相浦駅
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相浦駅(あいのうらえき)は、長崎県佐世保市相浦町にある松浦鉄道西九州線の駅。
駅構造
- 島式1面2線ホームを持つ無人駅。盛土上にあり、留置線を有する。ただし午後から夕方にかけての20分サイクルダイヤの間は列車交換がない。
- JR時代までは木造駅舎を有する有人駅だったが、松浦鉄道転換後は無人化された。
- 現在は駅舎も撤去され、ホーム上に待合所があるのみ。
- 石炭輸送が盛況の頃は貨物駅を併設していた。上相浦側で分岐し、相浦港へ直進していた。貨物線と旅客線にはさまれた三角地帯がヤードであった。現在、貨物駅跡は住宅用に造成されており、貨物駅だった面影はまったくない。
利用状況
1日平均乗降人員は148人である(2006年度)
駅周辺
- 相浦港 - 佐世保市の高島・黒島へのフェリー、平戸市の津吉港への高速船が発着している
- 佐世保市中央卸売市場(佐世保魚市場株式会社)
- 佐世保製氷冷蔵工場
- 横浜冷凍株式会社 佐世保冷凍工場
- 親和銀行相浦支店
- 佐世保相浦郵便局
- 愛宕山
歴史
- 1920年(大正9年)3月27日 - 佐世保軽便鉄道(後の佐世保鉄道)によって開業。
- 1936年(昭和11年)10月1日 - 国有化により国鉄松浦線の駅となる。
- 1978年(昭和53年)6月15日 - 貨物営業を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、九州旅客鉄道松浦線の駅となる。
- 1988年(昭和63年)4月1日 - 第三セクター松浦鉄道への転換により、松浦鉄道西九州線の駅となる。同時に無人化。