養老乃瀧
テンプレート:Infobox 養老乃瀧(ようろうのたき)は、日本の外食チェーンストアの1つで、居酒屋業大手。正式社名は養老乃瀧株式会社、東京本社は東京都豊島区西池袋1-10-15-8階 。
概要
1938年に、創始者の木下藤吉郎(矢満田富勝)が長野県松本市にて創業。1951年に、株式会社富士養老の滝として設立し、1956年12月に神奈川県横浜市に養老乃滝第1号店を開店。同時に本社も神奈川県横浜市に移転した。現在の養老乃滝株式会社は、1961年6月に養老商事株式会社として設立された法人。社名は、岐阜県養老郡養老町にある「養老の滝」にちなんでいる(滝にちなむ親孝行の言い伝えから)。
店舗は、直営店舗のほかに、1966年4月から始めたフランチャイズ店舗(グループ内ではファミリーチェーンと呼んでいる)が多い。店では、「養老ビール」というオリジナルブランドのビールを出すが、これはサッポロビールのOEMである。
2008年3月現在、和歌山県、徳島県、香川県、佐賀県、長崎県以外に店舗がある。未出店地域のうち香川県はかつて店舗があったが、県下一円で展開していたフランチャイジーの大丸食品(百貨店の大丸などとは無関係)が、2003年2月に倒産して全店舗が閉鎖。その後、このフランチャイジーが経営していた店舗のうち屋島店のみ、2004年8月に直営店として営業再開したものの、2006年に入って閉鎖されている。
かつては居酒屋の業務の難しい昼間の時間帯を中心に、牛丼の販売を行っており、「養老牛丼」として親しまれた。80年代初頭においては、吉野家と並んで知られた牛丼を出す店であった。価格は当時の吉野家と同じ並盛300円であったにもかかわらず、店によっては注文を受けてから具材を煮込んで作るなど、他のファーストフードチェーンとは若干趣が異なっていた。漫画「キン肉マン」の中で、牛丼が好物の主人公が、養老乃瀧の牛丼の差し入れを受けるシーンなどもある。
展開する店舗
- 「養老乃瀧」
- 手づくり居酒屋「遊」
- 海鮮番屋「魚彦」
- やき鳥専科「一の酉」
- だいにんぐ「楽顔亭」
- 海鮮居酒屋「だんまや水産」
- 串や「二の酉」
関連会社
- 株式会社富士養老の滝 - 美術・工芸品輸入販売、信州ゴールデンキャッスル(SGC)運営
- 株式会社エル・アイ・システムズ - グループの情報ネットワークシステムの開発・運営・メンテナンス
- 株式会社バレーナ - ファミリーレストランチェーン「さんれ~く」
- 有限会社ケイ・アイ・サービス - 損害保険、生命保険代理店、賃貸借物件の仲介
- サブフランチャイザー
- 主なフランチャイジー(加盟会社)
外部リンク
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