001/7親指トム
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テンプレート:基礎情報 テレビ番組 『001/7親指トム』(ゼロゼロななぶんのいちおやゆびトム)(英語表記:TOM of T.H.U.M.B.)[1]はアメリカのビデオクラフト社と日本の東映動画による日米合作のテレビアニメで、日本では1967年4月5日 - 1967年10月4日にNET系でキングコングのアニメーションと同時に放送された。「キングコング・001/7親指トム」は全26話が放送されたが、「001/7親指トム」の方は全24話しかない。これは「キングコング・001/7親指トム」のラスト2回は、「キングコング」の前後編となっているからである。
001/7は映画007シリーズから来ていると見られている。小さなスパイというより名探偵のヒーローという設定である。007映画にあるような対抗する悪の組織としてMAD(またまた悪事同盟)という組織が登場する。
ストーリー
主人公のトムとその助手のジャックが、ちびっ子光線を浴びて小人化してしまった。小人化したことにより普通の人では解決し得ない難事件を解決していく。
サブタイトル
- 全世界ひやひやの巻
- どっこい僕はエサじゃないの巻
- シャンデリア作戦の巻
- 小鳥になってチュンチュンの巻
- あわてず騒がずバッチリとの巻
- 機械仕掛けのおばあちゃんの巻
- 宇宙から来たお客様の巻
- ニューヨーク爆発寸前の巻
- 女スパイにご用心の巻
- ぐうぐう大手柄の巻
- とけて流れて大変だあの巻
- MADテレビ局の巻
- タイムマシンで追跡の巻
- MADなど朝めし前の巻
- 変装はバレどおしの巻
- ハロー!お人形さんドーリーの巻
- 西部の相棒の巻
- ジャックと豆の木作戦の巻
- ふれふれ大騒動の巻
- 怪物になったトムの巻
- ロンドン橋の怪事件の巻
- 太平洋が消えちゃったの巻
- マンモスダムをまもれの巻
- ロボット蜂だそれ踊れの巻
声の出演
日本での主題歌
- 001/7親指トム
- 映像は最後のタイトル表示を除き、日米全て同じ。
- 「キンダーレコード」(日本グラモフォン)から発売されたカバー版はハニーナイツが歌っており、フォー・シンガーズ版よりもテンポが遅く、後年のCDでは収録されていない2・3番や間奏が存在していた。
補足
- 本作と『キングコング』第1篇の間には、カーレースをモチーフにした「つなぎ」が挿入され、また本作終了後と『キングコング』第2篇の間には、キングコングが喜んでいるのを見て、ボビーとスーザンが会話をしている「つなぎ」が挿入された。
- 『キングコング・001/7親指トム』のエンディングは、次の様な構成となっている。
- 「キングコング」イントロ
- 「キングコング」3フレーズ〜4フレーズ
- 「001/7親指トム」4フレーズ〜3フレーズ〜4フレーズ
- 「キングコング」コーダ
- なお画面では、歌に相当するキャラが映される。
脚注
- ↑ トム等が所属する「THE TINY HUMAN UNDERGROUND MILITARY BUREAU」の略称。