華蔵寺公園

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華蔵寺公園(けぞうじこうえん)は、群馬県伊勢崎市華蔵寺町・堤西町にまたがる公園。公園名にもなっている華蔵寺と、公園、遊園地、各種運動施設(野球場体育館陸上競技場、競泳場、市民プール)からなる。本項目では園内の華蔵寺公園遊園地についても述べる。

1893年明治26年)着工、1911年(明治44年)完成。当初は伊勢崎公園としてスタートし、現在に至る。伊勢崎市によって運営管理がなされている。

つつじの名所として有名で、開花時期には遊園地の営業時間を延長することもある。

また、公園内を群馬県道103号深津伊勢崎線が貫通している。

主な施設

華蔵寺

天台宗寺院。詳しくは丘林山浄土院華蔵寺と称する。寺伝によれば872年貞観14年)、円珍(智証大師)により建立されたという。前庭にある樹齢約400年の「華蔵寺のキンモクセイ」は1937年に国の天然記念物に指定されているが、台風の被害により指定時の姿ではなくなっている。

公園

華蔵寺公園遊園地

華蔵寺公園遊園地は入場料は無料で、各遊具ごとに利用料を払うシステムになっている。その利用料は安いものは50円、高いものでも350円と全国的にも非常に安い部類に入る[1]。毎年4月には「花まつり」が開かれ、遊園地も21時まで延長営業する。また、いせさき花火大会(毎年8月下旬)の際にも営業時間延長が行われる。

遊園地営業案内

  • 開園時間
    • 3月-11月は9:00-17:00
    • 12月-2月は9:30-16:30
    • ただし、花まつり期間(2006年は4月1 - 9日)および特別夜間営業日は21:00まで、行楽シーズンに18:00ないし19:00まで延長営業する。その他イベントなどで延長営業する場合もある。
  • 休園日
    • 4、5、8月を除き毎週火曜日(ただし祝日の場合は営業)
    • 12月29日-1月1日
  • 料金
    • 入園無料
    • のりもの券1枚70円で、遊戯物により1~5枚を使用。お客様感謝デーや群馬県民の日など、遊戯物1~2機種が無料で利用できる日がある。
    • 50円硬貨で利用できる小型遊具もある。

アトラクション(遊戯物)

  • 大観覧車「ひまわり」
    同遊園地のシンボルで、市内のほぼ全域から見ることができる。
    全高70m、一周約12分。北関東最大の観覧車である。
  • ジェットコースター「コズミック・エキスプレス」
    1990年に華蔵寺沼上に新設された、日本初の水上ジェットコースター。最高速度75km。
  • メリーゴーラウンド
  • 急流すべり
    ジェットコースターのすぐ横。落下と共に水しぶきがあがり、それを防ぐシートがある。
  • スカイファイター
    同遊園地の人気アトラクション、ただ飛行機が回るだけではなく前方の飛行機を撃ち落すことができる(撃ち落とすといっても、下に下がるだけで上がってこられないというわけではない)。
    2006年11月26日、旧アトラクション「エアーファイター」老朽化のため営業終了。
    2007年1月20日より、新アトラクション「スカイファイター」が登場、ルールは以前のエアーファイターと同じ。

過去のアトラクション

  • フライングカーペット、時計回り、時計逆周りを繰り返す絶叫型アトラクション。2003年ごろ老朽化のため廃止。
  • 弁慶号、園内に敷かれた線路の上を走る蒸気機関車形アトラクション、現在豆機関車に譲り引退。
以下名称、廃止年不明
  • ボート型アトラクション、丸い池がありその上をボートがぐるぐる回るアトラクション。
  • ゴーカート

運動施設

それぞれ、各種大会に利用される。

交通

  • JR両毛線東武伊勢崎線伊勢崎駅から徒歩20分。また、伊勢崎市コミュニティバスあおぞら「1番赤堀シャトル便」で約6分(平日6.5往復、土休日4.5往復、無料)華蔵寺公園東バス停下車。または「6番伊勢崎駅北巡回バス」で14分(平日9便、土休日8便、無料)華蔵寺公園南下車。
  • 自動車では、北関東自動車道伊勢崎インターチェンジから前橋方面へ10分。もしくは波志江スマートインターから5分

その他

  • 2006年に10億円以上の税金をかけ、巨大観覧車を北関東自動車道伊勢崎インター近くに設置しようと計画が持ち上がったが、住民の反対運動に遭い中止となった。
  • 遊園地内には、東北や九州を走っていた蒸気機関車C61 20号機が静態保存で展示していた。
    東日本旅客鉄道(JR東日本)が3億円をかけ、2011年3月に動態復元、同6月4日より営業運転を開始した機関車で、そのために2010年1月12日から復元工事が開始、19日に搬出作業が行われ、20日深夜に遊園地から大宮総合車両センターへの移送が行われ、これをもって遊園地より撤去された[2][3]テンプレート:Seealso
  • 以後、展示跡地にはC61 20を除いたレールやその周りのものが残るのみとなっていたが、2014年1月21日にJR東日本よりクハ183-1529の無償譲渡を受け、市は車両を使った無料休憩所の整備を予定している。[4]

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部サイト

テンプレート:日本の遊園地
  1. 華蔵寺公園遊園地利用案内
  2. 復活へ向け出発進行 asahi.com 2010年1月19日付 - 2010年10月6日閲覧。
  3. テンプレート:PDFlink(JR東日本 プレスリリース)(2010年1月14日閲覧)。
  4. テンプレート:Cite news