高野町 (広島県)

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テンプレート:Infobox 高野町(たかのちょう)は、かつて広島県比婆郡におかれていた

2005年3月31日に庄原市と甲奴郡総領町比婆郡の全5町(口和町西城町高野町東城町比和町)が新設合併して成立した庄原市に移行し廃止した。同時に比婆郡も恵蘇奴可三上各郡の統合で成立して以来106年半に及ぶ歴史に終止符を打った。

地理

  • 河川
    • 猿政山(標高1,267.7m)
    • 大万木山(標高1,218m)
    • 毛無山(島根県境、標高1,062m)
    • 毛無山(下湯川・新市境、標高1,155m)
    • 鉄屋山(標高1,051.6m)
    • 黒石山(標高1,021.7m)
    • 熊山(笠尾山、標高1,018.9m)
    • 大鬼山(標高1,004m)
    • 船山(標高939.7m)
    • 火室山(標高846.7m)
    • 蔀山(標高775.1m)

隣接していた自治体

大字(2005年3月30日当時のデータ)

  • 上里原(あがりはら)
  • 岡大内(おかおおうち)
  • 奥門田(おくもんで)
  • 上湯川(かみゆかわ)
  • 高暮(こうぼ)
  • 下湯川(しもゆかわ)
  • 下門田(しもんで)
  • 新市(しんいち)
  • 中門田(なかもんで)
  • 南(みなみ)
  • 和南原(わなんばら)

沿革

  • 1889年4月1日 - 町村制施行。高野町域には当時恵蘇郡高野山村があるのみであった。
  • 1898年10月1日 - 恵蘇・奴可三上各郡が統合して比婆郡が成立したことに伴い比婆郡高野山村となる。
  • 1902年6月20日 - 地理的事情により高野山村が上高野山村(上湯川・下湯川・新市・南・和南原)と下高野山村(上里原、岡大内、奥門田、高暮、下門田、中門田)に分割される。
  • 1955年1月1日 - 上高野山・下高野山両村が新設合併して高野町が成立する。
  • 2005年3月31日 - 庄原市と甲奴・比婆両郡の全6町が新設合併して成立した庄原市に移行したことに伴い廃止する。同時に比婆郡も106年半の歴史に終止符を打つ。

歴代町長

  • 藤原 公昭

産業

農業が主産業で、特産品としては大根りんごがある。

教育

交通(2005年3月30日当時のデータ)

鉄道

町内には通っていない。利用するとすればJR芸備線備後庄原駅かJR芸備線・三江線三次駅まで出る必要があった。

道路

国道

主要地方道

一般県道

名所・旧跡

備考

高野町は甲奴郡総領町(082488)、比婆郡比和町(082485)とともに本州で最後まで残った市外局番6ケタ地域の一つであった(082486、2004年2月28日変更)。

関連項目