蘆名 盛久(あしな もりひさ、生年不詳 - 1444年(文安元年))は、室町時代中期の武将。蘆名氏の第10代当主。第9代当主・蘆名盛政の子。通称は蘆名五郎。もしくは蘆名三郎右衛門。官位は刑部大輔、修理大夫、下総守など。
1434年6月、父・盛政から家督を譲られて当主となる(父は同年に死去)。当主在任中の詳しい経緯はほとんどわかっていないが、永享の乱の際に篠川御所足利満直に従った際の当主は盛久と推定されている。子がいなかったため、弟の蘆名盛信を後継者として指名し、1444年に死去した。
1432年(永享4年)年に、のちに会津藩の別邸となる御薬園の元となる別荘を建築したと伝わる。
参考文献
テンプレート:蘆名氏歴代当主