金成町
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テンプレート:Infobox 金成町(かんなりちょう)は、2005年まで宮城県栗原郡にあった町である。キャッチフレーズは、「健康で豊かな生活ができるまち、金成町」。栗原市の一部にあたる。
目次
地理
宮城県の最北部、岩手県との県境に位置する。町の北部が丘陵地、中部、南部が平地となっている。町の南部を西から東に三迫川が流れる。
国道4号が南から北に抜ける。市街地はこの道路沿いに三か所あり、沢辺と金成は南部、有壁は北部にある。沢辺は国道が三迫川を渡る北岸に、金成はそれより北東約2キロの丘とその麓にある。有壁は丘陵中の盆地である。
歴史
縄文時代、古墳時代の埋蔵遺跡が多く発見されている。平安後期には奥州藤原氏の支配下に入った。南北朝時代には、津久毛橋城が南朝の北畠顕信の拠点になった。江戸時代に仙台藩の支配下になり、金成に三迫川流域を支配する代官所が置かれた。また奥州街道の沢辺、金成、有壁宿が置かれた。
沿革
- 明治8年(1889年)10月17日 - 水沢県による村落統合にともない、金成村に畑村を編入。
- 明治22年(1889年)4月1日 - 町村制施行にともない、金成村単独で村制施行。
- 昭和30年(1955年)1月1日 - 沢辺村・津久毛村・萩野村と合併し、金成町が発足。
- 平成17年(2005年)4月1日 - 栗原郡内全町村が合併して栗原市となる。
行政
- 歴代町長
初代 - 佐藤曜三郎(元萩野村長)
教育
- 中学校
- 金成町立金成中学校
- 小学校
- 金成町立金成小学校
- 金成町立沢辺小学校
- 金成町立津久毛小学校
- 金成町立萩野小学校
- 金成町立萩野第二小学校
交通
鉄道
道路
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
祭り
イベント
- 金成町朝市(8月12日)
- 金成町産業まつり(11月)
- 金成町民文化祭(11月)
- ライトファンタジーin金成(12月)