高峰サービスエリア
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ファイル:Takamine Service Area IN-OUT 01.jpg
本線から入ろうとする車(上り側)
高峰サービスエリア(たかみねサービスエリア)は、奈良県奈良市の名阪国道上にあるサービスエリアである。
サービスエリアを名乗ってはいるが、一般のパーキングエリア程度の面積・設備である。
特徴
閉鎖された上り線(亀山方面側)は加速車線・減速車線が無く、丁字路の形態をとっているため本線からサービスエリアへの分流、サービスエリアから本線への合流が極めて困難であった。一方下り線(天理方面側)もかつては同様の形状を取っていたが、こちらは加減速車線が新たに設けられ供用に付されている。ただし出口付近が急勾配の下り坂である上に本線の交通量が多いことから、サービスエリアから本線へ戻る際には適切な加速と合流のタイミングを見計らうことが求められる。
道路
施設
上り線(亀山方面)
かつて名阪興産が高峰レストランとして運営していたが、2006年夏ごろに閉鎖された。その後、2007年3月18日に麺屋武蔵系列の麺屋伊織がオープンしたが、2009年2月11日をもって自販機コーナーと共に閉店され[1]、さらに前述した出入口の問題に加え、2000年代に入り天理PA(西名阪道)や道の駅針T・R・Sが開設したことで利用者も減少した。
そして、2009年3月10日に総務省近畿管区行政評価局が国土交通省奈良国道事務所に対し、行政苦情救済推進会議の意見を踏まえ名阪国道高峰サービスエリア(上り)を廃止するようあっせんし[2]、2009年3月31日をもって上り線のサービスエリアは閉鎖された[3] [4]
下り線(天理方面)
隣
脚注
- ↑ 高峰サービスエリア(上り線)麺屋「伊織」及び自販機コーナーの閉店のお知らせ
- ↑ 事故が多い名阪国道にある高峰サービスエリア(上り)の使用を禁止してほしい-行政苦情救済推進会議の意見を踏まえたあっせん-
- ↑ 名阪国道高峰SA(上り線)の閉鎖について
- ↑ 名阪国道高峰SA(上り線)の閉鎖について(PDF)