ノーベル生理学・医学賞

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ノーベル生理学・医学賞(ノーベルせいりがく・いがくしょう)はノーベル賞6部門のうちの1つ。「(動物)生理学及び医学の分野で最も重要な発見を行なった」人に与えられる。選考はカロリンスカ研究所のノーベル賞委員会が行う。

歴代受賞者

1900年代

年度 受賞者名 国籍 受賞理由
1901年 75px エミール・アドルフ・フォン・ベーリング
Emil Adolf von Behring
テンプレート:DEU1871 血清療法の研究[1]、特にジフテリアに対するものによって、医学の新しい分野を切り開き、生理学者の手に疾病や死に勝利しうる手段を提供したこと
1902年 75px ロナルド・ロス
Ronald Ross
テンプレート:Flagicon イギリス マラリアの研究によってその感染経路を示し[2]、疾病やそれに対抗する手段に関する研究の基礎を築いたこと
1903年 75px ニールス・フィンセン
Niels Ryberg Finsen
テンプレート:DEN 疾病の治療法への寄与、特に尋常性狼瘡への光線治療法によって、医学の新しい領域を開拓したこと
1904年 75px イワン・パブロフ
Ivan Petrovich Pavlov
テンプレート:Flagicon ロシア 消化生理の研究により、その性質に関する知見を転換し拡張したこと[3]
1905年 75px ロベルト・コッホ
Robert Koch
テンプレート:DEU1871 結核に関する研究と発見[4]
1906年 75px カミッロ・ゴルジ
Camillo Golgi
テンプレート:Flagicon イタリア王国 神経系の構造研究[5]
75px サンティアゴ・ラモン・イ・カハール
Santiago Ramón y Cajal
テンプレート:ESP1785
1907年 75px シャルル・ルイ・アルフォンス・ラヴラン
Charles Louis Alphonse Laveran
テンプレート:Flagicon フランス 疾病発生における原虫類の役割に関する研究[6]
1908年 75px イリヤ・メチニコフ
Ilya Ilyich Mechnikov
テンプレート:Flagicon ロシア 免疫の研究[7]
75px パウル・エールリヒ
Paul Ehrlich
テンプレート:DEU1871
1909年 75px エーミール・コッハー
Emil Theodor Kocher
テンプレート:SUI 甲状腺の生理学、病理学および外科学的研究[8]

1910年代

年度 受賞者名 国籍 受賞理由
1910年 75px アルブレヒト・コッセル
Albrecht Kossel
テンプレート:DEU1871 核酸物質[9]を含む、タンパク質に関する研究による細胞化学の知見への寄与
1911年 75px アルヴァル・グルストランド
Allvar Gullstrand
テンプレート:Flagicon スウェーデン の屈折機能に関する研究
1912年 75px アレクシス・カレル
Alexis Carrel
テンプレート:Flagicon フランス 血管縫合および臓器の移植に関する研究[10]
1913年 75px シャルル・ロベール・リシェ
Charles Robert Richet
テンプレート:Flagicon フランス アナフィラキシーの研究[11]
1914年 75px ローベルト・バーラーニ
Robert Bárány
テンプレート:AUT1867 内耳系の生理学および病理学に関する研究[12]
1915年 受賞者なし
1916年
1917年
1918年
1919年 75px ジュール・ボルデ
Jules Bordet
テンプレート:Flagicon ベルギー 免疫に関する諸発見[13]

1920年代

年度 受賞者名 国籍 受賞理由
1920年 75px アウグスト・クローグ
Schack August Steenberg Krogh
テンプレート:DEN 毛細血管運動に関する調整機構の発見
1921年 受賞者なし
1922年 75px アーチボルド・ヒル
Archibald Vivian Hill
テンプレート:Flagicon イギリス 筋肉中の生成に関する発見
75px オットー・マイヤーホフ
Otto Fritz Meyerhof
テンプレート:DEU1919 筋肉における乳酸生成と酸素消費の固定的関連の発見
1923年 75px フレデリック・バンティング
Frederick Grant Banting
テンプレート:CAN1921 インスリンの発見
75px ジョン・ジェームズ・リチャード・マクラウド
John James Richard Macleod
テンプレート:Flagicon イギリス
1924年 75px ウィレム・アイントホーフェン
Willem Einthoven
テンプレート:NED 心電図の機構の発見
1925年 受賞者なし
1926年 75px ヨハネス・フィビゲル
Johannes Andreas Grib Fibiger
テンプレート:DEN 寄生虫発ガン説に関する研究
1927年 75px ユリウス・ワーグナー=ヤウレック
Julius Wagner-Jauregg
テンプレート:Flagicon オーストリア 麻痺痴呆に対するマラリア接種の治療効果の発見
1928年 75px シャルル・ジュール・アンリ・ニコル
Charles Jules Henri Nicolle
テンプレート:Flagicon フランス チフスに関する研究
1929年 75px クリスティアーン・エイクマン
Christiaan Eijkman
テンプレート:NED 神経炎ビタミン[14]の発見
75px フレデリック・ホプキンズ
Frederick Gowland Hopkins
テンプレート:Flagicon イギリス 成長促進ビタミン[15]の発見

1930年代

年度 受賞者名 国籍 受賞理由
1930年 75px カール・ラントシュタイナー
Karl Landsteiner
テンプレート:Flagicon オーストリア ヒト血液型の発見
1931年 75px オットー・ワールブルク
Otto Heinrich Warburg
テンプレート:DEU1919 呼吸酵素の特性および作用機構の発見
1932年 75px チャールズ・シェリントン
Sir Charles Scott Sherrington
テンプレート:Flagicon イギリス 神経細胞の機能に関する発見
75px エドガー・エイドリアン
Edgar Douglas Adrian
テンプレート:Flagicon イギリス
1933年 75px トーマス・ハント・モーガン
Thomas Hunt Morgan
テンプレート:USA1912 遺伝における染色体の役割に関する発見
1934年 75px ジョージ・H・ウィップル
George Hoyt Whipple
テンプレート:USA1912 貧血に対する肝臓療法に関する発見
75px ジョージ・リチャーズ・マイノット
George Richards Minot
テンプレート:USA1912
75px ウィリアム・P・マーフィ
William Parry Murphy
テンプレート:USA1912
1935年 75px ハンス・シュペーマン
Hans Spemann
テンプレート:Flagicon ドイツ国 発生における誘導作用の発見
1936年 75px ヘンリー・ハレット・デール
Sir Henry Hallett Dale
テンプレート:Flagicon イギリス 神経刺激の化学的伝達に関する発見
75px オットー・レーヴィ
Otto Loewi
テンプレート:USA1912
テンプレート:Flagicon ドイツテンプレート:Flagicon オーストリア出身)
1937年 75px アルベルト・セント=ジェルジ
Albert von Szent-Györgyi Nagyrápolt
テンプレート:HUN1920 生物学的燃焼過程、特にビタミンCおよびフマル酸の触媒作用に関する発見
1938年 75px コルネイユ・ハイマンス
Corneille Jean François Heymans
テンプレート:Flagicon ベルギー 呼吸調節における静脈洞大動脈機構の役割の発見
1939年 75px ゲルハルト・ドーマク
Gerhard Domagk
テンプレート:Flagicon ドイツ国 プロントジルの抗菌効果の発見

1940年代

年度 受賞者名 国籍 受賞理由
1940年 受賞者なし
1941年
1942年
1943年 75px カール・ピーター・ヘンリク・ダム
Henrik Carl Peter Dam
テンプレート:DEN ビタミンKの発見
75px エドワード・アダルバート・ドイジー
Edward Adelbert Doisy
テンプレート:USA1912 ビタミンKの化学的性質の発見
1944年 75px ジョセフ・アーランガー
Joseph Erlanger
テンプレート:USA1912 個々の神経繊維の高度に分化された機能に関する諸発見
75px ハーバート・ガッサー
Herbert Spencer Gasser
テンプレート:USA1912
1945年 75px アレクサンダー・フレミング
Alexander Fleming
テンプレート:Flagicon イギリス ペニシリンの発見、および種々の伝染病に対するその治療効果の発見
75px エルンスト・ボリス・チェーン
Ernst Boris Chain
テンプレート:Flagicon イギリス
75px ハワード・フローリー
Howard Walter Florey
テンプレート:Flagicon オーストラリア
1946年 ハーマン・J・マラー
Hermann Joseph Muller
テンプレート:USA1912 X線照射による突然変異体発生の発見
1947年 75px カール・コリ
Carl Ferdinand Cori
テンプレート:USA1912
テンプレート:Flagicon チェコ出身)
グリコーゲンの触媒的分解経路の発見
75px ゲルティー・コリ
Gerty Theresa Cori
テンプレート:USA1912
テンプレート:Flagicon チェコ出身)
75px バーナード・ウッセイ
Bernardo Alberto Houssay
テンプレート:Flagicon アルゼンチン 脳下垂体前葉ホルモンの糖代謝における役割の発見
1948年 75px パウル・ヘルマン・ミュラー
Paul Hermann Müller
テンプレート:SUI 多数の節足動物に対するDDTの接触毒としての強力な作用の発見
1949年 75px ヴァルター・ルドルフ・ヘス
Walter Rudolf Hess
テンプレート:SUI 内臓の活動を統合する間脳の機能組織の発見
75px アントニオ・エガス・モニス
Egas Moniz
テンプレート:POR ある種の精神病に対する前額部大脳神経切断の治癒的価値の発見

1950年代

年度 受賞者名 国籍 受賞理由
1950年 エドワード・カルビン・ケンダル
Edward Calvin Kendall
テンプレート:USA1912 諸種の副腎皮質ホルモンの発見およびその構造と生物学的作用の発見
75px タデウシュ・ライヒスタイン
Tadeus Reichstein
テンプレート:SUI
テンプレート:Flagicon ポーランド出身)
フィリップ・ショウォルター・ヘンチ
Philip Showalter Hench
テンプレート:USA1912
1951年 75px マックス・タイラー
Max Theiler
テンプレート:ZAF1928 黄熱およびその治療法に関する発見
1952年 75px セルマン・ワクスマン
Selman Waksman
テンプレート:USA1912
テンプレート:Flagicon ウクライナ出身)
結核に有効な初の抗生物質であるストレプトマイシンの発見
1953年 75px ハンス・クレブス
Hans Adolf Krebs
テンプレート:Flagicon イギリス
テンプレート:GER出身)
クエン酸回路の発見
75px フリッツ・アルベルト・リップマン
Fritz Albert Lipmann
テンプレート:USA1912
テンプレート:GER出身)
コエンザイムAおよびその中間代謝における重要性の発見
1954年 ジョン・フランクリン・エンダース
John Franklin Enders
テンプレート:USA1912 種々の組織培地におけるポリオウイルスの生育能の発見
トーマス・ハックル・ウェーラー
Thomas Huckle Weller
テンプレート:USA1912
フレデリック・チャップマン・ロビンス
Frederick Chapman Robbins
テンプレート:USA1912
1955年 75px ヒューゴ・テオレル
Hugo Theorell
テンプレート:Flagicon スウェーデン 酸化酵素の性質及び作用機序の発見
1956年 アンドレ・フレデリック・クルナン
André Frédéric Cournand
テンプレート:USA1912 心臓カテーテル法、及び循環器系に生ずる病理学上の変化に関する発見
ディキソン・W・リチャーズ
Dickinson W. Richards
テンプレート:USA1912
75px ヴェルナー・フォルスマン
Werner Forssmann
テンプレート:GER
1957年 75px ダニエル・ボベット
Daniel Bovet
テンプレート:Flagicon イタリア
テンプレート:SUI出身)
ある種の体内物質の作用を阻害する合成化合物、特に血管系及び骨格筋に関するものの発見
1958年 ジョージ・ウェルズ・ビードル
George Wells Beadle
テンプレート:USA1912 遺伝子が厳密に化学過程の調節によって働くことの発見
エドワード・ローリー・タータム
Edward Lawrie Tatum
テンプレート:USA1912
75px ジョシュア・レダーバーグ
Joshua Lederberg
テンプレート:USA1912 遺伝子組換えおよび細菌の遺伝物質に関する発見
1959年 セベロ・オチョア
Severo Ochoa de Albornoz
テンプレート:USA1959
テンプレート:Flagicon スペイン出身)
リボ核酸およびデオキシリボ核酸生合成機構の発見
75px アーサー・コーンバーグ
Arthur Kornberg
テンプレート:USA1959

1960年代

年度 受賞者名 国籍 受賞理由
1960年 75px フランク・マクファーレン・バーネット
Frank Macfarlane Burnet
テンプレート:Flagicon オーストラリア 後天的免疫寛容の発見
75px ピーター・メダワー
Peter Medawar
テンプレート:Flagicon イギリス
テンプレート:Flagicon ブラジル出身、
両親はテンプレート:Flagicon レバノンテンプレート:Flagicon イギリス
1961年 ゲオルク・フォン・ベーケーシ
Georg von Békésy
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
テンプレート:HUN1920出身)
内耳蝸牛における刺激の物理的機構の発見
1962年 75px ジェームズ・ワトソン
James Dewey Watson
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 核酸の分子構造および生体の情報伝達におけるその重要性の発見
75px フランシス・クリック
Francis Harry Compton Crick
テンプレート:Flagicon イギリス
75px モーリス・ウィルキンス
Maurice Hugh Frederick Wilkins
テンプレート:Flagicon イギリス
テンプレート:Flagicon ニュージーランド
1963年 75px ジョン・カリュー・エクレス
John Carew Eccles
テンプレート:Flagicon オーストラリア 神経細胞膜の末梢および中枢部における興奮と抑制に関するイオン機構の発見
75px アラン・ロイド・ホジキン
Alan Lloyd Hodgkin
テンプレート:Flagicon イギリス
75px アンドリュー・フィールディング・ハクスリー
Andrew Huxley
テンプレート:Flagicon イギリス
1964年 75px コンラート・ブロッホ
Konrad Emil Bloch
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
テンプレート:GER出身)
コレステロールおよび脂肪酸代謝の機構と調節に関する発見
フェオドル・リュネン
Feodor Felix Konrad Lynen
テンプレート:GER
1965年 75px フランソワ・ジャコブ
François Jacob
テンプレート:Flagicon フランス 酵素およびウイルス合成の遺伝的制御に関する発見
75px アンドレ・ルウォフ
Andre Michael Lwoff
テンプレート:Flagicon フランス
75px ジャック・モノー
Jacques Monod
テンプレート:Flagicon フランス
1966年 ペイトン・ラウス
Peyton Rous
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 発癌性ウイルスの発見
チャールズ・ブレントン・ハギンズ
Charles B. Huggins
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
テンプレート:Flagicon カナダ出身)
前立腺がんのホルモン療法に関する発見
1967年 75px ラグナー・グラニト
Ragnar Granit
テンプレート:Flagicon スウェーデン
テンプレート:Flagicon フィンランド出身)
視覚の化学的、生理学的基礎過程に関する発見
ハルダン・ケファー・ハートライン
Haldan Keffer Hartline
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
ジョージ・ワルド
George Wald
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
1968年 ロバート・W・ホリー
Robert W. Holley
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 遺伝暗号とそのタンパク質合成における機能の解明
75px ハー・ゴビンド・コラナ
Har Gobind Khorana
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
テンプレート:Flagicon インド(現テンプレート:Flagicon パキスタン)出身)
75px マーシャル・ニーレンバーグ
Marshall Warren Nirenberg
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
1969年 75px マックス・デルブリュック
Max Delbrück
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
テンプレート:GER出身)
ウイルスの複製機構と遺伝的構造に関する発見
75px アルフレッド・ハーシー
Alfred Hershey
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
75px サルバドール・エドワード・ルリア
Salvador Luria
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
テンプレート:Flagicon イタリア出身)

1970年代

年度 受賞者名 国籍 受賞理由
1970年 ベルンハルト・カッツ
Bernard Katz
テンプレート:Flagicon イギリス
テンプレート:GER出身)
神経末梢部における液性伝達物質、およびその貯蔵、解離、不活化の機構に関する発見
ウルフ・スファンテ・フォン・オイラー
Ulf von Euler
テンプレート:Flagicon スウェーデン
75px ジュリアス・アクセルロッド
Julius Axelrod
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
1971年 エール・サザランド
Earl Wilbur Sutherland Jr.
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 ホルモンの作用機作に関する発見
1972年 ジェラルド・モーリス・エデルマン
Gerald Edelman
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 抗体の化学構造に関する発見
ロドニー・ロバート・ポーター
Rodney Robert Porter
テンプレート:Flagicon イギリス
1973年 75px コンラート・ローレンツ
Konrad Lorenz
テンプレート:Flagicon オーストリア 個体的および社会的行動様式の組織化と誘発に関する発見
75px カール・フォン・フリッシュ
Karl von Frisch
テンプレート:GER
テンプレート:Flagicon オーストリア出身)
75px ニコ・ティンバーゲン
Nikolaas Tinbergen
テンプレート:Flagicon イギリス
テンプレート:NED出身)
1974年 アルベルト・クラウデ
Albert Claude
テンプレート:Flagicon ベルギー 細胞の構造的機能的組織に関する発見
クリスチャン・ド・デューブ
Christian de Duve
テンプレート:Flagicon ベルギー
テンプレート:Flagicon イギリス出身)
ジョージ・エミール・パラーデ
George Emil Palade
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
テンプレート:Flagicon ルーマニア出身)
1975年 75px レナート・ドゥルベッコ
Renato Dulbecco
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
テンプレート:Flagicon イタリア出身)
腫瘍ウイルスと細胞内の遺伝物質との相互作用に関する発見
ハワード・マーティン・テミン
Howard Martin Temin
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
75px デビッド・ボルティモア
David Baltimore
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
1976年 75px バルチ・ブランバーグ
Baruch S. Blumberg
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 感染症の起源および伝播の新たな機構に関する発見
ダニエル・カールトン・ガジュセック
Daniel Carleton Gajdusek
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
1977年 ロジェ・ギルマン
Roger Guillemin
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
テンプレート:Flagicon フランス出身)
ペプチドホルモン生産に関する発見
75px アンドリュー・シャリー
Andrew Schally
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
テンプレート:Flagicon ポーランド出身)
75px ロサリン・ヤロー
Rosalyn Sussman Yalow
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 ペプチドホルモンのラジオイムノアッセイ法の開発
1978年 ダニエル・ネーサンズ
Daniel Nathans
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 制限酵素の発見と分子遺伝学への応用
75px ハミルトン・スミス
Hamilton O. Smith
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
75px ヴェルナー・アーバー
Werner Arber
テンプレート:SUI
1979年 ゴッドフリー・ハウンズフィールド
Godfrey Hounsfield
テンプレート:Flagicon イギリス コンピュータ断層撮影の開発
アラン・コーマック
Allan McLeod Cormack
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
テンプレート:Flagicon 南アフリカ共和国出身)

1980年代

年度 受賞者名 国籍 受賞理由
1980年 バルフ・ベナセラフ
Baruj Benacerraf
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 細胞表面において免疫反応を調節する、遺伝的に決定された構造に関する発見
75px ジャン・ドーセ
Jean Dausset
テンプレート:Flagicon フランス
ジョージ・スネル
George Davis Snell
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
1981年 ロジャー・スペリー
Roger Wolcott Sperry
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 大脳半球の機能分化に関する発見
デイヴィッド・ヒューベル
David H. Hubel
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
テンプレート:Flagicon カナダ出身)
視覚系における情報処理に関する発見
75px トルステン・ウィーセル
Torsten Wiesel
テンプレート:Flagicon スウェーデン
1982年 75px スネ・ベリストローム
Sune Bergström
テンプレート:Flagicon スウェーデン プロスタグランジンおよびそれに関わる生物学的活性物質の発見
ベンクト・サミュエルソン
Bengt I. Samuelsson
テンプレート:Flagicon スウェーデン
ジョン・ベーン
John Robert Vane
テンプレート:Flagicon イギリス
1983年 75px バーバラ・マクリントック
Barbara McClintock
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 可動遺伝因子の発見
1984年 75px ニールス・イェルネ
Niels Kaj Jerne
テンプレート:DEN
テンプレート:Flagicon イギリス出身)
免疫系の発達と制御における選択性に関する諸理論、およびモノクローナル抗体の作成原理の発見
ジョルジュ・J・F・ケーラー
Georges J. F. Köhler
テンプレート:GER
75px セーサル・ミルスタイン
César Milstein
テンプレート:Flagicon アルゼンチン
テンプレート:Flagicon イギリス
1985年 75px マイケル・ブラウン
Michael S. Brown
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 コレステロール代謝の調節に関する発見
75px ヨセフ・ゴールドスタイン
Joseph L. Goldstein
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
1986年 75px リータ・レーヴィ=モンタルチーニ
Rita Levi-Montalcini
テンプレート:Flagicon イタリア
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
成長因子の発見
75px スタンリー・コーエン
Stanley Cohen
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
1987年 75px 利根川進
Susumu Tonegawa
テンプレート:Flagicon 日本 抗体の多様性に関する遺伝的原理の発見
1988年 ジェームス・ブラック
James W. Black
テンプレート:Flagicon イギリス 薬物療法における重要な原理の発見
75px ガートルード・エリオン
Gertrude B. Elion
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
ジョージ・ヒッチングス
George H. Hitchings
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
1989年 75px J・マイケル・ビショップ
J. Michael Bishop
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 ガン遺伝子レトロウイルスが細胞起源であることの発見
75px ハロルド・ヴァーマス
Harold E. Varmus
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国

1990年代

年度 受賞者名 国籍 受賞理由
1990年 ヨセフ・マレー
Joseph E. Murray
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 ヒトの疾患治療における臓器および細胞移植に関する発見
75px エドワード・ドナル・トーマス
E. Donnall Thomas
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
1991年 75px エルヴィン・ネーアー
Erwin Neher
テンプレート:GER 細胞における単独のイオンチャネルの機能に関する発見
75px ベルト・ザクマン
Bert Sakmann
テンプレート:GER
1992年 エドモンド・フィッシャー
Edmond H. Fischer
テンプレート:SUI
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
生体制御機構としての可逆的タンパク質リン酸化の発見
エドヴィン・クレープス
Edwin G. Krebs
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
1993年 75px リチャード・ロバーツ
Richard J. Roberts
テンプレート:Flagicon イギリス 分断された遺伝子の発見
75px フィリップ・シャープ
Phillip A. Sharp
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
1994年 アルフレッド・ギルマン
Alfred G. Gilman
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 Gタンパク質およびそれらの細胞内情報伝達における役割の発見
75px マーティン・ロッドベル
Martin Rodbell
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
1995年 エドワード・ルイス
Edward B. Lewis
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 初期胚発生における遺伝的制御に関する発見
75px クリスティアーネ・ニュスライン=フォルハルト
Christiane Nüsslein-Volhard
テンプレート:GER
75px エリック・ヴィーシャウス
Eric F. Wieschaus
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
1996年 ピーター・ドハーティー
Peter C. Doherty
テンプレート:Flagicon オーストラリア 細胞性免疫防御の特異性に関する研究
75px ロルフ・ツィンカーナーゲル
Rolf M. Zinkernagel
テンプレート:SUI
1997年 75px スタンリー・B・プルシナー
Stanley B. Prusiner
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 プリオン - 感染症の新たな生物学的原理 - の発見
1998年 75px ロバート・ファーチゴット
Robert F. Furchgott
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 循環器系における情報伝達物質としての一酸化窒素に関する発見
75px ルイ・イグナロ
Louis J. Ignarro
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
75px フェリド・ムラド
Ferid Murad
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
1999年 75px ギュンター・ブローベル
Günter Blobel
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 タンパク質が細胞内での輸送と局在化を司る信号を内在していることの発見

2000年代

年度 受賞者名 国籍 受賞理由
2000年 75px アービド・カールソン
Arvid Carlsson
テンプレート:Flagicon スウェーデン 神経系における情報伝達に関する発見
75px ポール・グリーンガード
Paul Greengard
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
75px エリック・カンデル
Eric R. Kandel
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
2001年 リーランド・ハートウェル
Leland H. Hartwell
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 細胞周期における主要な制御因子の発見
75px ティム・ハント
Tim Hunt
テンプレート:Flagicon イギリス
75px ポール・ナース
Paul M. Nurse
テンプレート:Flagicon イギリス
2002年 シドニー・ブレナー
Sydney Brenner
テンプレート:Flagicon イギリス 「器官発生とプログラム細胞死遺伝制御」に関する発見
ロバート・ホロビッツ
H. Robert Horvitz
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
75px ジョン・サルストン
John E. Sulston
テンプレート:Flagicon イギリス
2003年 75px ポール・ラウターバー
Paul Lauterbur
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 核磁気共鳴画像法に関する発見
75px ピーター・マンスフィールド
Peter Mansfield
テンプレート:Flagicon イギリス
2004年 75px リチャード・アクセル
Richard Axel
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 におい受容体および嗅覚系組織の発見
75px リンダ・バック
Linda B. Buck
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
2005年 75px バリー・マーシャル
Barry Marshall
テンプレート:Flagicon オーストラリア ヘリコバクター・ピロリ菌およびその胃炎や胃かいようにおける役割の発見
75px ロビン・ウォレン
Robin Warren
テンプレート:Flagicon オーストラリア
2006年 75px アンドリュー・ファイアー
Andrew Fire
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 RNA干渉-二重鎖RNAによる遺伝子サイレンシング-の発見
クレイグ・メロー
Craig Mello
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
2007年 75px マリオ・カペッキ
Mario Capecchi
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 胚性幹細胞を用いての、マウスへの特異的な遺伝子改変の導入のための諸発見
75px マーティン・エヴァンズ
Martin Evans
テンプレート:Flagicon イギリス
75px オリヴァー・スミティーズ
Oliver Smithies
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
2008年 75px ハラルド・ツア・ハウゼン
Harald zur Hausen
テンプレート:GER 子宮頸癌を引き起こすヒトパピローマウイルスの発見
75px フランソワーズ・バレ=シヌシ
Françoise Barré-Sinoussi
テンプレート:Flagicon フランス ヒト免疫不全ウイルスの発見
75px リュック・モンタニエ
Luc Montagnier
テンプレート:Flagicon フランス
2009年 75px エリザベス・H・ブラックバーン
Elizabeth H. Blackburn
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
テンプレート:Flagicon オーストラリア
テロメアテロメラーゼ酵素染色体を保護する機序の発見
75px キャロル・W・グライダー
Carol W. Greider
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
75px ジャック・W・ショスタク
Jack W. Szostak
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
テンプレート:Flagicon イギリス出身)

2010年代

年度 受賞者名 国籍 受賞理由
2010年 ロバート・G・エドワーズ
Robert G. Edwards
テンプレート:Flagicon イギリス 体外授精技術の開発
2011年 75px ブルース・ボイトラー
Bruce Beutler
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 自然免疫の活性化に関する発見
75px ジュール・ホフマン
Jules A. Hoffmann
テンプレート:Flagicon フランス
テンプレート:Flagicon ルクセンブルク出身)
ラルフ・スタインマン
Ralph M. Steinman
テンプレート:Flagicon カナダ 樹状細胞と、獲得免疫におけるその役割の発見
2012年 75px ジョン・ガードン
John Gurdon
テンプレート:Flagicon イギリス 成熟した細胞に対してリプログラミングにより多能性(分化万能性)を持たせられることの発見[16]
75px 山中伸弥
Shinya Yamanaka
テンプレート:Flagicon 日本
2013年 75px ランディ・シェクマン
Randy Schekman
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 細胞内で生成されたタンパク質細胞核などの目的の場所まで運ぶ仕組み(小胞輸送)の解明[17]
ジェームズ・ロスマン
James Rothman
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
トーマス・スードフ
Thomas C. Südhof
テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国
テンプレート:GER出身)

脚注

  1. 血清療法はベーリングと北里柴三郎により開発された。
  2. マラリア原虫がハマダラカの体内にいることを実証した。
  3. 唾液腺の研究から派生したのがパブロフの犬の実験であり、ノーベル賞講演でもパブロフは消化腺の話題より条件反射の話題を取り上げている。
  4. 結核菌を発見し、その病原性を実証した。
  5. カハールが神経のニューロン説を提唱し、ゴルジが開発したゴルジ染色の手法によりそれが実証された。
  6. マラリア原虫を発見した。
  7. メチニコフは白血球の食作用を提唱、エールリヒは抗原抗体反応の側鎖説を提唱した。
  8. 甲状腺腫瘍について研究を行い、最初の全切除に成功している。
  9. 核酸塩基であるアデニンシトシングアニンチミンウラシルの単離に成功している。
  10. 血管吻合の術法を開発し、イヌ腎移植についての研究を行った。
  11. アナフィラキシー・ショックを発見している。
  12. 三半規管とめまいの研究を行っている。
  13. 補体結合反応を発見した。
  14. 後にビタミンB1として知られる。
  15. 後にビタミンAとして知られる。
  16. 引用エラー: 無効な <ref> タグです。 「nobelpr2012」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません
  17. 米3教授にノーベル医学生理学賞 細胞内の物質輸送 産経新聞 2013年10月7日閲覧

関連項目

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外部リンク

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