AIRMAIL from NAGASAKI

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AIRMAIL from NAGASAKI(エアメール・フロム・ナガサキ)は、日本の音楽グループ1985年サンライズ制作のテレビアニメ『蒼き流星SPTレイズナー』主題歌でデビュー。元々は4人で活動していたが、デビュー時3人になった。当時、日本武道館で行われた『アニメフェスティバル』に出演した。

バンド名の「Nagasaki」は彼らの出身地である長崎から、「AIRMAIL」は「長崎は外国だから」とのこと(FM横浜の番組で発言)

1986年にミニアルバム『DOGEN?』発表後、1年足らずほどで解散。

来歴

1980年、長崎県大村市チューリップのコピーバンドを組んでいた野下、土屋に誘われる形で、山田とドラムスが加わり、前身となるバンド・リバプールを結成。福岡で合宿生活を行う中でドラムスと土屋が脱退するも、野下と山田の2人でそのまま活動を継続。 その後、福岡のラジオ局に持ち込んだ楽曲がオンエアされたこともあり、ライブ公演も大幅に動員を増やすなど、人気を獲得していく。[1]

1983年に活動の拠点を東京に移す。一度就職していた土屋も後を追うように上京し、さらに高校時代の友人であるベーシスト・松尾巌も加わり、4人編成で活動。 後にアルバム収録される楽曲「恋のマジカルアイズ」が契機となり、芸能事務所ドン・プロモーションと契約。[2]

松尾の脱退を経て、1985年、キングレコードより「メロスのように」でメジャーデビュー。オリコン初登場62位を記録した。[3]

メンバー

グループ解散後、ラビット(RABBIT)というバンドを結成。TBS深夜番組『平成名物TV いかすバンド天国』に出場、再デビューし1996年まで活動。ラビット解散後は、作曲家として野下十支也名義で藤重政孝らに楽曲提供を行っている。
2009年4月22日、18歳の女性を自分の車に連れ込みわいせつ行為を行ったとして、逮捕されたが、不起訴処分になる。(事件当時、職業については「飲食店スカウト」と報じられた)
その後はギター講師としての活動を開始し、私生活では2010年に一般女性と結婚。結婚披露宴では元RABBITのメンバーらも駆けつけ、一日限りの復活ライブを行った。
2011年2月2日午後7時20分ごろ、宇都宮市内の駐車場に止めた乗用車内で、同市の歯科助手の女性(22)にわいせつな行為をした疑いで逮捕された。
グループ解散後、いくつかの音響効果会社を経て「eNa」を設立。アニメの音響制作・音響効果の仕事に従事。
  • 土屋徹志郎 - キーボード、ギター、コーラス
解散後、芸能界より引退。山田によると現在は帰郷し、寿司店を経営しているとのこと。

ディスコグラフィ

シングル

  • 『メロスのように-LONELY WAY-/5分だけのわがまま』 (日本テレビ系アニメ『蒼き流星SPTレイズナー』主題歌) (1985年)
作詞:秋元康 作曲:中崎英也 編曲:若草恵

ミニアルバム

  • 『DOGEN?』 (1986年)
Side-A
1. イマジネーション・ブルー
作詞:野下俊哉 作曲:野下俊哉 編曲:矢野立美
2. 恋のマジカルアイズ
作詞:野下俊哉 作曲:山田稔 編曲:矢野立美
3. もう一度愛LAND
作詞:岩里祐穂 作曲:土屋徹志郎 編曲:矢野立美
Side-B
1. メロスのように-LONELY WAY-
作詞:秋元康 作曲:中崎英也 編曲:若草恵
2. 5分だけのわがまま
作詞:秋元康 作曲:中崎英也 編曲:若草恵
3. 終りのないピリオド
作詞:野下俊哉 作曲:野下俊哉 編曲:矢野立美
テンプレート:Asboxen:Airmail from Nagasaki
  1. 「DOGEN?」封入ライナーノートより。
  2. 「DOGEN?」封入ライナーノートより。
  3. 「DOGEN?」封入ライナーノートより。