能登島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Infobox テンプレート:Mapplot 能登島(のとじま)は、石川県七尾市の七尾湾を塞ぐ形で浮かぶ島。面積46.78km²。周囲長71.9km。
一島で一町(能登島町)だったが、2004年10月1日合併により七尾市の一部になった。能登半島国定公園に含まれる。
地理
島によって隔てられた島の三方の海を、それぞれ七尾北湾、七尾西湾、七尾南湾と称する。大口瀬戸によって穴水町と、三ヶ口瀬戸、屏風瀬戸及び小口瀬戸によって七尾市の半島本土側と対する。
能登島大橋が屏風瀬戸に、中能登農道橋が三ヶ口瀬戸に架かる。また、小口瀬戸の対岸には観音崎がある。
沿革
- 1980年 - 島内に初めての交通信号機が設置された。
- 1982年 - 対岸の和倉温泉地区とを結ぶ能登島大橋が開通し、フェリーが廃止された。
- 1999年 - 対岸の中島町(現・七尾市)とを結ぶ中能登農道橋(ツインブリッジのと)が開通した。
- 2004年 - 七尾市、田鶴浜町、中島町、能登島町の合併により、全島が七尾市になった。
- 2007年 - 能登半島地震発生。能登島大橋は、3月27日24時から4月2日6時まで、損傷修復工事のため全面通行止めとなった。中能登農道橋(ツインブリッジのと)は、3月27日24時から総重量5t未満のみ通行可となり4月27日17時から全面通行可能となった。