神奈川県立鶴嶺高等学校
神奈川県立鶴嶺高等学校(かながわけんりつ つるみねこうとうがっこう)は、神奈川県茅ヶ崎市円蔵にある同県立の高等学校。通称は鶴嶺高校、地元では鶴高と呼ばれている。茅ヶ崎市、寒川町、藤沢市から通う生徒が多い。
概要
自由な校風で、国際交流と英語に力を入れている進学校。海外帰国生徒特別募集も実施おり、また、盛大な体育祭と文化祭を毎年実施する数少ない学校のうちの一つ。
海外の学校との交流もあり、2006年7月12日にフランスの大学生が交流に訪れた。また、姉妹校のチャタムグラマースクール(英:chatham grammar school)とは、2006年から、チャタムの生徒から短期留学生を受け入れるだけでなく、2007年3月からは鶴嶺から短期留学生として生徒を派遣しはじめる。2007年3月は生徒20名、教員2名を7泊9日イギリス研修旅行の団員として派遣。
沿革
- 1975年(昭和50年) - 開校。
- 2007年(平成19年) - かながわ部活ドリームプラン21の切磋琢磨らいばるプロジェクトのモデル校として、県教育委員会より指定を受ける[1]。
- 2011年(平成23年) - 県教育委員会より、かながわ部活ドリームプラン21 version2の「自己を磨く」の項目で指定を受ける[2]。
教育方針
教養豊かにして国際感覚に富み、心身ともに健康で意思強く、常に相手の立場を尊重して行動できる人間の育成
学校行事
- 体育祭
- 球技大会
- 鶴嶺祭(かくれいさい。文化祭である)
- マラソン大会
- 合唱祭
体育祭の最後では、生徒のほとんどが浴衣を着て盆踊りやフォークダンスで盛り上がる。そのときに踊られるサザンオールスターズの「TSUNAMI」は恋人同士やカップルで踊ることで有名。
部活動
神奈川県教育委員会が部活動への参加促進と競技力の向上を目的に進めている「かながわ部活ドリームプラン21」の一環としてすすめる「学校の特色となる運動部活動」の実践県立校9校の一つに選出された[3][1]。さらに、2011年度からは、「かながわ部活ドリームプラン21 version2」にも指定された[2]。 メインとして強化する部活動は、2007年6月に26年ぶりとなる関東大会出場を決めた女子バレーボール部。 また女子ソフトテニス部は県内トップクラス。男子ソフトテニス部も毎年県大会に出場。過去に全国大会でインターハイ初出場初優勝などの結果を残している。
交通
- 生徒は主に自転車、徒歩で通学する。
- JR相模線北茅ヶ崎駅 徒歩約10分。
- 神奈川中央交通バス:JR東海道線茅ヶ崎駅北口みずほ銀行前バス乗り場2番より「鶴が台団地」行き乗車、所要時間約7分 「ニュータウン入り口」下車、徒歩2分
主な出身者
- Ohyama"BMW"Wataru(PE'Z) - ミュージシャン。30周年記念のときにはライブをしたり、鶴高の応援歌を作ったりした。
- 甘糟りり子 - コラムニスト、作家。
- 服部信明 - 現茅ヶ崎市長。現役時代は合唱部に所属し、活躍した。
- 福山芳樹 - ミュージシャン。柔道部に所属していた。
- 高橋洋二 - 放送作家。
- 竹内明 - TBSテレビの報道局記者・ニュースキャスター、ノンフィクション作家。
- 関口涼子 - 詩人。
- 松岡里枝 - ファッションモデル、ブロガー。
- 星野剛士 - 代議士。
その他
『代打教師 秋葉、真剣です!』の撮影で使用された。それ以外でもテレビ、映画で撮影に利用されることがある。 『春高バレー開幕直前高校バレー密着214日汗と涙の絆』(フジテレビ系列 2011年1月)