米粒状土製品(こめつぶじょう どせいひん)、擬似米(ぎじまい)は、遺跡で出土することが知られていて、五穀豊穣や子孫繁栄を願うために、米の代用品として使われたと推測されてきた土粒。
奈良県桜井市教育委員会が、1999年、カタハラ1号墳を発掘した。米に似た硬い土粒が横穴式石室の床面の腐葉土から大量に出土した。これらは 3-8mm の3類の大きさに分類できた。2005年になって、2回脱皮して成長するコガネムシ科の幼虫の糞であると判明した[1]。
脚注
- ↑ 古墳石室から出土の謎の土粒、実はカブトムシのフン