芦ノ牧温泉
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テンプレート:日本の温泉地 芦ノ牧温泉(あしのまきおんせん)は、福島県会津若松市(旧国陸奥国、明治以降は岩代国)にある温泉。
「会津芦ノ牧温泉」と呼ばれることも多い。
アクセス
泉質
- 塩化物泉
- 単純温泉
など。源泉温度60℃
温泉街
阿賀川を見下ろす高台、国道118号が阿賀川を横断する辺りに温泉街が広がる。
旅館は14軒存在する。共同浴場などはなく、日帰り入浴は旅館の日帰り受付を利用することになる。
温泉街の中心部には足湯が存在する。また、子宝に恵まれるとされることから、金精様を祀った金精神社があり、その前にも足湯が存在する。
温泉街周辺の自然を楽しめる散策路も整備されている。
歴史
開湯は1200年前とされる。開湯伝説によれば、行基による発見とされる。異説として、弘法大師による発見説もある。
温泉名の由来は、後に蘆名氏の牧場がこの近くに作られたことに由来する説と、温泉街を流れる大川が渦を巻いていたことに由来する説がある。
江戸時代になっても近隣の人が利用するのみの温泉であったが、明治35年に温泉地に道路が開通したことにより温泉地としての発展を見せていった。