紀伊神谷駅
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テンプレート:駅情報 紀伊神谷駅(きいかみやえき)は、和歌山県伊都郡高野町にある、南海電気鉄道高野線の駅。
駅構造
有人駅。島式ホーム1面2線の地上駅で列車交換が可能。ホーム有効長は2扉車4両。山間の険しい地形のところにあるため、ホームが大きくカーブしていることが特徴である。
駅舎は下り線(極楽橋方面の線路)側にあり、ホームとは構内踏切で結ばれている。のりば番号は設定されていない。
自動券売機が設置されておらず、乗車券は窓口で購入する。自動改札機はあるが、PiTaPa・ICOCAには対応していないため、常駐の係員に申し出る必要がある。また、その係員が何らかの事情で席を外している間は、備え付けのインターホンを用い、インターホン越しに対応する管理駅員の指示に従う必要がある。
(駅舎側) | テンプレート:Color高野線(下り) | 高野山方面 |
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(反対側) | テンプレート:Color高野線(上り) | 橋本・なんば方面 |
利用状況
2012年度の調査結果では、1日あたりの平均乗降客数は13人。この数字は南海の駅全体の100駅中100位で最も少ない。高野線の駅(難波駅 - 岸里玉出駅間含む)としては42駅中42位である。
駅周辺
東の丘を越えた先に古来宿場町だった集落があるが、当駅から離れており、駅周辺にはほぼ何も無く自動販売機も設置されていない。このため秘境駅とも言われている。
歴史
- 1928年(昭和3年)6月18日 - 高野山電気鉄道の山側の終着駅である神谷駅として開業。
- 1929年(昭和4年)2月21日 - 当駅 - 極楽橋間の開業に伴い、終点駅から中間駅となる。
- 1930年(昭和5年)3月1日 - 紀伊神谷駅に改称。
- 1947年(昭和22年)3月15日 - 社名変更により、南海電気鉄道の駅となる。
- 2000年(平成12年)10月 - 駅業務を子会社の南海ビルサービスに委託。
隣の駅
- 南海電気鉄道
- テンプレート:Color高野線
- テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color各駅停車