真鍋譲治
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テンプレート:存命人物の出典明記 テンプレート:Infobox 漫画家 テンプレート:Sidebar with collapsible lists 真鍋 譲治(まなべ じょうじ、12月18日[1] - )は、日本の漫画家。香川県出身[2]。代表作に『銀河戦国群雄伝ライ』[3]および『アウトランダーズ』がある。アニメーターの真鍋譲治とは同姓同名の別人。
同人サークル「スタジオかつ丼」を主宰し、同人活動では男性向けの二次創作物や雑誌連載時に未完のまま終わってしまった漫画作品の続編を発行している[3]。
略歴・人物
大阪にあるデザイン専門学校に在学していた頃、白泉社に作品を持ち込んだことがきっかけで漫画雑誌『月刊コミコミ』での連載を始める[2]。1984年、『空白海域V-2』でデビューテンプレート:要出典。1989年からは同人活動も開始させるテンプレート:要出典。初期はSF漫画を描いていたが、成年漫画と同人誌で活動するほか、専門学校で漫画家プロ養成科担当特別講師も務めている[2]。
爆発を描くことが好きで、アニメを視聴する際も爆発シーンを真っ先にチェックするほどテンプレート:要出典。
2011年3月11日には、東京都内のマンションの8階に構えていた仕事場で東北地方太平洋沖地震に被災した。本人の怪我は無かったが、フィギュアやプラモデルのコレクションの入ったガラスケースや本棚が転倒し、多大な破損を被った。これらの被害を合わせると、1000万円を超えるだろうと語っている。また、当日は遅れていた原稿を進めるために起きて作業していたが、普段のように寝ていたら倒れてきたもので怪我していただろうと語っている[4]。
作品リスト
一般作品
- アウトランダーズ(月刊コミコミ、白泉社) - ビクター音楽産業によりOVA、FCゲーム化。
- ドーラ(月刊ウィングス、新書館) - 本シリーズの隻眼の女主人公カダフィは、他作品にもスピンオフ登場している(『ライ』の正宗、『カプリコン』のバーラムなど)。
- キャラバン・キッド(週刊少年サンデー増刊号、小学館)
- カプリコン(月刊ウィングス、新書館) - 大陸書房によりOVA化。
- ドラクゥーン 竜姫兵 (富士見書房・角川書店) - 単行本描き下ろし。第3巻で中断。後年、描き下ろしにより完結した。
- ソーサリアン 天の神々達(コミックコンプ、角川書店)
- ジャンク・パーティ(角川書店) - 週刊少年サンデー増刊号連載作品だったが、登場人物の肌の色が黒人差別に抵触するとの批判を浴びて打ち切り。
- 銀河戦国群雄伝ライ(コミックコンプ・電撃コミックガオ、メディアワークス・主婦の友社) - バンダイによりテレビアニメ化、エンジェルによりSFCゲーム化された真鍋の代表作。
- 銀河戦国群雄伝ライ 異聞 - 上記『ライ』の成人向け二次創作の続編を、一般商業作品として刊行した作品。
- 怒濤! ジャムカの大冒険(月刊ウィングス、新書館)
- ビバ☆うさぎ小僧(コミックNORA、学習研究社)
- 中華一番(コミックNORA、学習研究社) - 雑誌廃刊により打ち切り。
- 護星童子ラン(少年王、光文社)
- パワフルチャイナ(少年キャプテン、徳間書店) - 雑誌廃刊により打ち切り。
- くろぼね(電撃コミックガオ、メディアワークス) - ある国をモデルにした敗戦国『ガルマ国』の興亡を一種の「戦国乱世」風に描き、ある人物をモデルにした主人公を描写した問題作。明確な理由を発表されないまま連載は打ち切られたが、同人で続編が刊行された。なお、往年の東映動画風の「動物化」手法が用いられており、登場「人物」はすべて人間化した犬。
- ワイルドキングダム(エンターブレイン) - 雑誌廃刊により打ち切り(後に単行本で加筆完結)。
- 暴君ティラノさん(コミックドラゴン、角川書店) - 初の原作作品(作画はみよね椎)。
- 重機甲乙女 豆だけど(週刊漫画TIMES、芳文社) - 舞台設定および政治設定はルネサンス期のイタリア(但し、時のローマ教皇等の要人も含めて登場人物は全て架空の人物であり、国際関係における軍事紛争や外交政策も創作)、社会風俗は20世紀初頭のイタリア、軍事描写は第二次世界大戦前後のイタリアおよびオスマン帝国(但し、両勢力共に架空の兵器を保有・運用)というミリタリー作品。
成人向け作品
- お肉でCHU(Namaikiッ!、竹書房) - 初のアダルト誌での連載作。真鍋自身は獣人物にしたかったが、編集部がネコ耳の類を許可しなかったとのこと。
- お吟―美少女的淫魔獣人伝(宙出版) - 成人向けオリジナル同人作品を商業単行本化した短編集。
- 幕の内でらっくす(Namaikiッ!、竹書房)
- てぇいる・ちぇいさー(富士美出版)
- 恋するウシチチ(富士美出版) - 初版発売時、作品の要修正部分が無修正のまま出版されたとして回収騒動が発生。2009年1月26日には真鍋自身が出版元である辰巳出版へ殴り込みに出かける事態まで発展すると同時に、「連載中断」・「辰巳とはもう仕事をしない、関わりたくもない」・「原稿を引き上げさえしない」ことを決定したことが、作者ブログにて明かされた[5]。なお、単行本未収録分の原稿は、2010年に同人誌として出版された。
- リン×ママ(Namaikiッ!、竹書房) - 構成に工夫がある作品で、当初は漫画の基本『起承転結』を各1巻で表現し、全4巻で完結予定であった。しかし、2010年1月27日に刊行された「転」にあたる第3巻のあとがきで、「好評につきもう1巻追加」と発表され、全5巻で完結した。
- 彼女で満室(いっぱい)(週刊漫画TIMES、芳文社) - 初の週刊誌連載(後に隔週連載に変更)。
- くいこみをなおしてるヒマはないっ!(Namaikiッ!、竹書房)
- 日々これ好日(週刊漫画TIMES、芳文社)
- 毒妻クラブ(Namaikiッ!、竹書房)
脚注
外部リンク
- St.katsudon Web Page
- かつ丼日記(公式ブログ)
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