飯田圭織・今夜も交信中!

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飯田圭織・今夜も交信中!(いいだかおり・こんや - こうしんちゅう!)は、2001年(平成13年)4月〜2003年(平成15年)3月まで、ニッポン放送キー局として、NRNで全国ネットで放送されていたラジオ番組

パーソナリティーは、モーニング娘。第1期メンバーの飯田圭織

編成上は、『モーニング娘。矢口真里allnightnippon SUPER!』(上記同時期放送、木曜日22:00〜24:00)の1コーナー(内包番組)として、原則23:00〜23:30に放送していた。

概要

  • タイトルの意味は、2つあり、1つは”飯田がよくボーッとすること(空想癖)があり、その格好がまるで「宇宙と交信している」よう”だというモーニング娘。メンバーの評価によるもの。もう1つは”この番組でファンと言葉のキャッチボール(交信)したい”という飯田の気持ちが込められている。番組宛の葉書を「交信記録」と呼んでいた。
  • その「空想癖」や、TBS系列の『うたばん』での「ジョンソン」イメージなどもあり、当初、ニッポン放送内部では、飯田について、大して期待していなかったらしい。だが、予想に反して、番組は大きな反響を呼んだ。それは、飯田が、テレビの前で見せるキャラクターとまったく違う、「人間らしさ」をさらけ出したことが大きい。
  • オープニングテーマ曲は、Plus-Tech Squeeze Boxの「A day in the radio」。
  • コーナーには、リスナーから思い込みや迷信など募集・公開する「迷信高速道路」(BGMは、スティービー・ワンダーの「迷信〔Superstition」)というものなどがあった。

逸話

  • 飯田は、この番組の中で、「アイドル」、「歌手」、「モーニング娘。」、「ハロー!プロジェクト」と4つのカテゴリーの中で苦悩する「自分」を率直に語った。それは、デビュー以来、常に「脇役」として振る舞わなければならなかった、不器用な飯田に与えられた、唯一の表現の場が、この番組であったからに他ならない。
  • 事務所が、飯田と同じ系列であるハーモニープロモーションに所属していたシンガーソングライターより子。(現:より子)は、この番組のファンだった。元々は、より子。の事務所の社長(当時)の和田薫(モーニング娘。初代マネージャー)から薦められて聴き始めたらしい。そのうちに、和田がなぜこの番組を薦めたことが理解でき、また、番組に感銘を受けたという。その後、より子。は、飯田をモデルにした曲「Plume Radio」を作った。
  • 基本的に一人での進行だが、一度だけゲストとしてガチャピンが出演した事がある。番組内で飯田が「友達が『ガチャピンの人は毎回変わっている』と言っているけど自分は違うと思う」と発言したのがきっかけ。
  • また、「allnightnippon SUPER!」の企画で月〜金曜のパーソナリティが番組内でリスナーの家庭教師をする企画では、矢口の代わりにリスナーの家に出向きロケ放送を行った。

関連項目