福原駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
福原駅(ふくはらえき)は、茨城県笠間市福原にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)水戸線の駅である。
歴史
1923年(大正12年)12月に完成した駅舎が使われていたが、老朽化により建て替えが決まり、近くの出雲大社常陸分社をモチーフにした木造平屋建て39.7平方メートルの建屋が2012年(平成24年)に着工され[1]、2013年3月6日より供用が開始された[2]。
年表
- 1890年(明治23年)12月1日 - 水戸鉄道の駅として開業。
- 1892年(明治25年)3月1日 - 譲渡により日本鉄道の駅となる。
- 1906年(明治39年)11月1日 - 買収により国有化される。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定により、水戸線の駅となる。
- 1923年(大正12年)12月 - 現行駅舎竣工[1]。
- 1970年(昭和45年)2月20日 - 貨物営業廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
- 2009年(平成21年)3月14日 - 発車メロディ導入。
- 2013年(平成25年)3月6日 - 新駅舎の供用開始[2]。
駅構造
出雲大社常陸分社をモチーフにした木造平屋建て39.7平方メートルの駅舎が2013年(平成25年)3月6日から使用されている[2]。単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。
POS端末の設備を持つ簡易委託駅(窓口営業時間7:00 - 17:00)。簡易Suica改札機が設置されている。
のりば
1 | テンプレート:Color水戸線(下り) | 友部・水戸方面 |
---|---|---|
2・3 | テンプレート:Color水戸線(上り) | 下館・小山方面 |
- 3番線を使用する列車は17時35分発の上り小山行のみ。
利用状況
2012年度の1日平均乗車人員は168人であった。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均乗車人員 |
2001 | 261 |
2002 | 239 |
2003 | 229 |
2004 | 212 |
2005 | 198 |
2006 | 195 |
2007 | 174 |
2008 | 176 |
2009 | 181 |
2010 | 173 |
2011 | 169 |
2012 | 168 |
駅周辺
バス路線
- 国道50号線沿いの「福原駅」バス停から発車する。
乗場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
桃山 | 茨城交通 | 土休日運休 | |||
総合学校前・稲田駅入口・荒町 | 笠間駅 | 茨城交通 | 土休日運休 |
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color水戸線