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グローバル・スプリント・チャレンジ(Global Sprint Challenge)とは2005年から施行されている競馬の国際競走シリーズである。オーストラリア、イギリス、日本、香港、シンガポール、アラブ首長国連邦の6か国の競馬団体が参加しており、各団体が主催する国際重賞競走が対象となっている。対象競走はすべて距離1200メートル(6ハロン)以下のスプリント戦である点が特徴。
目次
沿革
- 2005年 - シリーズ創設。オーストラリア、イギリス、日本、香港の4か国で全6競走が施行される。
- 2006年 - 香港スプリントが加わり全7競走となる。
- 2008年 - オーストラリアステークスが対象競走から外れ、新たにジュライカップとパティナックファームクラシックが加わり全8競走となる。
- 2011年
- セントウルステークスが対象競走から外れ、入れ替わりに高松宮記念が加わる。
- シンガポールの参加によりクリスフライヤーインターナショナルスプリントが新たに加わり、5か国で全9競走が対象となる[1]。
- 2012年 - アラブ首長国連邦の参加によりドバイゴールデンシャヒーンが新たに加わり、6か国で全10競走が対象となる[2]。
シリーズ対象競走
2012年以降
競走名 | 格付 | 開催国・地域 | 施行競馬場 | 施行コース | |
---|---|---|---|---|---|
第1戦 | ブラックキャビアライトニング[3] | G1 | テンプレート:Flagicon オーストラリア | フレミントン競馬場 | 芝直線1000m |
第2戦 | 高松宮記念 | GI | テンプレート:Flagicon 日本 | 中京競馬場 | 芝1200m |
第3戦 | ドバイゴールデンシャヒーン | G1 | テンプレート:Flagicon アラブ首長国連邦 | メイダン競馬場 | AW1200m |
第4戦 | クリスフライヤーインターナショナルスプリント | G1 | テンプレート:Flagicon シンガポール | クランジ競馬場 | 芝1200m |
第5戦 | キングズスタンドステークス | G1 | テンプレート:Flagicon イギリス | アスコット競馬場 | 芝直線5f |
第6戦 | ダイヤモンドジュビリーステークス | G1 | テンプレート:Flagicon イギリス | アスコット競馬場 | 芝直線6f |
第7戦 | ジュライカップ | G1 | テンプレート:Flagicon イギリス | ニューマーケット競馬場 | 芝直線6f |
第8戦 | スプリンターズステークス | GI | テンプレート:Flagicon 日本 | 中山競馬場 | 芝1200m |
第9戦 | スプリントクラシック | G1 | テンプレート:Flagicon オーストラリア | フレミントン競馬場 | 芝直線1200m |
第10戦 | 香港スプリント | G1 | テンプレート:Flagicon 香港 | 沙田競馬場 | 芝1200m |
- 100万ドルボーナス[4]の獲得条件が所属地域を含む3か国以上で優勝することに変更される。
2011年まで
競走名 | 格付 | 開催国・地域 | 施行競馬場 | 施行コース | |
---|---|---|---|---|---|
第1戦 | ライトニングステークス | G1 | テンプレート:Flagicon オーストラリア | フレミントン競馬場 | 芝直線1000m |
第2戦 | 高松宮記念 | GI | テンプレート:Flagicon 日本 | 阪神競馬場 | 芝1200m |
第3戦 | クリスフライヤーインターナショナルスプリント | G1 | テンプレート:Flagicon シンガポール | クランジ競馬場 | 芝1200m |
第4戦 | キングズスタンドステークス | G1 | テンプレート:Flagicon イギリス | アスコット競馬場 | 芝直線5f |
第5戦 | ゴールデンジュビリーステークス | G1 | テンプレート:Flagicon イギリス | アスコット競馬場 | 芝直線6f |
第6戦 | ジュライカップ | G1 | テンプレート:Flagicon イギリス | ニューマーケット競馬場 | 芝直線6f |
第7戦 | スプリンターズステークス | GI | テンプレート:Flagicon 日本 | 中山競馬場 | 芝1200m |
第8戦 | パティナックファームクラシック | G1 | テンプレート:Flagicon オーストラリア | フレミントン競馬場 | 芝直線1200m |
第9戦 | 香港スプリント | G1 | テンプレート:Flagicon 香港 | 沙田競馬場 | 芝1200m |
- キングズスタンドステークスは2007年まではG2に格付けされていた。
- 2005年のキングズスタンドステークスとゴールデンジュビリーステークスはアスコット競馬場の改修工事によりヨーク競馬場で開催された。
- 2006年のセントウルステークスは阪神競馬場の改修工事により中京競馬場で開催された。
- 2007年のライトニングステークスはフレミントン競馬場の改修工事によりムーニーヴァレー競馬場で開催された。
- 2011年の高松宮記念は中京競馬場の改修工事により阪神競馬場で開催された。
- スプリントクラシックは2012年までパティナックファームクラシックの名称で開催されていた。
- 2014年のスプリンターズステークスは中山競馬場の改修工事により新潟競馬場で開催される予定。
ポイントシステム・シリーズチャンピオン
- 2010年まで「シリーズチャンピオン」と「ポイントシステム」の制度があったが2011年に廃止された。
- それぞれの競走につき優勝10点、2着5点、3着4点、4着3点、5着2点、6着以下は1点のポイントを付与する。
- このシリーズではホーム・アンド・アウェー方式を採用する。
- 3か国以上の競走に出走し、総合42点以上のポイントを獲得した競走馬の中で最高得点馬をシリーズ優勝とする。よってポイントが規定に満たない場合はシリーズ優勝馬なしというケースもある。
優勝賞品
- シリーズ優勝馬の関係者(馬主・調教師・騎手)に対してトロフィーを贈呈。
- 馬主夫妻にオーストラリアのメルボルンカップ、イギリスのキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス、日本のジャパンカップ、香港のクイーンエリザベス2世カップの観戦旅行を贈呈。
歴代シリーズ優勝馬
施行年 | 優勝馬 | ポイント | 性齢 | ライトニングS | オーストラリアS | キングズスタンドS | GジュビリーS | ジュライC | セントウルS | スプリンターズS | パティナックFC | 香港スプリント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2005年 | テンプレート:Flagiconケープオブグッドホープ | 54Pt | 騸7 | 3着 | 1着 | 4着 | 1着 | 対象外 | 不出走 | 11着 | 対象外 | 対象外 |
2006年 | テンプレート:Flagiconテイクオーバーターゲット | 53Pt | 騸7 | 1着 | 不出走 | 1着 | 3着 | 対象外 | 2着 | 1着 | 対象外 | 不出走 |
2007年 | 該当馬なし | |||||||||||
2008年 | 該当馬なし | |||||||||||
2009年 | 該当馬なし | |||||||||||
2010年 | 該当馬なし |
100万ドルボーナス制度
- 上記のポイント制度による優勝争いとは別に、2010年までは4か国の競走に参戦しており、3か国のGI競走を3勝以上した場合のみ100万USドルが贈呈された。2011年は5つの開催国のうち所属地域をのぞく3か国で優勝すること、2012年からは所属国を含む3か国で優勝することが条件となる[4]。
脚注
外部リンク
テンプレート:グローバル・スプリント・チャレンジ- ↑ 2011年グローバルスプリントチャレンジのお知らせ - JRA公式サイト 2010年12月10日
- ↑ 「2012年グローバルスプリントチャレンジ」の構成レースが決定
- ↑ 2012年までの競走名はライトニングステークス。
- ↑ 4.0 4.1 ボーナス対象馬が複数いた場合は賞金を均等に分割して与えられる。