福井県道・京都府道1号小浜綾部線
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福井県道・京都府道1号小浜綾部線(ふくいけんどう・きょうとふどう1ごう おばまあやべせん)は、福井県小浜市から京都府綾部市に至る主要地方道である。
目次
概要
福井県嶺南地方西部にある小浜市の市街地から大飯郡おおい町を経由して京都府北東部の中丹地方にある綾部市南東部の山家地区へ至る路線である。現行の道路法に基づく主要地方道として全国で初めて指定された路線のうちの1つである。
路線データ
京都府資料[1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。
- 起点 : 福井県小浜市(小浜鹿島=福井県道14号小浜停車場線・福井県道15号小浜港線・福井県道235号加斗袖崎鹿島線終点)
- 終点 : 京都府綾部市(山家交差点=国道27号交点、京都府道482号山家停車場線終点)
- 路線延長 : 44.5591 km(実延長)
- 福井県管理延長 : 16.744 km
- 京都府管理延長 : 27.8151 km[2]
歴史
本路線は、旧道路法(大正8年法律第58号)によって京都府道山家本郷線および福井県道山家本郷線として認定されていた路線を継承したものである。道路法(昭和27年法律第180号)第56条の規定に基づき、主要な都道府県道として1954年に指定された[3]。この際に起終点を逆にし、起点側を小浜市まで延伸している。
なお、旧路線名の山家は昭和の大合併によって綾部市の一部となった山家村を指し、本郷は同様の事由で大飯町に、さらに平成の大合併によっておおい町役場の所在地となった本郷村を指す。
年表
- 1954年(昭和29年)1月20日
- 1954年(昭和29年)12月3日
- 福井県が小浜綾部線として県道認定[4]。
- 1955年(昭和30年)10月18日
- 京都府が小浜綾部線として府道認定[5]。
- 2006年(平成18年)3月3日
- おおい町の合併成立に伴い、福井県が重要な経過地を大飯町からおおい町に変更[6]。
路線状況
府県界になっているテンプレート:要出典範囲、福井県側は急カーブも存在するが、京都府側は直線的で走りやすいテンプレート:Sfn。また、京都府舞鶴市を経由する国道27号について、同路線とはおおい町と綾部市でそれぞれ接続しており、主に舞鶴市の東舞鶴・西舞鶴両市街地で発生する渋滞を避けて本路線を抜け道としての利用も可能であるテンプレート:Sfn。
重複区間
- 国道27号 : 福井県小浜市伏原(後瀬山東交差点) - 同県大飯郡おおい町本郷(本郷交差点)
- 京都府道51号舞鶴和知線 : 京都府綾部市睦寄町 - 同市五津合町
地理
重要伝統的建造物群保存地区の1つである小浜西組の一角[7]を出発し、すぐに国道27号と接して西隣のおおい町まで重複区間となる。おおい町本郷交差点で再び単独区間となり、南西へ綾部市に向けて佐分利川に沿う。逆峠を越えると京都府に入り、上林川にほぼ沿うようにして終点の山家交差点に至る。
通過する自治体
かつては小浜市、大飯町、綾部市の順に通過していた。2006年3月3日に施行された大飯町の合併に伴い、現在は以下のとおりとなっている。
交差する道路
- 福井県小浜市
- 福井県道14号小浜停車場線・福井県道235号加斗袖崎鹿島線(小浜鹿島起点)
- 国道27号(小浜市・後瀬山東交差点 - (重複) - おおい町・本郷交差点)
- 福井県道222号中井青井線(青井交差点)
- 福井県道235号加斗袖崎鹿島線(東勢 - (重複) - 西勢)
- 福井県道235号加斗袖崎鹿島線(加斗)
- 福井県道148号加斗停車場線(岡津)
- 福井県大飯郡おおい町
- 若狭西部広域農道(本郷)
- 福井県道223号岡田深谷線(岡田)
- 福井県道16号坂本高浜線(佐分利大橋交差点)
- 京都府綾部市
- 京都府道487号老富舞鶴線(老富町)
- 京都府道771号名田庄綾部線(故屋岡町)
- 京都府道51号舞鶴和知線(睦寄町 - (重複) - 五津合町)
- 京都府道481号上杉和知線(十倉名畑町)
- 中丹広域農道(旭町交差点)
- 国道27号・京都府道482号山家停車場線(山家交差点終点)
主な峠
沿線
脚注
参考文献
- 『道路現況表』福井県土木部道路保全課、2009年。
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関連項目
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「moc.kokuji.1954-16
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