菅英輝
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菅 英輝(かん ひでき、1942年12月25日 - )は、日本の政治学者。専門は、アメリカ外交史。九州大学名誉教授。
熊本県生まれ。オレゴン大学政治学部卒業後、ポートランド州立大学およびコネチカット大学大学院で学ぶ。北九州大学(現北九州市立大学)外国語学部助手・講師・助教授・教授、九州大学大学院比較社会文化研究院教授を経て、現在、西南女学院大学人文学部教授。博士(法学、一橋大学)。
著書
単著
共著
- (秋元英一)『アメリカ20世紀史』(東京大学出版会、2003年)
- (杉田米行・熊谷俊樹・片桐庸夫・楠綾子・村井良太)『アジア太平洋戦争の意義――日米関係の基盤はいかにして成り立ったか』(三和書籍, 2005年)
編著
- 『朝鮮半島――危機から平和構築へ』(社会評論社, 2004年)
- 『アメリカの戦争と世界秩序』(法政大学出版局, 2008年)
- 『冷戦史の再検討――変容する秩序と冷戦の終焉』(法政大学出版局, 2010年)
- 『東アジアの歴史摩擦と和解可能性――冷戦後の国際秩序と歴史認識をめぐる諸問題』(凱風社、2011年)