進入固定競走
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進入固定競走(しんにゅうこていきょうそう)とは、競艇で1号艇から6号艇までが順番に1コースから6コースまで入ってスタートする競走(レース)のことである。
概要
通常の競走が「待機行動中」にコース取りを行うのに対し、進入固定競走は出走表に記された艇番がそのまま自コースとなる。通常競走か進入固定競走かどうかは、出走表などにあらかじめ明記されている。舟の起こす位置は自由だが、ダッシュの方が伸びるため、全艇ダッシュからの発進がほとんどである。
1996年(平成8年)から全競艇場で特定の開催節を「節間オール進入固定競走」にする試みが行なわれた。
記念(SG及びG1戦)では、戸田41周年記念(1997年 戸田グランプリ)が全レース進入固定戦として行われた。
進入固定競走は「一般競走の待機行動中のコース取りが良くわからない」といった声に対する解決策として考えられた。あらかじめ出場選手のコースを規定しておく事により、わかりづらさを解消して舟券を当てやすくし新規客をリピーターにするのが狙いであった。
現状
現在ではボートレース浜名湖の第9レース、ボートレース蒲郡の第7レース、ボートレース津の第9レース、ボートレース丸亀の第8レース、ボートレース児島の第9レース、ボートレース宮島の第4レース、ボートレース徳山の第1レース、ボートレース下関の第3レース(進入固定があるときとないときがある)、ボートレース若松の第5レース、ボートレース芦屋の第4レース、ボートレース唐津の第7レース、ボートレース大村の第5レースにおいて進入固定競走が組まれるのみとなった。
なお、ボートレース江戸川におけるレースのほとんどは枠なり進入で行われているが、進入固定ではない。