高石邦男
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高石 邦男(たかいし くにお、1930年3月3日 - )は日本の文部官僚。
福岡県生まれ。福岡県立伝習館高等学校を経て、1953年九州大学法学部卒業、同大大学院法学研究科進学。
略歴
- 1953年 - 国家公務員六級職試験(法律)合格
- 1954年 - 文部省入省
- 1960年 - 岐阜県教育委員会教職員課長
- 1967年 - 北九州市教育長
- 1976年 - 文部省大臣官房総務課長
- 1980年 - 同社会教育局長
- 1981年 - 同体育局長
- 1982年 - 同大臣官房長
- 1983年 - 同初等中等教育局長等を経て
- 1986年から1988年まで - 文部省事務次官
- 1990年の第39回衆議院議員総選挙に福岡3区から無所属で出馬したが落選
1989年リクルート事件に関する収賄罪容疑で逮捕。2002年最高裁判所で、懲役2年6月、執行猶予4年、追徴金2270万円が確定。
著書
- 『学校経営の法律常識』明治図書出版 1966
- 『校長の職務と責任 新版』安達健二共著 第一公報社 1980
- 『心と体を育てる自然教室 よみがえる子どもたち』森田勇造共編著 学習研究社 1986
- 『子どものしつけ22章 小学校入学までにこれだけは』加藤陸奥雄共編 教育開発研究所 1986
- 『日本の心と教育の将来 高石邦男対談集』教育開発研究所 1988