バーツ
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- バーツ(บาตร)はタイ語の単語で、サンスクリット=パーリ語の「パトラ」ないし「パッタ」に由来するとされる言葉[1]。主に、持ち歩いて仏教の僧侶が在家信者からもらったお布施を一時的にしまうもの。この意味ではバートの語も使われる。貨幣単位の「バーツ」とは語源的に異なる。
- バーツ(บาท)はタイの重さを数える単位で、1バーツ=4サルン=8フアン=100サタン=15.2グラム。主に金を計るときに使われる。
テンプレート:Infobox Currency バーツ(Baht、テンプレート:Llang、記号 ฿、THB、銖[中国語])は、タイ王国の通貨。古く欧米ではティカル(Tical)と言う言葉で呼ばれていた[2]。補助通貨はサタン(สตางค์)。稀に25サタンを1サルン(สลึง)と言うことがある。バーツの発行は、タイ国立銀行が行う。1バーツ=100サタン。
バーツ通貨はタイ王国で流通するほか、自国通貨に対する国民の信頼性が低いと言われるラオス、カンボジア等でも非公式ながら、広く流通している。
紙幣
紙幣は10、20、50、100、500、1,000バーツが発行されている。
全紙幣の表面には現在のタイ国王ラーマ9世プーミポン・アドゥンラヤデートの肖像が印刷されている。裏面のデザインと色は下記の通り。
- 10バーツ(茶色)
- 裏面:騎馬上のラーマ5世(チュラーロンコーン王)
- 20バーツ(緑)
- 50バーツ(青)
- 裏面:ナレースワン
- 100バーツ(赤)
- 500バーツ(紫)
- 1000バーツ(グレー)
- 裏面:ラーマ9世(プーミポンアドゥンラヤデート王がダム視察を行う)
硬貨
硬貨は25サタン、50サタン、1バーツ、2バーツ、5バーツ、10バーツがある。
かつてはアルミニウムで鋳造された1サタン、5サタン、10サタン硬貨もあったが、現在では銀行にて流通するのみである。旧2バーツ硬貨は1バーツ硬貨とサイズ・色とも似ていたが、2012年現在流通している2バーツ硬貨は金色のものに置き換わりつつある。ヨーロッパには、2ユーロ硬貨と材質や重さがよく似た10バーツ硬貨が多く持ち込まれており、自販機荒らしが発生し問題となっている。
為替レート
対ドルレート 対ドル為替レート テンプレート:為替レート
符号位置
記号 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 名称 |
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脚注
テンプレート:タイの通貨 テンプレート:アジアの題材 テンプレート:Currency signs
テンプレート:Thailand-stub