英知出版
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テンプレート:Infobox 英知出版(えいちしゅっぱん、EICHI PUBLISHING INC.)とは過去に存在した日本の出版社。
会社概要
主に男性向け雑誌、特にグラビア雑誌を発行していた。1980年代末には、べっぴん、デラべっぴん、ビデオボーイの3誌合計で毎月100万部を発行していた[1]。
2005年に男性向け雑誌の発行部門を株式会社ジーオーティーに営業譲渡、一般誌や女性向け雑誌の大半の発行部門をインフォレストに譲渡し、以後は趣味・実用系の雑誌・書籍を発行していた。
親会社であるティーケーパートナーズの経営破綻により、2007年3月30日に事業を停止し、同年4月19日に東京地方裁判所に自己破産の申し立てを行った。
沿革
- 1973年:ホーチキ商事株式会社出版部としてホーチキ出版を設立。
- 1977年:分離独立し、株式会社英知出版と改称。
- 1982年:本社を神田より新宿区西新宿に移転、英知出版株式会社に商号を変更。
- 1983年:本社を新宿区西新宿より新宿区新宿1丁目に移転。
- 1986年:本社を新宿区新宿1丁目より新宿区愛住町に移転。
- 1995年:本社を新宿区愛住町より新宿区神楽坂に移転。
- 2001年:ゼィープラス株式会社(現・セブンシーズホールディングス株式会社)が全株式を取得。
- 2002年:プライムメディア株式会社が全株式を取得。
- 2004年:有限会社ティーケーパートナーズが全株式を取得。株式は同社子会社のスタジオ英知株式会社が保有。
- 2005年:本社を新宿区神楽坂より渋谷区神宮前に移転、男性向け雑誌発行部門を株式会社ジーオーティーに営業譲渡。
- 2007年
主に発行されていた雑誌
下記記載には、旧・英知出版、新・英知出版、インフォレスト:セブンシーズHDの三社の刊行誌が混在している。
一般誌・女性誌
- 411(フォー・ダブワン)
- CHOPPER MAGAZINE
- COSMODE - 2007年7月からはインフォレストから発行された[3]。
- 韓国TV映画ファンBOOK
- HONEY girl
男性誌
※発行・ジーオーティー、発売・英知出版
- Beppin School - 1990年夏頃にBeppinの増刊号(Beppin9月号の増刊号)として『High school』として創刊。1992年春に1992年5月号より月刊誌として独立。2008年7月発売の2008年8月号をもって休刊。
- Bejean
- Suppin EVOLUTION
- 実話大報
- ビデオボーイ
- Beppin
- 大べっぴん
- デラべっぴん
- すっぴん - 誌名のロゴは、「っ」の表記が異なる「すッぴん」とされていた時期が長い。
- BOYES
- Dr.ピカソ
- MEGA-SHOT
- PHOTOSHOT
- 大海賊
- トラウママンガマガジン
過去のグループ会社
その他
- 2007年2月に出版されたムック『驚愕の外人犯罪裏ファイル ― 外人犯罪白書2007』が、人種差別を助長しているとして国内外の人権活動家から非難の声があがり、一部の店舗で販売を中止する動きが出た。英知出版の代表は「外国人犯罪に関する議論を深めたかった」としている。
- 2007年1月に、私立大学の英知大学(えいちだいがく、兵庫県尼崎市)が大学名を「聖トマス大学」に変更すると発表した。読みから「エッチ大」と揶揄されるのに加えて、当出版社の存在も理由だった。改称は2007年5月27日に実施された[4]。