宮城県道・山形県道12号白石上山線
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宮城県道・山形県道12号白石上山線(みやぎけんどう・やまがたけんどう12ごう しろいしかみのやません)は、宮城県白石市と山形県上山市を結ぶ主要地方道である。
両県の境になっている奥羽山脈・蔵王連峰をまたぐ区間に「蔵王エコーライン」、宮城県蔵王町の遠刈田温泉を貫く区間の一部に「蔵王通り」との愛称がついている。
概要
- 総延長:64.7km
- 宮城県側:35.1km
- 山形県側:29.6km
- 起点:宮城県白石市亘理町(亘理町交差点)
- 終点:山形県上山市新丁7(新丁坂下バス停付近)[1]
蔵王エコーライン
蔵王エコーラインは、当県道の延長の約40%にあたる蔵王町倉石岳 - 上山市永野の約26kmの区間を指す。1962年(昭和37年)11月に開通した。1985年(昭和60年)7月15日に無料開放された。
観光シーズンになると、宮城県側から刈田岳山頂へ向かう蔵王エコーラインが、蔵王ハイラインとの分岐まで大渋滞する。他方、山形県側の蔵王エコーラインは上りも下りもほとんど渋滞しない。
- 冬季閉鎖:蔵王町澄川スキー場入口 - 上山市坊平間(約16.5 km)が、文化の日(11月3日)の数日後から昭和の日(4月29日)の数日前までの約半年間閉鎖される。
- 夜間閉鎖:「冬季閉鎖」期間の前後数週間
- 宮城県側の蔵王の御釜以東のヘアピンカーブが連続する地帯では違法競走型暴走族が多く出没し、センターラインが分からなくなるほどひどいタイヤ痕及び車両が接触したと思われるガードレールの傷跡が多く見られる。
重複区間
- 白石市福岡交差点 - 蔵王町蔵王町宮交差点:国道4号
- 蔵王町道下三差路交差点 - 蔵王町永野農協前:宮城県道25号岩沼蔵王線
- 蔵王町遠刈田温泉 - 蔵王町大鳥居前:国道457号
- 上山市弁天交差点 - 上山市新丁:山形県道267号十日町山形線
通過する自治体
接続する道路
宮城県
- 国道113号
- 宮城県道50号白石柴田線
- 宮城県道254号南蔵王白石線
- 国道4号
- 東北自動車道白石インターチェンジ
- 宮城県道25号岩沼蔵王線
- 宮城県道115号蔵王大河原線
- 宮城県道47号蔵王川崎線
- 国道457号
- 宮城県道255号青根蔵王線
- 蔵王ハイライン 刈田峠から刈田岳山頂へ向かう有料道路、宮城交通管理。
山形県
別名
橋梁
沿道の施設、観光地など
- 蔵王町役場
- 遠刈田温泉
- 蔵王坊平ライザワールドスキー場
- 蔵王坊平アスリートヴィレッジ
- 蔵王猿倉
- 上山蔵王の森工業団地