間部氏

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テンプレート:日本の氏族 間部氏(まなべし)は江戸時代大名家のひとつである。



歴史

江戸時代中期に6代将軍徳川家宣により、側用人間部詮房(当初、宮内といった)が上野国(現群馬県高崎藩5万石の大名にとりたてられたのを始まりとする。

間部家は7代将軍徳川家継の死去により、紀州藩から徳川吉宗が将軍家を継ぐと同時に、越後国村上に転封となり、次の藩主間部詮言の代に越前国西鯖江へ転封。鯖江支配で明治時代を迎えた。

幕政史においては詮房と、老中になった間部詮勝の二人が重要な役割を果たした。

1884年明治17年)、間部詮信間部詮道長男)の時に華族に列せられ、子爵を賜った。

歴代当主

  1. 間部詮房(あきふさ)従四位下越前守
  2. 間部詮言(あきとき)従五位下下総守
  3. 間部詮方(あきみち)従五位下。丹後守
  4. 間部詮央(あきなか)従五位下。主膳正
  5. 間部詮茂(あきとお)従五位下。下総守
  6. 間部詮熙(あきひろ)従五位下。若狭守
  7. 間部詮允(あきざね)従五位下。主膳正
  8. 間部詮勝(あきかつ)従五位下。下総守
  9. 間部詮実(あきざね)従五位下。安房守
  10. 間部詮道(あきみち)正五位下総守

系譜