西唐津駅
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西唐津駅(にしからつえき)は、佐賀県唐津市二タ子二丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)唐津線の駅である。同線の終着駅となっている。
筑肥線の東側区間(姪浜 - 唐津間)を運行する列車のうち、半数以上の列車が当駅まで乗り入れる。また、朝夕には筑肥線の西側区間(山本 - 伊万里間)の列車も乗り入れる。
歴史
- 1898年(明治31年)12月1日 - 唐津興業鉄道(後の唐津鉄道)の妙見駅(みょうけんえき)として開業する。
- 1902年(明治35年)2月23日 - 唐津鉄道が九州鉄道に合併される。
- 1905年(明治38年)10月11日 - 西唐津駅(にしからつえき)に改称する。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道が国有化される。
- 1982年(昭和57年)
- 1983年(昭和58年)3月22日 - 唐津線の一部電化に伴い駅構内を電化する。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により 九州旅客鉄道に承継される。
- 2010年(平成22年)3月13日 - ICカード乗車券「SUGOCA」の、当駅における供用を開始する。
駅構造
単式ホーム1面1線を持つ地上駅であるが、構内は広く側線が多数ある。これらの側線は唐津鉄道事業部唐津運輸センターとなっており、特に筑肥線で運用する電車が多数留置されている。なお、唐津線は唐津駅から当駅までの1駅間のみ電化されている。
当駅には唐津線や筑肥線の西側区間を扱うCTCセンターが併設されており、列車運行管理や駅構内での車両入換えなどの運行管理業務についてはJR九州の社員が行っている。
利用状況
2011年度の1日平均乗車人員は474人である[1]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2000年 | 409 |
2001年 | 421 |
2002年 | 393 |
2003年 | 384 |
2004年 | 379 |
2005年 | 360 |
2006年 | 373 |
2007年 | 431 |
2008年 | 498 |
2009年 | 500 |
2010年 | 493 |
2011年 | 474 |
駅周辺
路線バス
駅前の国道上に昭和バスの「西唐津駅前」バス停が設置されており、唐津市中心部(大手口・市民グラウンド前)方面と、呼子町・玄海町方面のバスが発着する。
隣の駅
- 九州旅客鉄道
- 唐津線・筑肥線
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- 唐津駅 - 西唐津駅
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脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 呼子線 : 当駅より呼子方面への延伸が企図され着工したが、未成線に終わる。
- 妙見駅 : 当駅と同様、かつてこの呼称であった駅の一覧(曖昧さ回避のためのページ)。
外部リンク
テンプレート:唐津線 (貨物支線)- ↑ 佐賀県統計年鑑