総合関関戦
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総合関関戦(そうごうかんかんせん、英語表記:All Kan-Kwan Games)は、関西大学と関西学院大学とのスポーツ対戦のこと。両校とも頭文字が「関」のため早慶戦(慶早戦)・同立戦(立同戦)のように「どちらが先か」という争いは起きないが、実際は1年おきに主催校が変わるため関大主催年は上記、関学主催年は"All Kwan-Kan Games"と表記され、区別されている。
概要
1978年(昭和53年)、関西大学と関西学院大学の両校が同じ日程、同じ場所で対決するという形式で始まった伝統の一戦。対戦種目は、野球、テニス、バレーボール、ホッケー、古武道、なぎなた、射撃、合気道、漕艇、相撲、ラグビー、アメリカンフットボールなど極めて多岐にわたり、勝利数の多かった大学がその年の総合優勝校となるというのが特徴である。
1978年(昭和53年)から2012年(平成24年)までの対戦成績は、18勝16敗で関西学院大学がリードしている。
なお、2007年(平成19年)の第30回大会は、関西学院大学で麻疹が流行したことにより中止となった。
両校の併設高等学校である、関西大学第一高等学校、関西学院高等部の間でも同じく関関戦が行われている。さらに2004年(平成16年)年度からは、同じく併設中学校の関西大学第一中学校、関西学院中学部でも行われるようになった。