面取り
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面取り(めんとり、chamfering)とは、工作物の角または隅を斜めに削る加工法の一つである。
概要
面取りは、工業製品(鋼材、木工など)において、角部を削り角面や丸面などの形状に加工する工法である。加工においては、ヤスリや面取り工具が使用される。人が接触した時に発生する可能性のある怪我を防止したり、物との接触による破損を防止することを目的としている。
表記
JIS規格
JIS規格-機械製図において、寸法補助記号の表し方が規定されている[1]。丸み面取りの場合には、記号Rを寸法数値の前に寸法数値と同じ大きさで記入して表し、45°面取りの場合には、記号Cを寸法数値の前に寸法数値と同じ大きさで記入して表す。