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石井家(いわいけ)は桓武平氏高棟王流の堂上家である。東福門院(徳川和子)付きの女官で西洞院時慶(従二位・参議)(1552年〜1640年)の娘行子の養子となった石井行豊(従二位・権中納言)(1653年〜1713年)を祖とする。行子の宮中での呼び名(石井局)にちなんで石井を家名とした。
石井家設立が上のように複雑な経緯をたどったのは、初代・行豊は正二位・権中納言・平松時量(1627年〜1704年)を実父とするが、養子先である石井局の勤務を後水尾上皇及び東福門院が労うという形で行豊に新家の創設を認めたためである。
家格は半家、極官は正二位・権中納言である。
江戸時代の家禄は130石。明治時代以降は子爵。
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