森下仁丹

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森下仁丹 旧本社工場
（大阪市中央区）

森下仁丹株式会社（もりしたじんたん、Morishita Jintan Co., Ltd.）は、大阪市中央区玉造に本社を置く医薬品製造企業である。略称は仁丹。みどり会の会員企業である。コーポレート・スローガンは、「百年人生を応援する」

概要

創業者の森下博が1893年（明治26年）2月11日に、大阪市東区（現・中央区）にて、薬種商「森下南陽堂」を創業したのが発祥である。1905年（明治38年）から今日まで発売され続けている仁丹の製造元としてその名を知られている。上部に人物が描かれている「仁丹」の商標で知られているが、描かれている人物は軍人ではなく、大礼服姿の外交官である。

現在はかつての主力商品「銀粒仁丹」のコーティング技法を発展させることで開発した最先端のシームレスカプセル（継ぎ目のないカプセル）を用いた食品会社からの受託製造と、ビフィズス菌を使用した食品・化粧品、植物エキスを主成分とするダイエット食品・健康食品（栄養補助食品）の製造・販売を主な事業内容としている。銀粒仁丹の原料でもある生薬成分の研究にも力を入れており、それを生かした食品会社への原料の供給等も行い、最近では日本コカ・コーラへのローズヒップ・エキス供給のほか、デンマーク産ホットドッグ「ホールドバケット」の販売事業等もおこなっている。

沿革

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1910年当時の幹部
仁丹創業5周年記念写真

• 1893年（明治26年）2月11日 - 森下博により薬種商「森下南陽堂」として大阪市東区（現・中央区）に創業。
• 1900年（明治33年）2月 - プロイセン宰相ビスマルクを商標にした梅毒薬「毒滅」でその名を知られるようになる。
• 1905年（明治38年）2月 - 森下博薬房と改称し、懐中薬仁丹の販売を開始。
• 1921年（大正10年） - 子会社の「赤線検温器株式会社（現在のテルモ）」を設立し、体温計の生産販売を開始。
• 1936年（昭和11年）11月 - 森下仁丹株式会社に改組。
• 1961年（昭和36年）10月2日 - 東京証券取引所市場第二部および大阪証券取引所市場第二部に株式上場。
• 1980年代 - 主力製品である仁丹の売れ行きが低下したこともあり多角化を推進し、子会社の仁丹食品を設立して加工食品事業に進出したほか、アメリカ合衆国で加工工場を新設した。なお、仁丹食品はその後業績の不振から清算の対象となり、会社を解散している。
• 1990年代 - 通販事業に進出し、ビフィズス菌を含有したビフィーナ化粧品シリーズや、上述のシームレスカプセルでビフィズス菌を包んだビフィーナシリーズ、植物エキスを主成分とするダイエット食品や健康食品（栄養補助食品）の販売を開始。
• 2001年（平成13年）10月 - シームレスカプセルの受託製造工場として滋賀県多賀町にミラセル工場を開設。
• 2003年（平成15年）9月30日 - ロート製薬と業務・資本提携を締結。
• 2004年（平成16年）4月1日 - 子会社で、特需ルート・配置薬ルート向けの卸売や不動産賃貸管理業などを行っていた仁丹商事株式会社を吸収合併。
• 2005年（平成17年）7月1日 - ロート製薬との共同販売会社「株式会社メディケアシステムズ（出資比率：ロート製薬70%、森下仁丹30%）を設立。
• 2007年（平成19年）
  • 2月19日 - 世界初となる胃溶解性皮膜と腸溶解性皮膜を組み合わせた2層カプセルを採用した清涼食品「ORACLE（オラクル） ワンショット」を発売。
  • 3月28日 - 老朽化による生産産効率低下に伴い、大阪市中央区玉造にある本社工場・研究施設の土地建物を大和ハウス工業に売却（2009年の新工場竣工まで同社より賃貸）。
• 2008年（平成20年）
  • 1月30日 - 創業115周年の節目に、創業記念日である2月11日を「仁丹の日」とすることを定め、日本記念日協会に申請・承認される。
  • 2月11日 - 一般用医薬品の通信販売事業として、「仁丹薬房」をスタート。
  • 5月19日 - 長野県のベンチャー企業であるキューオーエル株式会社と女性のセルフケア支援事業に関する業務提携を締結し、6月10日に同社へ出資。
  • 10月1日 - 滋賀県にあるミラセル工場の一部を運営していた仁丹ミラセルびわ湖株式会社を吸収合併。
  • 12月1日 - 本社を現在地に移転。
• 2009年（平成21年）
  • 1月 - 大阪府枚方市の津田サイエンスヒルズ内に新工場「大阪テクノセンター」を開設。
  • 3月 - 1993年（平成5年）から行っている通信販売事業におけるコンタクトセンター業務の受託化を目指し、子会社として株式会社 森下仁丹ヘルスコミュニケーションズを設立。
  • 9月17日 - 田辺三菱製薬が販売していた「ビフィーナ便秘薬【指定第2類医薬品】」の販売権を取得し、自社製品としてリニューアル発売。
• 2010年（平成22年）
  • 3月21日 - 「仁丹」の新たな製品として、7種の生薬を配合したリキッドを独自の「シームレスカプセル」で包み込んだ「JINTAN 116（ジンタン イチイチロク）」を発売。
  • 3月25日 - 婦人用体温計・基礎体温表を「メディケア」ブランドで発売。
  • 9月21日 - 「メディケア」シリーズ初の一般用医薬品として、口腔用外用薬「デンタルクリーム【第2類医薬品】」、「クールスロート【第3類医薬品】」を発売。
• 2011年（平成23年）
  • 2月28日 - 子会社で、薬湯などの温浴関連製品の販売を行っていた仁丹テック株式会社を吸収合併
  • 7月1日 - 業務用薬湯「薬仁湯」シリーズの販売権をニシカワヤ株式会社へ譲渡（製造は従来通り継続）。
• 2012年（平成24年）
  • 3月23日 - 当社初の【第1類医薬品】となる眉毛・体毛の発毛を促進するノック式育毛剤「メディケア ペレウス」を発売。
  • 6月30日 - ロート製薬株式会社との合弁会社であった株式会社メディケアシステムズを解散。
• 2013年（平成25年）
  • 2月11日 -
    • 創業120周年を記念し、当社の商標である「大礼服マーク」を39年ぶりに変更し、併せて、社名ロゴフォントも変更。
    • 併せて、創業120周年記念商品として、2011年（平成23年）に販売を終了した「梅仁丹【医薬部外品】」を、ファンの熱い要望に応えて清涼菓子として復刻した「梅仁丹120」を発売。
  • 4月1日 - ロングセラーであるドリンクタイプの乗り物酔い止め薬「ポード」を「メディケア」シリーズの一製品として42年ぶりにパッケージリニューアルし、新たに少量サイズの1本入りを追加。同時に、7～14才用「学童用ポード内服液」を発売。

主な製品

• ビフィーナ
  • ビフィーナR<レギュラー> - 2001年9月発売。ビフィズス菌25億個含有。ビフィズス菌を胃酸から守る「ハイパープロテクトカプセル」を採用。通信販売限定。
  • ビフィーナS<スーパー> - 2001年9月発売。ビフィズス菌を「ビフィーナR<レギュラー>」2包分にあたる50億個を配合。通信販売限定。
  • ビフィーナEX<エクセレント> - 2001年9月発売。ビフィズス菌を「ビフィーナS<スーパー>」2包分にあたる100億個を配合した最上位品。通信販売限定。
  • ビフィーナビギン - 2013年2月発売。市販のヨーグルトにかけて食べるタイプのビフィズス菌サプリメント。レモン風味とラズベリー風味の2種類。
  • ビフィーナbeauty - 2012年9月発売。ビフィズス菌・乳酸菌に6種類のビタミン・カルシウムを配合したマンゴー風味の顆粒タイプ。「amano」または通信販売限定販売。
  • ビフィーナ粒 - 通信販売限定品
• メディケアシリーズ
  • ダイアジンA軟膏【第2類医薬品】 - 2011年9月発売。リドカイン・l-メントール・イソプロピルメチルフェノールを配合したクリームタイプの殺菌消毒薬。痛みを伴う靴ずれに。（製造販売元：中新薬業）
  • 靴ずれ絆創膏【一般医療機器】 - 2012年4月発売。足のカーブにフィットする独自形状とやわらかいウレタン素材で患部の保護力を高めた救急絆創膏。
  • オノフェF【第2類医薬品】 - 2011年4月発売。殺菌成分スルファジアシンに酸化亜鉛、アラントインを配合した化膿性皮膚疾患用薬。（製造販売元：万協製薬）
  • デンタルピルクリーム【指定第2類医薬品】 - 2014年3月発売。ステロイド成分のプレドニゾロンと殺菌成分のセチルピリジニウム塩化物水和物を配合し、口唇炎や口角炎に効果を発揮するリップチューブタイプの口腔用外用薬。（製造販売元：万協製薬）
  • クールスロート【第3類医薬品】 - 2010年9月発売。アズレンスルホン酸ナトリウムを配合したスプレータイプの口腔用外用薬。口内炎、のどの痛みに。（製造販売元：協和新薬）
  • デンタルクリーム【第3類医薬品】 - 2010年9月発売。ジブカイン塩酸塩など4種類の有効成分を配合した軟膏タイプの口腔用外用薬。口内炎・口角炎に。（製造販売元：万協製薬）
  • デンタルクリームT【第3類医薬品】 - 2013年4月発売。前述の「デンタルクリーム」と処方は同じだが、歯痛や歯槽膿漏を訴求した仕様である。（製造販売元：万協製薬）
  • クールショット【医薬部外品】 - 2013年4月発売。グリチルリチン酸二カリウムに、3種類のうるおい成分とl-メントールを配合し、患部を冷却することで日焼け後のほてりを防いで肌を保護する薬用クールスプレー。
  • パンパス軟膏【第2類医薬品】 - 2013年4月発売。2種類の殺菌・消毒成分に消炎成分（酸化亜鉛）、角質軟化成分（サリチル酸）、血行促進成分（ヨークレシチン）を加えた5つの有効成分により、日焼けや火傷によって炎症を起こしたヒリヒリ肌を効果的に治療する外用皮膚疾患用薬。（製造販売元：万協製薬）
  • ポード【第2類医薬品】 - 乗物によっておこる感覚の混乱を軽減するスコポラミン臭化水素酸塩水和物、中枢興奮作用によって感覚を抑制するクエイ酸カフェイン、神経機能を正常化させるピリドキシン塩酸塩を配合した液体タイプの乗物酔い薬。辛い時でも服用しやすい10mlの少量サイズで、酔ってからでも効果がある。長らく発売されているロングセラー製品だが、2013年4月に「メディケア」シリーズへ編入してパッケージリニューアルし、新たに、必要な分だけ購入できる1本入りを新設した。（製造販売元：大昭製薬）
  • 学童用ポード内服液【第2類医薬品】 - 2013年4月発売。既存の「ポード」でも半分量を服用することで7才から服用できるが、品質保持や容量以上の服用を避けるために新たに設けられた7～14才用の乗物酔い薬。有効成分の配合量を調整することで1本飲みきりとなり、新たにニコチン酸アミドを配合。味もイチゴ風味とした。（製造販売元：大昭製薬）
  • ネクストクリーム【第2類医薬品】 - 2013年10月発売。ヘパリン類似物質がひじやひざなどの荒れた皮膚を改善し、けが・火傷でできてしまった傷あとを目立ちにくくする乾燥性皮膚炎治療薬。気軽に持ち運べるコンパクトチューブ入り。（製造販売元：協和新薬）
  • コーフルS【第3類医薬品】 - 2013年10月発売。在宅介護のニーズに対応すべく開発された浅い床ずれや湿疹を治療できる皮膚疾患治療薬。アクリノールと酸化亜鉛のシンプルな非ステロイド処方で、片手で開閉できるヒンジキャップを採用。（製造販売元：協和新薬）
  • サイレンQ【第2類医薬品】 - 2013年10月発売。出血を抑えるナファゾリン塩酸塩、殺菌・消毒作用により化膿を防ぐベンゼトニウム塩化物、炎症を抑えるクロルフェニラミンマレイン酸塩に加え、局所麻酔作用で切り傷や擦り傷による痛みを抑えるジブカイン塩酸塩も配合した液体タイプの殺菌消毒薬。（製造販売元：雪の元本店）
  • ハイドロウェット【一般医療機器】 - 2012年3月発売。先進の医療技術を一般用に応用した高機能傷あて材。特殊パッドによってかさぶたを作りにくくすることで傷あとが残りにくいうえ、傷口から出る体液を吸収してもゲル化しないため臭くなりにくく、防水性・伸縮性の高い素材を用いているため、動きの激しい部位へも使用でき、水仕事や入浴時でも強い設計。
  • ハイドロウェットパッドタイプ【一般医療機器】 - 2013年10月発売。既存の「ハイドロウェット」をベースに、パッドそのものに自着性があるため傷口への負担を軽減し、支持体がないため2枚以上を並べて貼ることで大きな傷にも対応。また、市販の防水フィルムやテープなど他の製品と組み合わせることが可能。
  • アルゲキュア【一般医療機器】 - 2012年3月発売。先進の医療技術を一般用に応用した高機能傷あて材。でき始めの床ずれの傷や出血・滲出液が気になるキズに、天然素材を使用した高吸収パッドの採用により、特殊な傷にも対応できる。
  • かぶせてガード【一般医療機器】 - 2011年4月発売。薬を塗った後のベタベタやかきむしりたくない部分に貼るだけで保護でき、外部刺激からもガードする大きめサイズの救急バン。
  • 大きめ救急バン【一般医療機器】
  • 防水救急バン【一般医療機器】
  • 傷あて材【一般医療機器】
  • 防水フィルム - 防水性能が弱い救急バンやガーゼの上から貼るだけでしっかり防水するフィルム。傷口の大きさに合わせて切って使えるフリーサイズ。2013年10月に、退院後の在宅ケアや繰り返す使用する方のために、100mm×5mの大容量サイズとし、水系アクリル粘着剤を用いることで肌にやさしい設計とした「ロールタイプ」を追加発売。
  • かきむしりガード - 貼るだけでかきむしりなどの外部刺激から肌を守るシート
  • カンタン包帯 - ガーゼなどの傷あて材の上から押えて貼るだけでとまる巻かない包帯
  • 便利なテープ - 手で簡単に切れ、通気孔がある素材でかぶれにくく・ムレにくいサージカルテープ
  • 仁丹の婦人電子体温計
  • 仁丹の基礎体温表
  • 仁丹電子体温計MT1821J
  • プラセンプリマ錠【第2類医薬品】 - 2014年4月発売。国産のSPF豚を原料に、独自技術で有用成分を壊すことなく抽出したプラセンタエキス（絨毛組織加水分解物）に、3種類のビタミン（ビタミンB1/B6/E）、オキソアミヂン末（ニンニク抽出物）、ニンジン乾燥エキスを配合した錠剤タイプの滋養強壮保健薬。（製造販売元：原沢製薬工業）
  • プラセンプリマ内服液【第2類医薬品】 - 2014年4月発売。国産のSPF豚を原料に、独自技術で有用成分を壊すことなく抽出したプラセンタエキス（絨毛組織加水分解物）に、2種類のビタミン（ビタミンB2/B6）、ニコチン酸アミド、無水カフェインを配合したドリンクタイプの滋養強壮保健薬。（製造販売元：原沢製薬工業）
  • アクティL【指定第2類医薬品】 - 2014年3月発売。フラボキサート塩酸塩が膀胱の筋肉を緩め、興奮した神経を鎮めることで頻尿や残尿感を改善する女性用頻尿・残尿感改善薬。（製造販売元：コーア商事）
  • 腎仙散（じんせんさん）【第2類医薬品】 - 2013年11月発売。利尿作用などの働きを持つ15種類の生薬を配合してむくみを改善するとともに、抗炎症作用や抗菌作用も併せ持つため、排尿の悩み（尿利減少）や膀胱炎などにも効果を発揮する生薬エキス製剤。1回分ごとの分包タイプで携帯にも便利。（製造販売元：摩耶堂製薬）
  • ペレウス【第1類医薬品】 - 2012年3月発売。メチルテストステロンが毛母細胞に働きかけ、眉や体毛の発毛を促進させる眉用育毛剤。使いやすいノック式の極細ペンを採用。（製造販売元：協和新薬）
• 梅仁丹120のど飴 - 後述の「梅仁丹120」と同時に発売した梅味ののど飴。
• 梅仁丹120
• JINTAN116【医薬部外品】
• JINTAN116 Herbs【医薬部外品】
• 仁丹【医薬部外品】

広報活動

CMキャラクター

• 新倉瞳（ビフィーナ）
• 壇蜜（梅仁丹120）

過去のCMキャラクター一覧

• 田中邦衛（銀粒仁丹） - 「ミスター仁丹」と呼ばれていたテンプレート:誰。山藤章二の画による雑誌広告はシリーズ化された。
• ダーク・ダックス（同上） - 「仁丹の歌」（作詞・作曲：三木鶏郎）を歌っていた。
• 津川雅彦（同上）
• 高島忠夫（同上）
• 山口崇（同上）
• 篠田三郎（グリーン仁丹）
• 宇崎竜童（同上）
• 春風亭小朝・でんでん（同上）
• 沖雅也 （梅仁丹）
• 新沼謙治（同上）
• 草川祐馬（同上）
• 岩崎宏美（レモン仁丹）
• ビートたけし（白仁丹）関東地区限定発売 -「スーしませう」のキャッチコピーで有名。
• 中村勝広（銀粒仁丹）
• 堀内孝雄（スペッキー）
• かたせ梨乃（ビフィーナ10）
• イッセー尾形（暮しのデオドライザーシリーズ）
• 山田邦子（ハービット）
• 水野美紀（マルチビタミン、ココカル）
• 松澤知加子（ビタミンウィーク、ハピカ）

※その他、宝塚歌劇団の雪組メンバーを、同社が過去に発売していた「クリスタルデュウ・マイルド」のイメージキャラクターに起用していたことがある（「歌劇」「宝塚GRAPH」限定での掲載。1992年から翌年にかけて、雪組で上演された「忠臣蔵～花に散り雪に散り～」の協賛に伴うもの）。

スポンサー番組

現在

• 森下仁丹presents 華彩ななとドクター森下のバイオRadio（Kiss-FM KOBE）

過去

• 快傑ハリマオ（日本テレビ系）同社が一社提供を務めた国産テレビ映画。第1話～第5話までカラーにて制作。
• 恐怖のミイラ（日本テレビ系）同じく一社提供を務めた国産テレビ映画。『快傑ハリマオ』の次番組。
• プロ野球・仁丹金曜ナイター（NETテレビ・毎日放送　1960年代）
• ジンタカ・パンチ!（TBS系）一社提供の公開コメディ。1966年（昭和41年）2月～4月放送。無名時代の萩本欽一が出演。
• やじきた志ん幹線（TBS系）一社提供の公開時代劇コメディ。1966年（昭和41年）5月～11月放送。
• 三枝の爆笑美女対談（関西テレビ制作・フジテレビ系）※中期。笹岡薬品ともに提供。
• 土曜大好き!830（関西テレビ制作・フジテレビ系）
• THEワイド（よみうりテレビ・日本テレビ共同制作・日テレ系）
• 鶴×龍（よみうりテレビ制作・日本テレビ系）
• 行列のできる法律相談所（日本テレビ系）
• 知っとこ!（毎日放送制作・TBS系）
• とくダネ!（フジテレビ系）など

※この他、関西ローカルではあるが朝日放送で2000年（平成12年）頃から数年間、午後8時55分頃に放送のABCニュースのスポンサーを担当していたこともある。

関係企業

• テルモ（旧社名は「赤線検温器株式会社」→「仁丹体温計株式会社」→「株式会社仁丹テルモ」）
• ロート製薬

参考文献

• 森下仁丹株式会社監修『老舗に学ぶ企業改革成功の理由』幻冬舎メディアコンサルティング、2013年

関連項目

• 仁丹塔 - 浅草・田原町交差点に凌雲閣を模した広告塔が存在し、ランドマークとして有名であった。
• ロイヤルホームセンター - 旧本社跡地に出店。元々、親会社の大和ハウス工業が高層マンション建設を予定していた。

外部リンク

• 森下仁丹
• 公益財団法人森下仁丹奨学会