遠山友清

遠山 友清（とおやま ともきよ、享保20年5月14日（1735年7月4日）- 安永10年1月12日（1781年2月4日））は、美濃苗木藩の第9代藩主。

第7代藩主・遠山友央の長男。正室は丸亀藩主・京極高矩の娘。子は友福（長男）、娘（岡部長教正室）。官位は従五位下、出羽守、のち和泉守。

幼名は左吉。延享2年（1745年）、父の養嗣子で第8代藩主となっていた姉婿の友明の養子となり、宝暦3年（1753年）の友明の死去により跡を継いだ。呉服橋、日比谷などの門番を勤めた。安永2年（1773年）11月に飛騨高山藩で安永騒動が起こると、その鎮圧に貢献している。

安永6年（1777年）11月8日、家督を養嗣子の友随（友明の長男）に譲って隠居し、安永10年（1781年）正月12日に47歳で死去した。

参考文献

• 『美濃苗木 遠山家譜』（写本）、東京大学史料編纂所蔵