高松信用金庫
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高松信用金庫(たかまつしんようきんこ)は香川県高松市に本店を置く信用金庫である。愛称は「高信(たかしん)」。
統一金融機関コードは1830。コーポレートスローガンは「街に笑顔を!!」。
店舗数は高松市を中心に36店舗(2007年11月1日現在)。高松市内の店舗を統廃合した一方、2007年には観音寺市・三豊市に進出した。マスコットキャラクターはブルドッグの「サーブ」。
本店営業部の窓口営業時間は18時までで、閉店まで現金の取扱を行っている。その他の支店も16時まで窓口営業を行っている。これは、ゆうちょ銀行への対抗策と思われる。
高松市に本店を置く金融機関として最初に、法人向けインターネットバンキングを提供を開始した。
金庫概要
- 基本方針:心のふれあい地域とともにいつもあなたにまごころサービス
- 出資金 : 1219百万円
- 預金高 : 3557億円
- 貸出金 : 1848億円
- 単体自己資本比率 : 10.31%
(注)2004年3月現在
基幹システム
- 信金大阪共同事務センターに加盟し、他の信金と共通のシステムを利用している。
ATM
- CDを設置した当初から沖電気工業製を一貫して採用している。
- 2007年6月1日より時間外手数料を無料化している(他金融機関が幹事となる共同ATMは除く。以下同じ)。
- 2008年10月1日には、当信金を含む信金大阪共同事務センターに加盟する四国内の9信用金庫(独自のシステムを採用している高知信用金庫を除く)相互間において、ATM時間外手数料の完全無料化を開始した。
- しんきんATMゼロネットサービスに加入しているため、高知信用金庫並びに他地域のゼロネットサービス加入信用金庫での入出金は、時間外手数料が必要な時間帯を除けば無料である。
- セブン銀行のATMでも入出金できる。手数料は時間帯にかかわらず1取引105円。(残高照会は無料)香川県に本店を置く金融機関では、百十四銀行、香川銀行はセブン銀行と提携していないため利用できず、四国労働金庫、香川県信用組合、JAバンク、などとともに、取引できる金融機関である。
- キャッシュカードが発行されている口座では、通帳のみで出金が可能。
沿革
- 1949年(昭和24年)5月23日 - 市街地信用組合法により「高松相互信用組合」設立
- 1951年(昭和26年)10月 - 信用金庫法施行に伴い高松信用金庫に改組
- 1981年(昭和56年)10月 - 坂出信用金庫と合併
- 2004年(平成16年) 2月 - さぬき信用金庫(本店:丸亀市)と合併、営業区域を香川県全域とする
- 2007年(平成19年) 2月 - 預金着服・流用事件が発生し法令遵守態勢が不十分なため、四国財務局から業務改善命令を受ける
- 2008年(平成20年)10月1日 - 信金大阪共同事務センターに加盟する四国内の9信用金庫において、相互にATM入出金手数料を完全無料化[1]。