日本アミューズメントマシン工業協会
一般社団法人日本アミューズメントマシン工業協会(いっぱんしゃだんほうじんにほんアミューズメントマシンこうぎょうきょうかい、Japan Amusement Machinery Manufacturers Association)は、日本の業務用遊戯機械などを製造・販売する企業の業界団体。略称はJAMMA。住所は東京都千代田区九段南。2012年5月現在、会長は里見治。
概要
1981年1月任意団体として発足し、1989年6月に社団法人となった。2012年4月には一般社団法人に移行。主な活動内容は、アーケードゲームの規格標準化や自主規制規準の制定、違法コピーの監視、国内外の関係諸団体や官公庁との連携、アミューズメントマシンショー(AMショー)の運営、機関紙の発行などである。
2006年4月より経済産業省の指導で映倫、ビデ倫、ソフ倫、CESA、CEROと共に、映像コンテンツ倫理連絡会議(仮称)で審査基準・表示の一本化を協議することが決定している。
JAMMA規格
オペレーター側の不便の解消および機器の安全な運用のために、JAMMAはアミューズメント機器に対して標準化規格やガイドラインを設けている。
JAMMAとJVS
JAMMAによって制定された規格の代表的なものは、アーケードゲーム基板と筐体などを接続するコネクタである[1]。これは1986年に制定され、以降に発売された基板や筐体はJAMMA規格およびそれを拡張したインターフェースで接続がされるようになっている。「JAMMA接続」と言った場合は通常こちらの規格を指す。下記JVS制定後は「旧JAMMA」や、JAMMA Standardの略で「JS」などとも呼称される。
1997年にはゲーム内容と基板の多様化・多機能化に対応するべく、スイッチ入力の増加、オーディオステレオ出力、通信などに対応した新たな規格が制定された[2]。これは「新JAMMA」や、JAMMA Video Standardの略で「JVS」と呼称されている。
脚注
関連項目
- アーケードゲーム
- エレメカ
- 全日本アミューズメント施設営業者協会連合会(AOU)
- 日本SC遊園協会(NSA)
- 映像コンテンツ倫理連絡会議(仮称)
- 日本アミューズメント産業協会
- ゲームセンター