EM自交無線
EM無線 (いいえむむせん) グループとは、東京都23区・武蔵野市・三鷹市を営業区域とするタクシー会社無線共同体である。これとは別に三多摩地区・千葉県・埼玉県・神奈川県などにもチケット提携会社がある。 1998年に旧:EM無線(旧イースタンモータースを主幹事とした無線協組・イーエム無線協同組合。この当時のEMはEastern-Metroの略)と東京自交無線が合併して「EM自交無線」となったが、2010年までに北港梅田ハイタク事業協同組合所属社以外が全て脱退し、事実上北港梅田グループの自社無線となった。2011年8月、EM自交無線から改称。なお、現在の「EM」は「イースタンモータース」の略である。本拠地は中央区築地。
目次
加盟会社及び営業所
旧:EM無線
- イースタンモータース東京世田谷営業所 (世田谷区千歳台)
- イースタンモータース東京羽田営業所 (大田区本羽田)
合併後に加盟
- イースタンモータース東京浮間営業所 (北区浮間)
- イースタンモータース東京花畑営業所・ケイテイイースタン (足立区花畑)※2012年足立区入谷より移転
- 東京イエローキャブ新木場営業所 (江東区新木場)
- イースタンハイヤー亀有営業所 (足立区中川)
- イースタンハイヤー亀戸営業所 (江東区亀戸)
- 東京イエローキャブ赤羽営業所・イースタンマネージ (北区赤羽南)
- イースタン交通 江東営業所(江東区新木場)
- ABC交通(板橋区大原町)
- 新東京ドライバーズ・平成タクシー(足立区花畑) ※2010年8月加盟
上記全事業者が北港梅田グループに所属する。
チケット提携事業者
三多摩地区
- イースタンモータース(調布市国領町・狛江市和泉本町)
- 三和交通八王子営業所(八王子市元本郷町)
- 三和八州交通(小平市花小金井南町)
- 三和府中交通(府中市立矢崎町)
千葉県
- エミタスタクシーグループ(千葉市・白井市・富里市・習志野市・成田市・船橋市・八千代市・四街道市)
- エムティイースタン(船橋市二和西)
- マツドタクシーイースタン(松戸市紙敷)
- myタクシーグループ(浦安タクシー(浦安市)・勝田台交通(八千代市)・ニュー千都タクシー(千葉市・四街道市)・丸十タクシー(船橋市)・八幡交通(市川市))
- 和光タクシー(千葉市稲毛区園生町)
埼玉県
- 大宮タクシーイースタン(さいたま市北区吉野町)
- 埼玉交通(さいたま市南区鹿手袋・大宮区寿能町・北区吉野町)
- 東界自動車交通(春日部市大沼)
- 三和富士交通(ふじみ野市大井)
神奈川県
- 三和交通本社(横浜市港北区烏山町)
- 平和交通
- カナガワ交通イースタン(横浜市栄区飯島町・都筑区佐江戸町)
- 向ヶ丘交通イースタン (川崎市高津区上作延)
その他の地域
- シンセイタクシー(群馬県高崎市本町)
- 名古屋ハイタク協同組合
- ケイテイ株式会社イースタン(KTタクシー・京都府京都市南区)
- 国際興業グループ(九州・山口)
過去に加盟していた事業者
旧:EM無線
- 京西交通
- 和親交通
- 大東京タクシー(現:大東京自動車)
- ニュー宝タクシー(現:宝自動車交通中野営業所)
- 北多摩宝タクシー(→ニュー宝タクシー三鷹営業所→現:宝自動車交通三鷹営業所)
上記5社は現在東京無線グループ加盟。
- 睦交通
- 三和交通東京営業所
- 恵豊自動車交通 ※2010年7月脱退。これにより、イースタンモータースを除く旧EM無線系事業者全社が脱退。
上記3社は現在日本交通グループ加盟。
- 新東タクシー ※2010年6月脱退
上記1社はチェッカーキャブ加盟、一部車両はチェッカー無線搭載。
- 芙蓉自動車(現:芙蓉第一交通)第一交通産業グループ
上記1社はチェッカーキャブ加盟、自社無線使用。
- 日新交通(現:帝都日新交通)
上記1社は帝都自動車交通グループ加盟(後に完全子会社化)。
- 東興自動車交通(現:国際自動車世田谷株式会社玉川営業所)
上記1社は国際自動車グループに吸収合併。
- イースタンエアポートモータース[1]
北港梅田グループの資本参加時に分離独立し全日空グループ入り。さらに2011年5月には岡山県の両備グループの傘下に入っている[2]。社章は"MOTORS"の部分を"AIRPORT"に変えたものを使用していたが、現在は両備グループCIに変更されている。主業務はグループ内契約輸送だが、羽田空港発着かつ事前予約があった場合に限り一般客の送迎も行っている。自動車電話→携帯電話を全車に装備。創業時からハイヤー業務を主としていたため、EM無線には非加盟だった。
旧:東京自交無線
- 親和交通(現:親切タクシー)
- 都民交通(親和交通の子会社。2010年、親会社に統合され法人格消滅。その後営業権(認可台数枠)を東京ラッキー自動車(国際自動車グループ)へ譲渡、余剰となった車両は東都自動車グループへ放出)
- つばめ交通
- 共栄交通
- 宝タクシー(現:宝自動車交通。当時の事業所所在地は港区六本木・現在の六本木ヒルズゲートタワーの位置)
上記5社は東京無線グループ加盟。親切タクシーは国際自動車グループに移籍。
- 蔦交通
東京無線グループ加盟後、2008年10月に日本交通の子会社となり2009年4月から日本交通グループ加盟。
- 平和橋交通・七福タクシー(現:東京七福タクシー)
- 東京第三交通・隅田交通(現:東京七福交通)
- 新都交通
2協組合併時に脱退、以降は東京七福グループとして無線非搭載・独自営業。
- 七福交通
- 台東タクシー
- 東京合同自動車
- 東武タクシー
- 双美交通
上記5社は2010年6月脱退、全社がチェッカーキャブ加盟。これにより、旧東京自交系事業者全社が脱退。
※東武タクシー
2協組合併時に一度脱退、東部無線グループに再加盟→東京無線に合流・離脱→EM自交再加盟→七福グループの意向により2010年6月よりチェッカーキャブ加盟。
旧東京自交加盟以前は七福グループ車色・無線は東部無線を使用。
チェッカーキャブ車色事業者
- 三ツ矢観光自動車
- ミツワ交通
2010年6月、共同配車体制から離脱。社名表示灯及び無線を順次チェッカーキャブ・チェッカー無線に交換。
※この他、東京協同タクシー(板橋区上板橋)がチェッカーキャブ車色で旧東京自交無線に加盟していたが、2協組合併時に脱退している。
車体色
- イースタンモータース・・・黒色(23区内の営業所のみ。他の地区は白色)
- ABC交通・新東京ドライバーズ・平成タクシー・・・黒色
- 東京イエローキャブ、イースタンマネージ・・・レモンイエロー
東京イエローキャブ、イースタンマネージのハイグレード車は黒塗り。