高森駅
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高森駅(たかもりえき)は、熊本県阿蘇郡高森町大字高森にある南阿蘇鉄道高森線の駅で、同線の終着駅でもある。
駅構造
単式ホーム1線1面のほかに留置線も持つ地上駅で、列車の停泊もある。
駅周辺
バスのりば
- 高森中央 - 高森駅から約0.3Km、高森町観光交流センター前
歴史
- 1928年(昭和3年)2月12日 - 開業。
- 1971年(昭和46年)- 委託駅化。
- 1986年(昭和61年)4月1日 - 国鉄高森線より南阿蘇鉄道に転換。
- 1987年(昭和62年)4月6日 - 新駅舎使用開始。
隣の駅
- 南阿蘇鉄道
- 高森線
- 見晴台駅 - 高森駅
エピソードなど
- 高森線は国鉄時代、高千穂線(後の高千穂鉄道高千穂線)と結ばれて九州横断鉄道の一部となる予定であったが、高森線開通時には高森~高千穂間の工事予定がまだ決まっておらず、駅は利便性を考えて町の中心部に造られた。九州横断鉄道全通時には、高森トンネル(現在高森町が運営する高森湧水トンネル公園)の入口付近に駅が移転する予定であったが、高森トンネルの出水事故や国鉄再建法成立などにより九州横断鉄道建設は中止となり、駅移転の話も立ち消えとなった(高森~高千穂間の詳細は高千穂鉄道高千穂線「未開業区間」の項を参照)。
- 一時期、近藤真彦が案内テープの声入れをしたことがある。
ギャラリー
- Takamori station 2.jpg
構内
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駅舎内の様子(2012年4月)
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高森湧水トンネルの入口。全通時にはここが新しい高森駅になる予定であった。
- Takamori station 3.jpg
開業当時の様子