南小倉駅
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南小倉駅(みなみこくらえき)は、福岡県北九州市小倉北区木町三丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅。
城野駅から日豊本線に乗り入れる日田彦山線の列車の利用も可能である。なお日豊本線の快速列車は全て停車するが、日田彦山線の快速列車は停車しない。
駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅で橋上駅舎を備える。1番のりばが日豊本線下りおよび日田彦山線直通、2番線が日豊本線上りである。
のりば
1 | テンプレート:Color日豊本線 | (下り) | 城野・行橋・大分方面 |
---|---|---|---|
テンプレート:Color日田彦山線 | 田川後藤寺・日田方面 | ||
2 | テンプレート:Color日豊本線 | (上り) | 小倉・門司港・下関方面 |
JR九州鉄道営業が駅業務を遂行する業務委託駅で、みどりの窓口が設置されている。
自動改札機を備え、SUGOCAの使用が可能。なお、城野駅方面にある臨時改札口の自動改札機は当初簡易型が導入されていた(2011年、JR九州標準の自動改札機に変更された)。
利用状況
2013年度の1日平均乗車人員は5,066人である[1]。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2000年 | 6,144 |
2001年 | 5,822 |
2002年 | 5,415 |
2003年 | 5,443 |
2004年 | 5,231 |
2005年 | 5,146 |
2006年 | 5,033 |
2007年 | 5,091 |
2008年 | 5,125 |
2009年 | 5,110 |
2010年 | 5,131 |
2011年 | 5,141 |
2012年 | 5,086 |
2013年 | 5,066 |
駅周辺
小倉北区の南西部にある。付近には大学や高等学校が多く存在し朝夕は通勤者や通学者が多い。
- 小倉リハビリテーション病院
- 篠崎八幡宮
- 小倉総合車両センター
- 九州歯科大学
- 九州栄養福祉大学
- 西南女学院大学
- 東筑紫短期大学
- 西南女学院短期大学
- 福岡県立小倉西高等学校
- 慶成高等学校
- 東筑紫学園高等学校・照曜館中学校
- 西南女学院中学校・高等学校
- 北九州市立篠崎中学校
- 北九州市立南小倉中学校
- 北九州市立南小倉小学校
- 山田緑地(旧・山田弾薬庫)
- 紫川ジャンクション - 北九州高速1号線及び4号線
- 篠崎北出入口 - 北九州高速1号線
- 紫川出入口 - 北九州高速4号線
- 国道3号
- 紫川
歴史
元々は1941年(昭和16年)に山田弾薬庫(現・山田緑地)への専用線を敷設した際、その分岐点に設置された信号場がこの駅の前身である[2]。その専用線は現在廃止され、末端部分を除きその跡地のほとんどが道路になっている。
- 1941年(昭和16年)8月20日 - 運輸通信省が南小倉信号場を設置。
- 1943年(昭和19年)10月1日 - 駅に昇格し南小倉駅として旅客取り扱い開始、但し定期券利用の乗降客のみ扱った。
- 1944年(昭和19年)12月1日 - 切符利用の乗降客も利用出来るようになる。
- 1970年(昭和45年)11月1日 - 山田弾薬庫専用線の使用中止。
- 1973年(昭和48年)7月31日 - 山田弾薬庫専用線廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
- 2008年(平成20年)3月17日 - エレベーター設置。
- 2009年(平成21年)3月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
隣の駅
- 九州旅客鉄道
- 日豊本線
- 日田彦山線
- テンプレート:Color快速
- 通過
- テンプレート:Color普通
- 西小倉駅 - 南小倉駅 - 城野駅
- テンプレート:Color快速
その他
- 駅構内にコンビニエンスストア「生活列車」が1992年3月に開店したが、2001年(平成13年)7月に閉店した。
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:日田彦山線- ↑ とうけい北九州 (運輸・通信) JR乗降客人員
- ↑ テンプレート:Cite book