2文字アルファベットシリーズ

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テンプレート:独自研究 2文字アルファベットシリーズ(にもじアルファベットシリーズ)は、1990年4月 - 1999年3月まで、9年間、あかほりさとるねぎしひろしが担当したアニメシリーズの総称。

4作品において、本来の(作品内用語としての)意味とは別の一般的な意味にも取れる2文字のアルファベットがタイトルに組み込まれているのでこう呼ばれている。

主なシリーズ作品

2文字アルファベットの意味

NG
作品内用語としての意味では「Next Generation」(新世代)の略語。主人公が旧世代より戦いを受け継ぐため。
一般的な意味では放送用語である「No Good」(没、使用不可)の略語。主人公は学校内では落ちこぼれ扱いであった。
KO
作品内用語としての意味は「KEY OBJECT」(鍵となるもの)。本編のキーキャラであるユーニを中心に考えている場合にはこの意味であるが、もう一つ、本作の時代背景が獣人世界である事から恐竜時代の一つ『洪世紀』との引っ掛けでもある。
一般的な意味では格闘技用語「Knock Out」(ノックアウト)の略語。
SM
作品内用語としての意味では作名である「Saver Marionette」(守護人形)の略語。
一般的な意味では変態性欲を表すサディズムマゾヒズムSM)の略語。その他、「Synthesize Material」(合成物質)等、多彩な意味合いを持つ。実は本作では『乙女回路』の中枢となる或物質の入手に関する作戦が物語の一部を成している。
VS
作品内用語としての意味は物語後半に主人公の戦いの舞台となるフィールドの名(VSフィールド)。
一般的な意味では「競演」や「対決」を表す英語「Versus」の略語。シリーズ内における他作品の設定を踏襲させたキャラクターが登場したため。

シリーズの関連性

初作の「NG騎士ラムネ&40」と、その続編「VS騎士ラムネ&40炎」は同世界の出来事として描かれている。このため、この2作は「ラムネスシリーズ」とも呼ばれる。しかし、それ以外の各作品間における直接的な関連性は存在していない。

その一方で、「VS騎士ラムネ&40炎」は、獣人とマリオネットのキャラクターを取り入れたことにより2文字アルファベットシリーズの総括作品として仕上がっている。 「VS騎士ラムネ&40炎」のキャラクターデザインは「NG騎士ラムネ&40」キャラクター原案者の『伊東岳彦』でなく、「SMガールズ セイバーマリオネットJ」キャラクター原案者(原作小説挿絵担当者)の『ことぶきつかさ』が担当した。

NG騎士ラムネ&40 KO世紀ビースト三獣士 SMガールズ セイバーマリオネット VS騎士ラムネ&40炎
ヒーロー 馬場ラムネ(2代目勇者ラムネス)
ダ・サイダー(2代目勇者サイダー)
馬場ラムネード(3代目勇者ラムネス)
ダ・サイダー(2代目勇者サイダー)
<b>ヒロイン ミルク
ココア
パフェ
カカオ
<b>獣人 ワン・ダバダ
メイ・マー
バド・ミント
ミト・ナット
スケ・バーン
カク・レンボ
<b>マリオネット ライム
チェリー
ブラッドベリー
ドラム
チェロ
トランペット