Mの悲劇 (2005年のテレビドラマ)
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テンプレート:基礎情報 テレビ番組 テンプレート:Sidebar with collapsible lists 『Mの悲劇』(えむのひげき、Tragedy of "M")は、2005年1月16日より3月20日まで毎週日曜日21:00 - 21:54に、TBS系列の「日曜劇場」枠で放送されていた日本のテレビドラマ。主演は稲垣吾郎。
ストーリー
どんな物事も慎重に進める安藤衛は、会社ではプロジェクト開発課長を任され、私生活では会社の創業メンバーの娘との婚約を目前に控え、幸福の絶頂にいた。しかし、そんなある日、彼にある恨みを持つ謎の女性・相原美沙が現れる。そして、衛は彼女の復讐によって人生のどん底に突き落とされる。その中で2人を取り巻く人物の内面や過去、人間関係が浮かび上がっていく…。
キャスト
主要人物
- 安藤衛
- 演 - 稲垣吾郎(少年期:染谷将太、幼少期:小室優太)
- 本作の主人公。警備保障会社JTSの企画営業部の社員。幼少時、家に泥棒が入った事から、「安全こそが人生の最重要事」と考えている。職務を忠実にこなし、生真面目で慎重な性格から、順調に出世、重役令嬢・有紀とも婚約と、幸福な日々を送っていたが、自身を恨む美沙によって、数々の悲劇に見舞われる。
- 相原美沙
- 演 - 長谷川京子
- 本作のヒロイン。衛に恨みを持つ謎の女性。25歳。衛が自身と1年前に交わした約束を果たさなかった事が原因で、恋人・亘を失い、以後彼に復讐を目論む。本名:香田美沙。幼少時に火事で両親を失い、以後は養護施設で育った。
- 相原亘
- 演 - 柏原収史
- 美沙の恋人。32歳。かつては、ミュージシャンを目指していたが、衛が約束を果たさなかった為に、悲惨な死を遂げる。
- 島谷有紀
- 演 - 岡本綾
- JTS創業メンバー・隆太郎の一人娘。23歳。明るく清楚で上品な女性。衛とは1年前に父・隆太郎の紹介で、付き合い始め、婚約もしていたが、美沙の罠によって、彼の浮気を疑い始め、決別宣言したが…。実は、以前は晃一と交際していた。
- 下柳晃一
- 演 - 成宮寛貴
- JTS本社ビルの受付警備員。24歳。かつて、有紀と交際していたが、衛に奪われた為に彼を敵対視している。実は、衛が巻き込まれた事件の大きな鍵を担っている。
警備保障会社JTS
- 久保明
- 演 - 佐々木蔵之介
- 衛の同僚で親友。32歳。衛とは、どんな事も打ち明けられる仲で、当初は窮地に追い込まれる彼を心配していたが、後半から本性を露にする。
- 高山真治
- 演 - 井澤健
- 衛の後輩。26歳。当初は優秀な衛にくっついていたが、彼が失墜後は距離を置き始め、明に媚びを売り始める。調子が良く、長い物に巻かれるタイプ。
- 島谷龍太郎
- 演 - 伊武雅刀
- 警備保障会社JTSの創業メンバーで、現在は専務。57歳。優秀な衛に期待を寄せ、娘・瞳との婚約を喜んでいたが、美沙の罠によって衛が裏切ったと思い込み、衛に娘との婚約解消と現場警備職への異動を命じる。しかし、美沙の実情を知ってから、ある行動に出る。
その他
- 中西瞳
- 演 - 吉岡美穂
- 宝石店に勤務している健気な美女。24歳。美沙の親友。街で偶然衛と出会うが、実は美沙の頼みで衛に近づいたものだった。
- 安藤愛子
- 演 - 浅見れいな
- 衛の妹。22歳。兄・衛とは反対に、無鉄砲で気が強い性格だが、母親思いである。
- 大川刑事
- 演 - 佐藤二朗
- 衛を取り調べる刑事。当初は彼の言い分を聞き入れなかったが、次第に何かを感じ取り、彼が被害者である事に気付き始める。
- 薮本
- 演 - 渡辺卓
- 亘を殺したチンピラ。亘を殺害後、刑務所に入れられるが、第7話で仮出所した。
- 尾崎雄介
- 演 - 大西滝次郎
- 美沙の借金を取り立てる男性。美沙の事情に同情している様子も見られ、やがて彼女に関わる秘密を知る。
- 安藤礼子
- 演 - 吉行和子
- 衛と愛子の母親。58歳。病気の為に現在入院していたが、後に回復して退院。子供達に愛情を信頼を寄せる。
スタッフ
- 脚本 - 橋本裕志
- 音楽 - 菅野祐悟
- 演出 - 土井裕泰・石井康晴・山室大輔
- 主題歌 - Sister Q「Night and Day」(東芝EMI)
- プロデューサー - 伊佐野英樹・瀬戸口克陽
- 制作 - TBS(旧TBSエンタテインメント)
放送日程
話数 | 放送日 | サブタイトル | 演出 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|
第1話 | 2005年1月16日 | なぜ僕を狙う、君は誰だ | 土井裕泰 | テンプレート:Color |
第2話 | 2005年1月23日 | もうひとりの婚約者 | テンプレート:Color | |
第3話 | 2005年1月30日 | せつない復讐の理由 | 石井康晴 | 13.0% |
第4話 | 2005年2月テンプレート:06日 | 彼の犯した罪の全貌 | 11.9% | |
第5話 | 2005年2月13日 | 誘拐 | 山室大輔 | 11.4% |
第6話 | 2005年2月20日 | 追いつめられた二人 | 土井裕泰 | 12.0% |
第7話 | 2005年2月27日 | 裏切り者が動き出す | 川嶋龍太郎 | 11.5% |
第8話 | 2005年3月テンプレート:06日 | 驚くべき犯人の素顔 | 石井康晴 | テンプレート:Color |
第9話 | 2005年3月13日 | 迫り来る記憶の狂気 | 山室大輔 | 13.8% |
最終話 | 2005年3月20日 | ぼくは君のそばに | 土井裕泰 | 12.8% |
平均視聴率 12.6%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) |
外部リンク
- Mの悲劇 - TBS(2005年3月31日時点のアーカイブ)
- TBS「日曜劇場 Mの悲劇」