紀ノ川駅
テンプレート:駅情報 紀ノ川駅(きのかわえき)は、和歌山県和歌山市にある、南海電気鉄道の駅。駅番号はNK44。
利用可能な鉄道路線
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地上駅。
駅舎は1番ホームの難波駅寄りに面しており、2つのホームは跨線橋で結ばれている。南海本線と加太線は、ホームの難波駅寄りで平面分岐している。トイレは設置されている。
1 | テンプレート:Color南海線(下り) テンプレート:Color加太線(上り) |
和歌山市行き |
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2 | テンプレート:Color南海線(上り) | 関西空港・なんば方面 |
テンプレート:Color加太線(下り) | 加太方面 |
南海本線と加太線は進行方向毎にホームを共有している。 テンプレート:駅配線図
利用状況
2012年度の調査結果では、1日あたりの平均乗降客数は2,471人[1]。この数字は南海の駅全体では100駅中65位、南海本線の駅(今宮戎駅・萩ノ茶屋駅は除外)としては41駅中39位、加太線の駅(和歌山市駅は除外)としては8駅中最多。
1日あたり平均乗降客数の変遷は以下のとおり[2]。
- 1980年度 5,945人
- 1985年度 4,952人
- 1990年度 4,791人
- 1995年度 4,191人
- 2000年度 3,478人
- 2001年度 3,304人
- 2002年度 3,199人
- 2003年度 2,857人
- 2004年度 2,639人
- 2005年度 2,557人
- 2006年度 2,480人
駅周辺
周囲は住宅が多い。
- 和歌山県立和歌山北高等学校 駅東方
- 和歌山市立河北コミュニティセンター 徒歩3分
- 紀ノ川駅前郵便局
- 紀陽銀行紀の川支店
- テレビ和歌山
- 紀の川タクシー
- 南海紀の川自動車学校
バス
最寄り停留所は、紀ノ川駅前となる。以下の路線が乗り入れ、和歌山バスにより運行されている。
歴史
- 1898年(明治31年)10月22日 - 南海鉄道の尾崎駅 - 和歌山北口駅間延伸時に、当駅の前身たる和歌山北口駅が開業。
- 1903年(明治36年)3月21日 - 紀ノ川橋梁開通により南海鉄道が和歌山市駅まで延伸。同時に和歌山北口駅が廃止され、代わって現在の紀ノ川駅が開業(事実上の移設。別駅として扱われることもある)。
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)10月1日 - 紀ノ川駅 - 東松江駅間(当時松江線)開業。
- 1947年(昭和22年)6月1日 - 路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
- 1950年(昭和25年)7月25日 - 松江線の旅客営業が開始され、加太線の列車が乗り入れるようになる。
鉄道唱歌
鉄道唱歌第5集(関西・参宮・南海篇)(1900年(明治33年)作詞)55番の歌詞にて、南海本線の和歌山側ターミナルとして和歌山北口駅が登場する。 テンプレート:Indent
備考
加太線の下り列車(和歌山市行き)の案内では「普通車(区間急行)なんば行きご利用のお客様は、お乗り換え下さい」と放送される。南海加太線#運行形態の項でも触れている通り、日中は基本的に当駅での双方間同志(南海線からの和歌山市行きと加太線加太行き、加太線からの和歌山市行きと普通車なんば行き)の列車接続が考慮されている。
当駅に特急・急行は停車しないため、みさき公園駅以北から特急・急行を利用し、隣の和歌山市駅で途中下車しないで南海本線と加太線(東松江以西)とを相互に乗り継ぐ場合に限り、当駅 - 和歌山市駅間の重複乗車が認められている。
日中の当駅 - 和歌山市駅間は本線普通車に加え、加太線列車も輻輳するため、上下線とも毎時4本(両者とも2本ずつ)設定されているが、逆に日中の当駅以北は両者(上下線)とも毎時2本ずつしか当駅停車列車が設定されていない。
隣の駅
- 南海電気鉄道
- テンプレート:Color南海本線
- テンプレート:Color特急サザン・テンプレート:Color急行
- 通過
- テンプレート:Color区間急行・テンプレート:Color普通
- 和歌山大学前駅(ふじと台) (NK43)- 紀ノ川駅 (NK44) - 和歌山市駅 (NK45)
- テンプレート:Color特急サザン・テンプレート:Color急行
- テンプレート:Color加太線
関連項目
脚注
- 元の位置に戻る ↑ 南海電気鉄道HP、駅施設等サービス対策の現状より
- 元の位置に戻る ↑ テンプレート:PDFlink