ノーベル生理学・医学賞
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ノーベル生理学・医学賞(ノーベルせいりがく・いがくしょう)はノーベル賞6部門のうちの1つ。「(動物)生理学及び医学の分野で最も重要な発見を行なった」人に与えられる。選考はカロリンスカ研究所のノーベル賞委員会が行う。
目次
歴代受賞者
1900年代
年度 | 受賞者名 | 国籍 | 受賞理由 | |
---|---|---|---|---|
1901年 | 75px | エミール・アドルフ・フォン・ベーリング Emil Adolf von Behring |
テンプレート:DEU1871 | 血清療法の研究[1]、特にジフテリアに対するものによって、医学の新しい分野を切り開き、生理学者の手に疾病や死に勝利しうる手段を提供したこと |
1902年 | 75px | ロナルド・ロス Ronald Ross |
テンプレート:Flagicon イギリス | マラリアの研究によってその感染経路を示し[2]、疾病やそれに対抗する手段に関する研究の基礎を築いたこと |
1903年 | 75px | ニールス・フィンセン Niels Ryberg Finsen |
テンプレート:DEN | 疾病の治療法への寄与、特に尋常性狼瘡への光線治療法によって、医学の新しい領域を開拓したこと |
1904年 | 75px | イワン・パブロフ Ivan Petrovich Pavlov |
テンプレート:Flagicon ロシア | 消化生理の研究により、その性質に関する知見を転換し拡張したこと[3] |
1905年 | 75px | ロベルト・コッホ Robert Koch |
テンプレート:DEU1871 | 結核に関する研究と発見[4] |
1906年 | 75px | カミッロ・ゴルジ Camillo Golgi |
テンプレート:Flagicon イタリア王国 | 神経系の構造研究[5] |
75px | サンティアゴ・ラモン・イ・カハール Santiago Ramón y Cajal |
テンプレート:ESP1785 | ||
1907年 | 75px | シャルル・ルイ・アルフォンス・ラヴラン Charles Louis Alphonse Laveran |
テンプレート:Flagicon フランス | 疾病発生における原虫類の役割に関する研究[6] |
1908年 | 75px | イリヤ・メチニコフ Ilya Ilyich Mechnikov |
テンプレート:Flagicon ロシア | 免疫の研究[7] |
75px | パウル・エールリヒ Paul Ehrlich |
テンプレート:DEU1871 | ||
1909年 | 75px | エーミール・コッハー Emil Theodor Kocher |
テンプレート:SUI | 甲状腺の生理学、病理学および外科学的研究[8] |
1910年代
年度 | 受賞者名 | 国籍 | 受賞理由 | |
---|---|---|---|---|
1910年 | 75px | アルブレヒト・コッセル Albrecht Kossel |
テンプレート:DEU1871 | 核酸物質[9]を含む、タンパク質に関する研究による細胞化学の知見への寄与 |
1911年 | 75px | アルヴァル・グルストランド Allvar Gullstrand |
テンプレート:Flagicon スウェーデン | 眼の屈折機能に関する研究 |
1912年 | 75px | アレクシス・カレル Alexis Carrel |
テンプレート:Flagicon フランス | 血管縫合および臓器の移植に関する研究[10] |
1913年 | 75px | シャルル・ロベール・リシェ Charles Robert Richet |
テンプレート:Flagicon フランス | アナフィラキシーの研究[11] |
1914年 | 75px | ローベルト・バーラーニ Robert Bárány |
テンプレート:AUT1867 | 内耳系の生理学および病理学に関する研究[12] |
1915年 | 受賞者なし | |||
1916年 | ||||
1917年 | ||||
1918年 | ||||
1919年 | 75px | ジュール・ボルデ Jules Bordet |
テンプレート:Flagicon ベルギー | 免疫に関する諸発見[13] |
1920年代
年度 | 受賞者名 | 国籍 | 受賞理由 | |
---|---|---|---|---|
1920年 | 75px | アウグスト・クローグ Schack August Steenberg Krogh |
テンプレート:DEN | 毛細血管運動に関する調整機構の発見 |
1921年 | 受賞者なし | |||
1922年 | 75px | アーチボルド・ヒル Archibald Vivian Hill |
テンプレート:Flagicon イギリス | 筋肉中の熱生成に関する発見 |
75px | オットー・マイヤーホフ Otto Fritz Meyerhof |
テンプレート:DEU1919 | 筋肉における乳酸生成と酸素消費の固定的関連の発見 | |
1923年 | 75px | フレデリック・バンティング Frederick Grant Banting |
テンプレート:CAN1921 | インスリンの発見 |
75px | ジョン・ジェームズ・リチャード・マクラウド John James Richard Macleod |
テンプレート:Flagicon イギリス | ||
1924年 | 75px | ウィレム・アイントホーフェン Willem Einthoven |
テンプレート:NED | 心電図の機構の発見 |
1925年 | 受賞者なし | |||
1926年 | 75px | ヨハネス・フィビゲル Johannes Andreas Grib Fibiger |
テンプレート:DEN | 寄生虫発ガン説に関する研究 |
1927年 | 75px | ユリウス・ワーグナー=ヤウレック Julius Wagner-Jauregg |
テンプレート:Flagicon オーストリア | 麻痺性痴呆に対するマラリア接種の治療効果の発見 |
1928年 | 75px | シャルル・ジュール・アンリ・ニコル Charles Jules Henri Nicolle |
テンプレート:Flagicon フランス | チフスに関する研究 |
1929年 | 75px | クリスティアーン・エイクマン Christiaan Eijkman |
テンプレート:NED | 抗神経炎ビタミン[14]の発見 |
75px | フレデリック・ホプキンズ Frederick Gowland Hopkins |
テンプレート:Flagicon イギリス | 成長促進ビタミン[15]の発見 |
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
年度 | 受賞者名 | 国籍 | 受賞理由 | |
---|---|---|---|---|
2010年 | ロバート・G・エドワーズ Robert G. Edwards |
テンプレート:Flagicon イギリス | 体外授精技術の開発 | |
2011年 | 75px | ブルース・ボイトラー Bruce Beutler |
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 | 自然免疫の活性化に関する発見 |
75px | ジュール・ホフマン Jules A. Hoffmann |
テンプレート:Flagicon フランス (テンプレート:Flagicon ルクセンブルク出身) | ||
ラルフ・スタインマン Ralph M. Steinman |
テンプレート:Flagicon カナダ | 樹状細胞と、獲得免疫におけるその役割の発見 | ||
2012年 | 75px | ジョン・ガードン John Gurdon |
テンプレート:Flagicon イギリス | 成熟した細胞に対してリプログラミングにより多能性(分化万能性)を持たせられることの発見[16] |
75px | 山中伸弥 Shinya Yamanaka |
テンプレート:Flagicon 日本 | ||
2013年 | 75px | ランディ・シェクマン Randy Schekman |
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 | 細胞内で生成されたタンパク質を細胞核などの目的の場所まで運ぶ仕組み(小胞輸送)の解明[17] |
ジェームズ・ロスマン James Rothman |
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 | |||
トーマス・スードフ Thomas C. Südhof |
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 (テンプレート:GER出身) |
脚注
- ↑ 血清療法はベーリングと北里柴三郎により開発された。
- ↑ マラリア原虫がハマダラカの体内にいることを実証した。
- ↑ 唾液腺の研究から派生したのがパブロフの犬の実験であり、ノーベル賞講演でもパブロフは消化腺の話題より条件反射の話題を取り上げている。
- ↑ 結核菌を発見し、その病原性を実証した。
- ↑ カハールが神経のニューロン説を提唱し、ゴルジが開発したゴルジ染色の手法によりそれが実証された。
- ↑ マラリア原虫を発見した。
- ↑ メチニコフは白血球の食作用を提唱、エールリヒは抗原抗体反応の側鎖説を提唱した。
- ↑ 甲状腺腫瘍について研究を行い、最初の全切除に成功している。
- ↑ 核酸塩基であるアデニン・シトシン・グアニン・チミン・ウラシルの単離に成功している。
- ↑ 血管吻合の術法を開発し、イヌの腎移植についての研究を行った。
- ↑ アナフィラキシー・ショックを発見している。
- ↑ 三半規管とめまいの研究を行っている。
- ↑ 補体結合反応を発見した。
- ↑ 後にビタミンB1として知られる。
- ↑ 後にビタミンAとして知られる。
- ↑ 引用エラー: 無効な
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タグです。 「nobelpr2012
」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません - ↑ 米3教授にノーベル医学生理学賞 細胞内の物質輸送 産経新聞 2013年10月7日閲覧