りも下りもほとんど渋滞しない。

  • 冬季閉鎖:蔵王町澄川スキー場入口 - 上山市坊平間(約16.5 km)が、文化の日11月3日)の数日後から昭和の日4月29日)の数日前までの約半年間閉鎖される。
  • 夜間閉鎖:「冬季閉鎖」期間の前後数週間
  • 宮城県側の蔵王の御釜以東のヘアピンカーブが連続する地帯では違法競走型暴走族が多く出没し、センターラインが分からなくなるほどひどいタイヤ痕及び車両が接触したと思われるガードレールの傷跡が多く見られる。

重複区間

通過する自治体

接続する道路

宮城県

山形県

別名

橋梁

  • 白石大橋(白石市、白石川
  • 松川橋(蔵王町、松川)
  • こだま橋(上山市、須川

沿道の施設、観光地など

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:Asbox
  1. 蔵王を山形盆地へ下ってきて突き当たる上山市弁天交差点が終点に思えるが、左手前の細い道に入ると新丁で道端に黄色い0kmポストが建っている。