紀伊宮原駅
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テンプレート:駅情報 紀伊宮原駅(きいみやはらえき)は、和歌山県有田市宮原町滝川原にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)の駅。
駅構造
単式2面2線のホームを有する地上駅。かつては単式・島式の複合型2面3線のホームを有する中間待避線構造の駅であったが、中線にあたる2番のりばは2007年までに場内・出発信号機の使用が停止されたのち、ホーム全体にフェンスが設置されて閉鎖となり、線路、架線も取り外され現在2面2線となっている。駅舎は元々単式であった単式の1番のりば側にあり、3番のりばへは跨線橋で連絡している。また古くからの木造駅舎が残る。
御坊駅が管理し、ジェイアール西日本メンテックが駅業務を受託する業務委託駅。POS端末が設置されている。
ホーム | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | テンプレート:Colorきのくに線 | 和歌山・天王寺方面 |
3 | テンプレート:Colorきのくに線 | 御坊・新宮方面 |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
駅周辺
- 得生寺
- 有田市立宮原小学校
- 有田市立文成中学校
- 宮原郵便局
- 山口王子跡
- 伏原の墓 - この地で行き倒れになった巡礼者たちの墓。
- 熊野古道ふれあい広場
- 宮原ノ渡場跡
- くまの古道歴史民族資料館
- 糸我王子跡
- 国道480号
- 国道42号
- 熊野古道
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。[1]
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1998 | 818 |
1999 | 775 |
2000 | 748 |
2001 | 739 |
2002 | 695 |
2003 | 684 |
2004 | 683 |
2005 | 643 |
2006 | 611 |
2007 | 579 |
2008 | 555 |
2009 | 522 |
2010 | 528 |
2011 | 530 |
2012 | 538 |
歴史
この駅は1925年(大正14年)12月、国鉄紀勢西線の箕島駅から当駅まで開通に伴って開業した。開業当初は終着駅であったが翌年藤並駅までの延伸が成り、途中駅となった。
その後昭和34年、三木里駅 - 新鹿駅間の開通を以って現在の紀勢本線が全通、亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となったのを受け国鉄紀勢本線の駅となり、さらに国鉄分割民営化に伴って西日本旅客鉄道に承継され、現在に至っている。
- 1925年(大正14年)12月11日 - 国鉄紀勢西線の駅として開業。
- 1926年(大正15年)8月8日 - 紀勢西線が当駅から藤並駅まで延伸。途中駅となる。
- 1959年(昭和34年)7月15日 - 紀勢西線が紀勢本線の一部となり、当駅もその所属となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い西日本旅客鉄道に承継。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Colorきのくに線(紀勢本線)
- テンプレート:Color快速
- 通過
- テンプレート:Color普通(阪和線内で快速または直通快速となる列車を含む)
- テンプレート:Color快速
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ 『和歌山県統計年鑑』及び『和歌山県公共交通機関等資料集』