陸奥湊駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:駅情報 陸奥湊駅(むつみなとえき)は、青森県八戸市大字湊町字久保にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)八戸線の駅である。
駅構造
ジャスターが業務を受託する業務委託駅で、出札事務室、みどりの窓口(営業時間は平日が6時50分から16時20分まで、休日が9時10分から16時20分まで)、タッチパネル式自動券売機1台、待合所、トイレが設置されている。駅スタンプ利用の際は窓口に申し出るようになっている。なおKIOSKは駅舎内ではなく、駅北口前に立地する。早朝・夜間は駅員が不在となる。本八戸駅の管理下に置かれている。
のりば
1 | テンプレート:Color八戸線(下り) | 鮫・久慈方面 |
---|---|---|
2 | テンプレート:Color八戸線(上り) | 本八戸・八戸方面 |
- JRE Mutsu-MinatoStation-South.jpg
南口(2007年10月)
- Mutsu-Minato station kariokiba.jpg
しばらく残っていたタブレット仮置き場(現在は撤去)
- Isabanokaccya Sekizou.jpg
北口にある「イサバのカッチャ」の石像
利用状況
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 |
2000 | 234 |
2001 | 228 |
2002 | 226 |
2003 | 220 |
2004 | 203 |
2005 | 207 |
2006 | 211 |
2007 | 210 |
2008 | 205 |
2009 | 191 |
2010 | 176 |
2011 | |
2012 | 160 |
2013 | 158 |
駅周辺
駅前には八戸市営魚菜小売市場があり、朝から昼にかけて新鮮な魚介類が販売されている。また、駅北口駅舎前には「イサバのカッチャ」の石像が建っている。10月の第一日曜日には駅前で「イサバのカッチャコンテスト」が開催されている(2012年は11月4日(こちらも第一日曜日)に開催)。
- 八戸市営魚菜小売市場(度々駅前における位置づけとしての再開発計画が持ち上がっては消えている)
- 八戸警察署小中野交番
- 青森銀行本町支店
- 青森県道1号八戸階上線
- 岩手銀行湊支店
- 八戸湊郵便局
- 八戸港
- 青い森信用金庫むつ湊支店(旧・八戸信金店舗)
- みちのく銀行柳町支店
1985年3月までは、新井田川を挟んだ至近距離に湊駅(貨物駅)が存在した。
バス路線
陸奥湊駅前(駅北口側)
- 八戸市営バス
- ワンコインバス・いさば号(舘鼻漁港前発 - 中心街方面行のみ、毎年4月 - 11月までの毎週日曜日の早朝時間帯のみ運行)
- かつて白銀線は中心街方面と鮫方面への路線バスが運行されていたが、湊トンネル経由に変更された。
上中道(駅南口の道路側)
歴史
かつては駅南側にある八戸セメント八戸工場(旧・住友セメント八戸工場)への専用線が分岐しており、当駅は東北地方へのセメントの発送拠点となっていた。
- 1926年(大正15年)7月11日 - 国有鉄道の駅として開業。
- 1928年(昭和3年)6月15日 - 貨物の取扱を開始。磐城セメント(後の住友セメント)の専用線が開通。
- 1971年(昭和46年)10月1日 - 専用線発着を除く貨物の取扱を廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - チッキの取扱を廃止。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 車扱貨物の取扱を全廃。八戸セメント専用線廃止。
- 1987年(昭和61年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本が継承。
- 2005年(平成17年)12月10日 - 八戸線CTC化により運転扱い、陸奥湊駅長・助役廃止。本八戸駅長管理下に置かれる。
- 2006年(平成18年)3月 - 業務委託化。
- 2006年(平成18年)8月31日 - NREみちのく営業の「あじさい亭」閉店。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color八戸線